イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のレビュー・感想・評価
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こんな事実があったとは知らなかった。
このエニグマの解読によって、第二次世界大戦は2年は早く終わらせることができたという事実に改めて感動する。
そして、これが、コンピューターとして初めて発明されたものだということが、近年まで公にされなかったということ。この偉業は、もっと社会に知られるべきことなのではないかと感じる。
彼は、天才ではあったけれど、人付き合いができず、周りの人からの協力もなかなか得られなかった。
でもそれを理解してくれる人が一人でもできると少しずつ、周りの人との橋渡しになってくれ、助けてくれる人も増えてるのだと思う。
惜しむべきことは、彼がその後、自ら命を絶ち、コンピューターの開発も他の国で進んでいってしまったこと。
もし、彼がそのまま戦後に研究を続けていたらと思うと残念でならない。
解読は成功し何万人もの軍人や民間人をすぐにでも救えるというのにそれが出来ないもどかしさ
神ではないのに人間の生死を選択できる残酷さ
今や考えられない
同性愛者だからという理由で49000人も殺されたなんて
エニグマの幼少期の所で泣いてしまった
自分でも泣くとは思わなかった、、
新しい時代へ
新しい時代を作るには、悲しいけど個人個人の犠牲が不可欠なんだなと感じた。
きっと
映画で語られなかった部分に、もっと孤独な戦いがあったと思う。
戦争は悲しいけど、色々なエピソードをもたらしますが、必死で生き抜いた人の事実の記録だとなおさら厚みが増します。
映画としては
魅せる力にもうひと頑張りというところ
クリストファーとジョーンが居て良かった
「クリストファーがいないと本当に困ったことになるんだ」終盤主人公がつぶやきます。彼の才能、彼自身を理解してくれ、いじめられた時にも助けてくれた唯一の人。母親からさえも理解してもらえなかった彼を少年時代に支えてくれた。。。どんなに一人の人に才能があってもより多くの才能が集まった方が良いアイディアが生まれることの大切さ、また人と仲良くしていくためにコミュニケーションをとることが重要であることを教えてくれたジョーン。映画のストーリーがどこまで実話に忠実だったかわかりませんが、なんか浮いてしまうことが多い私にとっても他人ごとではありませんでした。どんなに才能があっても良き理解者がいることに勝る幸せはありません。
死ぬまでに見るべき映画の 1つ
感動しました。 人間ドラマとしても、 歴史ストーリーとしても最高でした。 主人公のチューリングの生き様に魅了され、 最後まで食い入るように鑑賞しました。 実話に基づいた物語でもあるため、 死ぬまでに見るべき映画の 1つに加えるべき作品です。
第2次世界対戦の最中、英国にエニグマというナチスの戦艦の位置などが...
第2次世界対戦の最中、英国にエニグマというナチスの戦艦の位置などが示された暗号が存在。その暗号を解く為に軍の仕事に手を貸した天才数学者のチューリングの人生を描いた実話に基づいた物語。少し悲しい最後ではあったが、よかった。 https://t.co/9Ia3SloKUP
天才数学者の話
まず主人公の俳優さんが気難しく普通ではない役どころがとてもハマっていてすぐ面白い映画になると思ったのである。
天才は言い方を変えると(すごい意味で)変態でもあると、そういうことである。天才は孤独になってしまうのである。子供の頃の友達がいたらまた違う世界になっていたのかもしれないのである。
世の中には偶然ではなく、「偶然を装った」図られた事実も多く存在しているのであ〜る。
当時、同性愛が許されておらず、罪になるということも驚きを隠せなかったのであ〜る。
そして今のコンピュータの原型を作った人。それがこの難解不落エニグマを解読した天才数学者アランチューニングであったことが勉強になったことであーる。
↓鑑賞記録
2022/10/29
普通ではできないこと
孤独な天才数学者のお話。チューリングは、AIのチューリングテストで有名なので大体の人生は知っていたが、映画になるとグッとくる。孤独で、普通に生きられない。しかし、それゆえ偉業を成し遂げられる。
彼が救った1400万人の頭脳と彼の頭脳を比べたら、どちらがより優秀だろうか…
機械と思考
