完全なるチェックメイトのレビュー・感想・評価
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Bobby doesn't crack. He will explode. チェスの天才をトビー・マグワイヤが好演!
チェスは全くわかりませんが、物語には引き込まれる物がありました。天才的チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの半生の物語。それまで奇行が多かったからこそ、終盤の対戦にとても緊迫感が生まれています。
この作品見ちゃうとトビー・マグワイヤってちょっとおかしな人が似合うよなーっと思ってしまいますね。スパイダーマンっでやってた好青年よりこっちの方がよっぽど役にハマってる。リーヴ・シュレイバーがチャンピオンのロシア人役でいい味だしてます。特徴的な役柄が多いけど個人的に好きな俳優さんです。
天才って言われる人はどの分野においてもちょっとおかしな人が多いんだなーっと限りなく凡人な私は感じました。うん、凡人でよかったかも!?
天才を描くと、一般人には理解し難い
チェスの世界チャンピオン、ボビーフィッシャーの生き様を描いた事実に基づいた作品。
ボビーが天才ゆえに精神の崩壊を起こす、てのは理解出来るが、やはり、そこは天才。天才を描いているのが上手いのか、少し理解不能。まぁ、そういうところが天才なんだろうが。つまりこれは、撮影が上手い…と、いうことでOKなのかな??
ストーリーもまぁ楽しめるけど、なにより主演のトビーマグワイアの熱演が凄い。正直スパイダーマンしかヒットがないかなーとか思っていたけど、なかなかの役者だと再認識させられました。
そりゃまた数奇な人生を歩んだみたいで…ご冥福お祈りいたします。
「完全なる…」?
チェスの世界王者、
ボビー・フィッシャーの一生を描いた映画。
幼い頃からチェスに没頭し、
瞬く間に頭角を現し、
目の前の敵を次々と倒していく。
ついにはアメリカvsソ連のような
国を背負った闘いになる。
フィッシャーは純粋に
チェスで世界一になりたいだけで、
そんな気はないのだが。
「天才となんとかは紙一重」の通り、
異常に神経が研ぎ澄まされ、
カメラやオーディエンスの前では
気が散ってチェスができない状態。
犠牲をともなって一手を投じるにしては、
クライマックスが少しあっさりしすぎ。
そしてその後彼の精神は崩壊ー。
期待した割にイマイチでした。
とっつきやすさは無い。
実録モノだと思わずに行ったのが一番の敗因だった一本。
決して悪い作品ではないのだが「期待と違った」という部分が大きいのが自分が残念、最低限の下調べはやはり大事だ。
とにかく静かに進む作風と、崩壊する天才を演じたトビー・マグワイアが良かった。
チェスを細かく見せてくる演出も良し。
ただいかんせん地味、世紀の一手も「凄いんだろうな」と思わせるくらいで流してしまう描写はどうなんだろう。
監督の作風といってしまえば作風なんだろうけれども。
観る人を本当に選ぶ作品。
天才と何とかは紙一重
なのかな
神経が研ぎ澄まされ過ぎて
自分を追い込んでしまう
感覚が過敏に成り
強迫観念が生まれる
幸せなのか?不幸せなのか?
映像の雰囲気は良かったんだけど
何で勝ったか解らない
チェスに取り込まれ殺された人
完璧に見えたソビエトのチャンピオンも同様だったけど、この人はどうなったんだろう?
スパイディ
2016年劇場12本目。
重い映画をB級っぽい雰囲気で撮ることに定評のある(個人的見解です)ズウィック監督らしく、緊張感の中にどこか独特のダサさが混在。
途中まではスタイリッシュかつ重厚な映画だったが、メインの対局でズウィック節が炸裂。
伝説的な勝利の瞬間に、爽やかなギターが聴こえてきてズコーッとなりました。
でもそれが堪らなく愛しいんです。
この映画の主人公の人となりとメインの対局については、アンビリバボかなんかで見て知ってたんですが、チェスって恐ろしいね。
トビー・マグワイアの偏執狂っぽさがグッドでした。
あれ?
期待はずれであった。期待しすぎた感もある。
盛り上げ方が非常に下手な様に感じる。いいシーンで流れる音楽は月並みであり、触れ合う人びとのキャラクターも曖昧。女優は皆美しくない。何故フィッシャーが復活したのかも謎であるし、そもそも何が凄くてあんなに盛り上がるのかもチェスを知らない私にはわからない(チェスをわかる人なんてどのくらいいる?)。アメリカ本土での盛り上がりもとってつけたようであるし、アイスランドの自然も美しく撮られてるとはいえない。
全体的に残念であった。トビー・マグワイアは好きなのに、全然良さが出ていない様に思う。
また観たいとは思わない。
考えすぎると…
難しいなぁ…凄いんでしょうけど、
天才が故の奇行なんでしょうか…
周りに支えられてこそ成り立ったと、
本人は思ったんでしょうか…
と、思いました。気になってウィキで見てみると
なんかしらの魅力があるから人が集まるなかな
と、思いました。
初めて何かを成し遂げると言うことは変人何ですかね♪
実在の人物の物語なので、少し背景を知ってると
見やすいかもしれません。
えっと…
主人公の一生なわけで…タイトルが現す対局が山場なわけではあったものの……その凄さが全く分からない。
敢えて説明しないのかもしれないが。
なもので、主人公の人柄とか努力よりも、狂気が目立ってムナクソ悪い出来になってる。
彼を基本にするならば、活躍出来ない天才は世界の至る所で埋もれている事になる。
要約すれば「革命」なのだろう。
理論と記憶で創り上げられていくチェスの勝負に「未知の一手」をもって対抗し、覆した。そんな事だったように思う…。
まあ、それはいいとして。
タイトルに惹かれて観たのです。
完全も不完全もないだろうと。
チェックメイト=終わり、なのに…何だ、完全て?
