劇場公開日 2015年12月25日

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完全なるチェックメイトのレビュー・感想・評価

全59件中、41~59件目を表示

4.0完全なる奇行。

2016年1月14日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

米ソ冷戦時代にチェスの世界選手権でソ連の王者に歴史的な勝利を挙げ、
アメリカの英雄となった天才チェスプレイヤーB・フィッシャーを描く。
その後文献を探していたら今作後の彼の人生がこれまた波乱万丈なのだ。
日本が大きく絡んだ彼の人生の後半も面白いので機会があったら是非に。
しかしこの人、名前くらいは存じ上げていたがかなりの変人。というか、
天才ゆえに社会に適合できないトラウマを抱え、さらにそれを冷戦下の
試合にて母国に利用されてしまったという不運の人でもある。彼の生い
立ちからゆっくりと彼を見つめるカメラは、その異常ともとれる行動が
どこからきたかを説明しトビーの憎めない面から共感を引き出している。
それにしてもすごく怖くて面白い。チェスのルールなどまるで知らない
私ですら見入ってしまうほどの頭脳戦。盤上での戦争が繰り広げられる。
対するソ連のチャンピオン、スパスキーもカッコいい(リーヴが巧いし)
手に汗握るゲームがボビーの奇行で妨げられ、続行し、また中止、続行、
何なの?これは。と思うほど波乱に富むので、未体験サスペンス感あり。

(トビーは好青年よりこういう役が似合うと思ったのは私だけでしょうか)

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ハチコ

3.5チェスがわからなくてもわかる!

2016年1月11日
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鑑賞方法:映画館

天才と狂気は連動するものなのか、そういった気配が伝わる映画。冷戦を舞台にしているが、戦っている両者と我々観客には全く無意味になっていて、フィッシャーとスパスキーの対決だけでなく楽しめるようになっているのは素晴らしい。ここまでくるとチェスで無くても他の題材でもできるレベル。夜に無理して観に来てよかった。ワタクシはまだまだ戦ってないなぁと実感させられました(笑)

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ワイナオ@フロワク@映画おじさんの風呂が沸くまで

4.0賛否はわかれるでしょうが

2016年1月10日
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鑑賞方法:映画館

個人的には面白かったです。
疲れているときにみるとちょっときついかもしれませんが。

ここで批判的なコメントをしている内容に「主人公に感情移入できない」ってのが多いけど、映画のよしあしって主人公に感情移入できるか否かではないと思うんだけど???

もちろんそういうものもあるけど、主人公ではなく他の登場人物のありようがおもしろくてGoodなものもあるし、どの登場人物にも感情移入なく第三者的客観的にみて面白いものもある。

そもそもこの主人公が一般的にみて共感できる人間でないのは当たり前。変人で知られ数奇な人生を送った方だったのですから。
一度ボビー・フィッシャーがどんな人物だったのかを調べてごらんになっては?

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pon

3.5輝ける瞬間

2016年1月9日
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鑑賞方法:映画館

囚われたように一つの世界に没頭出来る天才には、他になにも必要ないのだろう!
第一ゲームの神経質な対応は、相手を揺さぶる手だったのだろうか?どんな世界でも、その道を極めることができたものにしか見えないものがあるのだろう

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まさ

1.0駄目だろうなと思っていたら本当に駄目だった

2016年1月8日
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鑑賞方法:映画館

何て言うか小物感溢れる大物なんだよな。リスペクトできる要素が少なくて、相手側のほうが好感が持ててしまう。試合の後の経歴も酷いもんで...。がっかりな人の人生を見せてくれた映画。
役者陣、編集などは良かった。すごいのはチェスしかないんだからもう少し盤面の解説があっても良かったかもしれない。

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とむ

1.52度見ようとは思わない

2016年1月6日
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主人公は天才ゆえに心を病みながらも盤に向かうわけだが、完全に心を病んだ天才に全く感情移入ができない。
主人公の妄想から湧き出てくる敵は実際には存在せず、存在しない敵に立ち向かう主人公をどうやって応援していいのか心のやり場に困る。
旧ソ連との冷戦時代にアメリカ全土の期待を背負い1人の天才がチェス盤の上で激しい戦争を繰り広げた歴史に焦点を当てた点では楽しめたが、1度見れば十分。

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M7421

3.5これも

2016年1月6日
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鑑賞方法:映画館

昨年のイミテーション・ゲーム同様に奇人である天才の世界との一瞬の蜜月を描いた作品。
ただ、あまりにも感情移入出来ない主人公だし、その世界との蜜月も第6戦勝利の瞬間だけとより厳しいモノになってますね…
ソ連側のボリスもやっぱりおかしくなってるんだ、てのはちょっと笑ったけど。

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ぱんちょ

3.5息詰まる神経戦

2016年1月4日
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鑑賞方法:映画館

今年最初の映画でした。最高のレベルは、テクニックでは無く精神の強さですかね!