太平洋戦争の終結を2年早めたと言われる天才数学者を描いた、実話ベースのお話。
コンピュータの父とも言われる人らしいが、まさに不遇の人。
前代未聞レベルの大偉業にも関わらず、
アスペルガー症候群であったりLGBTだったりと、
理解が未熟なせいであんまりな仕打ちを受けるのが切ない。
作品全体を通して抑え気味の演出で、派手さは無いけど良い作品だった。
人か機械か、深く考えさせられます。
総合 :86
ストーリー :20
キャスト :16
テンポ :18
演出 :14
見返したい度:18
チューリングの伝記を一度読んだ事はありましたが映像にしてみると当時のチューリングに対する残酷なまでの仕打ちがよく伝わってきます。
この映画はセリフの言葉選びが秀逸です、こんな言い方があるのか、言葉を変えるだけでここまで印象が変わるのかという表現がたくさんありました。
チューリングを認めていなかったヒュー達が彼を認めた時は身震いする程でした。
チューリング自身はアスペルガー症候群だったと言われていますがその中でも特に人との付き合い方が苦手な人だったのでしょう。そんなチューリングを所作含めて演じきったベネディクト・カンバーバッチはやはり凄く良い俳優ですね。
ジョーンとの51年に戻ってからのやり取りは切なくて虚しくて当時の政府に対する憤りもあって見てられなかったです。同性愛が投獄される程の罪だったという事もこの映画で初めて知りました。
総じて良い映画です。悪い所は思いつきません。
哀しみに満ちた偉業
まさしく天才と変人は紙一重、ナチスドイツの暗号エニグマを解読したアラン・チューリングの波乱に満ちた人生模様には、思わずグイっと引き込まれてしまいました。
これが実話ベースの話とは、何とも切ないですねぇ~。
もし彼がいなかったら第二次世界大戦の行方もまだまだ混とんとした情勢が続いていたのだろうし、我々が日々見慣れているコンピューターが日の目に出たのも遅れていたかもしれないと考えると、歴史上大いに称えられておかしくない人物なのに、その存在がずっと最近まで封印されたままだったと言うのは、ホント信じられない話ですね。
そして彼の人生の顛末には、胸が締め付けられる思いで一杯になってしまいましたよ。
まあ正直チューリング自身はいろんな意味で普通じゃない、リアルにこんな人がそばにいたら友達になれる自信はありません、でも間違いなく天才、孤高の天才だ、普通じゃないから普通じゃない偉業を達成できるのだなと、妙に納得させられてしまいました。
でも物語として、彼の変人ぶり、天才ぶりを見せつけられるだけではなかったところに、とても面白みを感じました。
哀しい過去、彼の理解者であるジョーンの存在、更には最初はいがみ合っていた仲間の存在、そして解読後の話と、最初から最後までずっと惹きつけられっぱなしでした、話にホント隙が無かった、脚本・演出が本当に素晴らしい作品でしたね。
それと何かとチューリングを疎ましく思う中佐の妨害ぶりも、映画のエンタメ性としてナイス妨害っぷりでしたし、マーク・ストロングのMI-6の存在も妙にリアルで良かったです、まさしく戦争は情報戦なんだなと言うことを、まざまざまと見せつけられました。
そんな中でも、暗号解読後も冷静に対処するチューリングは、やっぱり天才だなと、改めて思わされましたね、だけに、彼の顛末が何とも・・・。
時代が変わってこうやって日の目を見ることができたのは、まあ唯一の救いでしょうか、そして彼を知れて心から良かったなと、そう思わずにはいられませんでしたよ。
しかしチューリングを演じたべネディクト・カンバーバッチの演技は凄かった、コミュ障で天才な人を演じさせたら右に出る者はいないかも!
彼の理解者ジョーンを演じたキーラ・ナイトレイも相変わらず素敵でしたね、よくある献身的に支える妻みたいな構図じゃない新しい形にも、物凄く心惹かれました、彼女も天才だったからこそ、彼を理解できたのかな。
そしてクリストファーに込められた思い、あれには泣かされた、これは戦争映画であり、伝記映画であり、純愛映画でもあったのかな、まあとにかくとても見応えのある作品でした。
ホームズに匹敵する次の天才役は数学者チューリング
エニグマ解読者として有名な数学者なのは周知の事だが、それ以外は何も知らなかった。
この映画は戦場や銃撃シーンは無いが確かに戦争映画だった。学者達がどのように関わり戦況を変えていったのか。
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