こんな興味から。
で…ご本人の映像が出て来て、2008年に亡くなったと。
死ぬまで毒を吐きまくってたと。
この世の偽りに抗って、巻き込んで死んでったと。
…でも、意味が分からない。何が完全だったのか?死んだら終わりって事?あの対戦が分岐点?はてさて…。
チェス界に精通してない俺には、大事件にすら思えない。
ただ、
主人公の演技は見事であり、本番中がON、日常がOFFならば、その切り替えも狂気の沙汰だと思えるくらい真実味に溢れてた。
なんちゅうか…邦題に違和感が残る作品。
一味違うトビー・マグワイヤ
スパイダーマンのイメージしか無かったのですが、
天才異端児を見事に演じてます。
奇行に走る主役に周りが振り回され続ける話が続き、
どうなる事やらと思っていたら結果は残す。
残して無かったら本作自体産まれなかったんだろうけど。
地味な感じではあるが、
それなりに楽しめた。
完全なる奇行。
米ソ冷戦時代にチェスの世界選手権でソ連の王者に歴史的な勝利を挙げ、
アメリカの英雄となった天才チェスプレイヤーB・フィッシャーを描く。
その後文献を探していたら今作後の彼の人生がこれまた波乱万丈なのだ。
日本が大きく絡んだ彼の人生の後半も面白いので機会があったら是非に。
しかしこの人、名前くらいは存じ上げていたがかなりの変人。というか、
天才ゆえに社会に適合できないトラウマを抱え、さらにそれを冷戦下の
試合にて母国に利用されてしまったという不運の人でもある。彼の生い
立ちからゆっくりと彼を見つめるカメラは、その異常ともとれる行動が
どこからきたかを説明しトビーの憎めない面から共感を引き出している。
それにしてもすごく怖くて面白い。チェスのルールなどまるで知らない
私ですら見入ってしまうほどの頭脳戦。盤上での戦争が繰り広げられる。
対するソ連のチャンピオン、スパスキーもカッコいい(リーヴが巧いし)
手に汗握るゲームがボビーの奇行で妨げられ、続行し、また中止、続行、
何なの?これは。と思うほど波乱に富むので、未体験サスペンス感あり。
(トビーは好青年よりこういう役が似合うと思ったのは私だけでしょうか)
チェスがわからなくてもわかる!
天才と狂気は連動するものなのか、そういった気配が伝わる映画。冷戦を舞台にしているが、戦っている両者と我々観客には全く無意味になっていて、フィッシャーとスパスキーの対決だけでなく楽しめるようになっているのは素晴らしい。ここまでくるとチェスで無くても他の題材でもできるレベル。夜に無理して観に来てよかった。ワタクシはまだまだ戦ってないなぁと実感させられました(笑)
賛否はわかれるでしょうが
個人的には面白かったです。
疲れているときにみるとちょっときついかもしれませんが。
ここで批判的なコメントをしている内容に「主人公に感情移入できない」ってのが多いけど、映画のよしあしって主人公に感情移入できるか否かではないと思うんだけど???
もちろんそういうものもあるけど、主人公ではなく他の登場人物のありようがおもしろくてGoodなものもあるし、どの登場人物にも感情移入なく第三者的客観的にみて面白いものもある。
そもそもこの主人公が一般的にみて共感できる人間でないのは当たり前。変人で知られ数奇な人生を送った方だったのですから。
一度ボビー・フィッシャーがどんな人物だったのかを調べてごらんになっては?
輝ける瞬間
囚われたように一つの世界に没頭出来る天才には、他になにも必要ないのだろう!
第一ゲームの神経質な対応は、相手を揺さぶる手だったのだろうか?どんな世界でも、その道を極めることができたものにしか見えないものがあるのだろう
駄目だろうなと思っていたら本当に駄目だった
何て言うか小物感溢れる大物なんだよな。リスペクトできる要素が少なくて、相手側のほうが好感が持ててしまう。試合の後の経歴も酷いもんで...。がっかりな人の人生を見せてくれた映画。
役者陣、編集などは良かった。すごいのはチェスしかないんだからもう少し盤面の解説があっても良かったかもしれない。
チェスって…
チェスのこと知らなくても楽しめます。ただ全体的に地味で中弛みしてしまった感じがします。もしかしたら、これをトビー・マグワイアではなくジェイク・ギレンホールやデハーンなどが演じてたら、神経質な所や行き過ぎる言動など、かなり盛り上がったのではなんて考えたりしてました(あくまでも個人的な趣味ですが…)
チェスやってる人たちは糞がつくほど神経質だ…
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