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Masayuki Ogawa

3.5時代に揺さぶられる男

2016年1月2日
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鑑賞方法:映画館

チェスの名人である若者が最年少で世界大会の決勝戦に進むのだが、彼の様子がどんどんおかしくなっていく話。
とにかく主人公が狂気に襲われていくのを楽しむ作品。
チェスのルールなんて知らなくてもトビー演じる主人公のマッドを楽しむことができる。
パッと見好青年、カッとなったらすごいぞー!っていうのをトビーが上手く演じている。
これはトビー演じるスパイダーマンがベノムに侵食されているのによく似ている!(のか?)
なぜチェスごときでここまで狂ってしまったのかと言えば時代のせいである。
冷戦が生んだモンスターなのである。
ただ彼らはチェスの勝負をしたいだけなのにそこに絡んでるくるアメリカとソ連の対立。
実際にあった話だけにゾッとする。
歴史とチェスの勉強になる、コードネームアンクルと合わせて観るのをオススメ!

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マスノブ

1.5キャスティングで観る映画作品を決める人間の感想…

2016年1月2日
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鑑賞方法:映画館

正直、あまりチェス云々は良く分からない。 スパイダーマンの時でも,俺の中でパッとしなかったトビー・マグワイアが、どうしてもヤケに‘通’ぶって,事細かに神経質な役を演じたんだぞ!という無理矢理感を強く感じちゃった・・・

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サクちゃん

3.0天才がゆえ?

2015年12月30日
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鑑賞方法:映画館

チェスの世界ナンバーワンというのは想像以上に凄い事なんだろうけど、あそこまで社会に適応出来てない人生というのはどうなのかと考えてしまう。只、あんなにのめり込める事が出来るのは羨ましい。少々イライラしましたが、良い映画でした。

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rukese

4.5原題

2015年12月29日
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は"Pawn sacrifice"なんですね フィッシャーは神経質で被害妄想的なキャラですが当時冷戦時代と考えると少しは理解出来るような気がした 彼は特別待遇を要求して我儘なようですが確かに国のバックアップって大事。勿論才能ある人にはですが きっと記憶力が凄く良くて何手も先がよめる天才だったんじゃないかと思う 将棋の羽生名人も同じようなことを言っていたような…お年を召すまで存命だったのでそこはホッとした

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ゆう

3.5天才であるが故に…

2015年12月28日
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鑑賞方法:映画館

チェスには詳しくないのですが、それでもわかりやすかったです。
天才であるが故に、クレイジーになってしまう…
ただ、ただ、勝負に正当に勝ちたいだけなのに。

才能がある人間は、現状に満足しないのだと思います。
フィッシャーの晩年は、さ迷ってしまった人生のようですが、天才とはそんな風に儚いものなのかもしれない、と思った映画でした。

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KURO

3.5盤上でのゲームは、ドキドキしました。

2015年12月27日
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鑑賞方法:映画館

映画は、フィッシャーの自伝的なものでしたが、チェスをよく知らない者でも楽しめました。

ただ、フィッシャーの性格は、自分は嫌いでした。
なんだか、イライラのしっぱなしでした。(笑)

彼が天才なんだろうが、最後まで彼の振る舞い、好きになれませんでした。
逆にロシアのチャンピオンの彼の方が良く思えてなりませんでした。(笑)

最後に言うと、最高の一局が第六局目のものでしたが、勝ったフィッシャーが凄いのは分かりますが、ロシアのスパスキーも凄いからこそできた最高の一局だと思ってます。だって、チェスは二人がいないと出来ないゲームだからね。

