マダム・イン・ニューヨークのレビュー・感想・評価
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夫と娘が謝らなかったのが不満
インド映画です。歌って踊るは少なかったかな。楽しめました。
インドで英語が喋れへんとあんなにあからさまにバカにされるの?シャシのお家は割とお金持ちっぽいから余計なんかなぁ。娘が酷すぎる。夫もむかつくけど、娘が酷い。
シャシのラストのスピーチは、よかった。つか、シャシ人間ができてますね。
わたしならば、わたしの家族はわたしをバカにするけど、そうはならならように!とかいいそう。あの夫と娘を愛そうとは思えない。
フランス人の彼、失恋おつです。アムールの国の人は積極的ね!ディビット先生の振られた翌日だけ服が決まってなかったの、ないす演出です。英会話学校のみんな、楽しい人だった。エヴァが女装のおじさんにみえてしゃーなかったけど、ちがうんよね、ごめんね。
お腹ちらちらが恥ずかしいけど(たるんでるから)それを克服できたらわたしも毎日サリーでもいいかも。布フェチだから。
シャシを演じてた女優さん、すごくきれいでした。50歳には見えません!
満員で立ち見もでてたですよ。奥様がやはりおおかったね。
最後のスピーチは最高!!
作品自体は、とても良かった。インドにおける男尊女卑の習慣も垣間見えた。
英会話スクールにはじめて行く途中のハプニング…最高。大変リアルに描いているなぁと笑ってしまった。インドの映画らしく作品の合間に、変な踊りが挿入されていましたが、そんなに違和感はなかった。しかし、この世間では、英語が話せることが一番だという印象を受けた場面があった点は、違和感というか。一寸不快に感じた。そして、やっぱり、最後のスピーチ合格するとは思ってはいたが、泣かずにはいられなかった。
幸せの見つけかた
英語が苦手なばかりに子供からも軽くみられる主婦が、女性らしいしなやかな発想の転換で、家族内での尊厳を取り戻す物語。主役シャシを務めるシュリデビがとても愛らしく美しい。純朴な、内助の功一筋に生きてきた主婦の、まるで少女のようなとまどいをよく表現していて、彼女への共感から物語の中に一気に入っていける。
言葉が通じないことの不安と、それへの無理解は、海外へ出かけたことのある日本人なら誰でも経験することだろう。その状況を楽しめるか、苦しむまま終わるのかで、異文化体験のもららす結果は様々。親戚の結婚式のためニューヨークに行くことになったシャシも初めての経験に、行きの機内から苦しんでいる。たまたま隣の席に座った男性客から「迷わず決然と」ボタンを押すように忠告されるが、その意味をまだこの時点で彼女は理解していない。
現地の親戚たちも英語が中心。居場所の見つけれらない彼女は秘かに英語学校へ通う決心をする。決心をした彼女は電話に出た案内係に、ゆっくりと話してくれと要求するのだった。ここにはもうサンドイッチの注文ができずにとまどう姿はない。学校で何かを学ぶ以前に、「迷わず決然と」前へ進み始めたことで、人生が変わる期待感が画面にいっぱい広がってくる。
そして、恋をされた相手とお互いの感情の深い部分について話さなければならない時、彼らは自分の母国語で会話をする。ここで彼らは気付くのだ。変化を欲しているときでも、自分のスタイルは守ったほうがいいときもあると。互いの母国語の意味は通じないが、彼らはお互いの感情の状態を理解することはできた。英語ならば表面的な言葉の紡ぎ方に終わり、達することはできなかったであろうレベルで。
結婚式でのスピーチのシークエンス。シャシは家族を非難したりすることなく、自分の価値を認めさせることに成功する。この母親の思いを聞いた娘が泣いているシーンに至って、涙を堪えることはできなくなった。
「自分にエールを」を与えてくれる作品
公開初日に鑑賞に向かった『マダムインニューヨーク』その口コミから想像通り満席。
『わたしがどんなに頑張っても、誰も喜ばない。』『男が料理するとアートだけど、女が料理しても義務なのよ』や『妻はラドゥ(インドのお菓子)を作るために生まれた』という旦那からの心無い発言、そう心の中で涙する専業主婦さんは世界でまだ多いのだろうかと美しいインドの至宝女優「シュリデヴィ」に感情移入し、「頑張って!!」と応援してしまう映画。
ましてや実際にこういう日々のフラストレーションに思いつくままのエクスキューズでその消化不良を解消し、生きている女性はきっとこの映画にのめり込み、共感し、ラストシーンはきっと涙が止まらない「自分にエールを」を与えてくれる作品でしょう。たくさんの名言も。
終演後、少なくはない大拍手がそれを物語り、そんな女性の方々にはお薦めできる映画です。
自分を否定しないで
清々しい!あまりに清々しい!!
家族愛を描いています。楽しく、少し切ない。
英語の出来ないインド人の女性が、姪の結婚式を手伝うために一人でニューヨークに来るという騒動を描く物語。
女性の年齢を言うのは失礼ですが、主演のシュリデビィの年齢は50歳。全然、そんな年齢には見えないですね!30歳位かと思ったので、ビックリです。年齢不詳の女優ということで、日本で言うと、永作博美さんと言う感じでしょうか?(重ね重ね失礼!)15年のブランクが有ったということなので、それなりの年齢であるとは思ったのですが、全然そんな感じはしませんでした。
シャシの夫のサティシュが、鼻につきますね(笑)。今の日本で、あんな事を言ったら大変なことになりそうですが、インドでは、まだまだ普通なのでしょうか?愛していないということは無いのだと思いますが、何か、嫌な感じでした。
嫌な感じと言えば、娘のサブナ。彼女は、英語で教育を受けており、英語はお手のものですが、母に対する態度がねぇ・・・。嫌な感じです。自分も振り返ってみて、そんな事が無い様にと思いました。
さて、ボリウッド映画といえば、音楽と踊り。この作品でももちろん、音楽と踊りがありました。でも、控えめ?実は、インド映画を見るのは初めてなので、『普通の』ボリウッド作品の程度がわからないんですよねぇ。この作品の程度なら、普通に音楽が入り、普通に踊るシーンが有ったというように感じました。
134分と比較的長い作品ですが、その長さを感じませんでした。面白いです。ラストは、あのラストが正しいですね。
元気になれます。ハッピーにもなれます。
姪の結婚式でニューヨークにだんなと娘と息子で行くことになったシーシャ。母親の役回りだけしか認められず、いくら家族を想っても、英会話もできないくせにと見下される始末。だったらこっそり英会話教室に通ってしゃべれるようになってやろうじゃないの、と一念発起。
英会話スクールの級友たちとの友情もいい流れです。ふたりの子供もだんなもなんだかんだ言って母親を認めるいい展開。
インド映画にお決まりの歌と踊りも丁度良い絡み具合。
シーシャをあたたかく見守る脇の人達との絡みがなんかすごく幸せな気持ちにさせてくれます。まあ、ベタなメンバーなんですけどね。
途中、インターバルなんて画面があったからホントはもっとだらだら長い作品なのかな…。
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