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Nobito

5.0美しかった

2015年12月27日
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鑑賞方法:映画館

知的

とてもよかった!
私はチェスをしないんですが、しない人でも引き込まれる作品でした
きっとチェスをされる方はもっと楽しめると思います

キャラクターといい色といいよかったです
トビー・マグワイアは40歳ということですが、作中では20代を演じていて、ちゃんとそう見える演技のよさ
特に表情がよかったです
天才チェスプレイヤーの神がかったような、神経質なような、子供っぽいような…

また、ソ連のチェス世界王者スパスキーも見所です
ただボビーの(意地悪そうに見える)敵ではなく、一人の人間で、一人の天才であるという描写がきちんとなされている、それがよかった

これを機にチェスを始めてみようかしら~と思いますよ
おすすめです

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はりお

1.5理解はしがたい?天才すぎるがゆえの、苦悩と葛藤。

2015年12月27日
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知的

難しい

寝られる

【賛否両論チェック】
賛:孤高な戦いを続けるうちに、次第に精神が崩壊していく主人公の姿が印象的。そんな彼を支える協力者達の葛藤にも、深く考えさせられる。チェスをあまり知らなくても楽しめるよう、作られているのも嬉しい。
否:主人公の人柄は、かなり好き嫌いが分かれそう。どうしても同じようなシーンが続くので、退屈で眠くなるかも。

 その天才すぎる頭脳がゆえに、戦いの中で次第に精神を蝕まれていく主人公の苦悩や、そんな主人公に翻弄され続けながらも、その才能に賭け続ける協力者達の葛藤に、心を揺さぶられるようです。チェスの試合の1つ1つが異様な緊張感に包まれる中、主人公がふと見せる鬼気迫る表情に、圧倒されます。
 とはいえ主人公の人柄は、悪く言えば狂気に満ちた、ただのワガママとも取れます。その突拍子もない言動にも、観る側の好き嫌いはハッキリと分かれそうな気がします(笑)。
 勿論チェスを知っていれば楽しめるかとは思いますが、最悪よく知らなくても理解は出来るように作られている作品ですので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。

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映画コーディネーター・門倉カド

3.0トビー・マグワイヤー熱演も鑑賞残念作。

2015年12月26日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

おそらく、チェス愛好家なら、本作は、かなり興味深く拝見出来たに違いない。

チェスは、知らなくても何とかなるだろうと、俳優目当てだけの鑑賞だと、面白さは、半減してしまうかもしれない。

人物像は、本編だけでもなんとかなる。

ただ、人物像だけで、楽しめるのかどうかは、疑問。

コマの名称、ルール、専門用語も全く知らない。
最年少マスターとか凄そうだが、プロプレイヤーの世界も、全く知らない。

チェスそのものについて、あまりにも馴染みが無さ過ぎた。

そのため、伝説の天才ボビー・フィッシャーという、チェスを通じての凄さが、実感としてあまり伝わらなかった。

彼の幼少期のあるシーン。
ベッドのそばに置かれているチェスを目線で動かすシーンがある。
おそらく、チェスの天才ぶりを表すシーンのような気がするのだが、わたしは、全く理解できなかった。

作品そのものは、実話をもとに、当時のフィルムを織り交ぜ、全く悪くないし、主役を演じたトビー・マグワイヤーは、間違いなく熱演と言える。

ボビー・フィッシャーの天才ならではの変人ぶりは、生い立ちや環境、時代背景も大きく影響しているようだ。

負けず嫌いな性格。

旧ソ連の世界チャンピオンを倒すまでは、問題はありつつも、まだ、充実していたと思う。
晩年は、目標を見失ってしまったのだろうか・・・、

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ななまがり

2.5彼はHappyな人生だったのかな?

2015年12月16日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

難しい

チェスの王者がこの映画に描かれた人生を送ったのであれば、将棋の王者は。。。?
違うなぁ。
国の威信をかけて勝負したことによるプレッシャーからか?

すっきりしない映画でした。

試写会のアンケートで、他人に勧めるか?とあったが、
答えを書くのに悩んでしまった。
作品はよくできているのでお勧めですが、
楽しさ・ワクワク・ドキドキを求める人には勧められない。
チェスが好きだからと観に行く人のことを考え、この評価。

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正

3.5音が気になっちゃう。

2015年12月14日
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鑑賞方法:試写会

フィッシャーおもろいよ!

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たかしきー