イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のレビュー・感想・評価
全456件中、441~456件目を表示
非業な天才数学者
実話を下にした作品。第二次世界大戦当時、解読不能と言われたドイツの暗号“エニグマ”。その解読に挑んだ、悲運の天才数学者アラン・チューリングを描いた作品。
アラン・チューリングがエニグマを解読したのは知っていたんですが、コンピューターの原型を作ったと言うことは知りませんでした。そりゃそうだよね。あんな強固な暗号は、機械の力を使わないと解けないですよね。ドラム式で、非常にプリミティブですが。
アラン・チューリングが、エニグマの解読のみならず、その保秘に付いても関与していたことは知りませんでした。劇中では、解読して早速、自国の民間船団に危機が迫っていることが判るのですが、エニグマ解読の秘密を保持するために、船団保護を諦めています。暗号の保秘のために黙殺されたドイツ軍の暗号解読いつくもあったとも言われていますが、現実を見ると、厳しい判断の結果と言うことですね。
不思議に思ったのは、チューリングは、エニグマ解読を果たした英雄であるにもかかわらず、後に同性愛行為で告発された時、MI6が全く介入する気配を見せなかったこと。イギリスは階級社会ですから、如何に戦争の英雄であろうとも、異端の同性愛行為に及んだチューリングは、全く保護するに値しなかったということなんですね。
かの有名なスチュワート・ミンギスも関係者。彼の苗字は“メンジース”との記載もありますが、劇中のセリフを聞いていると“ミンギス”に聞こえます。よって、この項では、その音に従いました。
良かったです。
ベネディクト・カンバーバッチが好きじゃなくて観ようかどうか迷ってました。でも話の内容が気になったのとアカデミー賞に名前があがっていたのとで気になって観てみました。
結果は…観て良かった!
感動しました。
カンバーバッチの演技の上手さに脱帽です。顔だけ見て好きじゃないとか言ってごめんなさい…。彼が演じるチューリングは不器用で孤独で、でも純粋で善良で人一倍愛に溢れた人物でした。初恋の人を想う気持ちも健気で、思い出しても涙が出てきてしまいます。寄宿学生時代の2人を演じた子役がかなり上手でした。繊細な演技をこなしています。
キーラ・ナイトレイも素敵でした。
最後に2人がチューリングの家で話をするシーンがあるのですが、彼を想い一生懸命声をかける彼女の演技にも涙が出ました。
悲劇の天才、その人生を思うと不憫で切なくてたまりませんが、とても感動する映画です。機会があればもう一度観たいです。
アランチューリング必見
素晴らしい、
ベネディクトカンバーバッチの、チューリングの繊細且つ頭が良すぎる数学者の変人ぶりは、長距離ランナーであることも、ゲイであることも含めて、ステロタイプな天才像から離れて、とても良い。周囲の天才たちもも、クロスワードパズルの天才、チェスの天才など、それぞれ特色ある天才たちを演じていて、型にハマった天才像ではない天才達を表現することに成功している。
ジョーン
キーラが演ずるジョーンが聡明で見てて気持ちが良いキャラクター設定でした。
他の脇役のキャラ設定もしっかりと固めてあり、難しい内容を上手く脚色していて最後までハラハラして楽しめました。
初恋は崇高なんですよね。
普通じゃなくてもいい。
ベネディクト・カンバーバッチが大好きなので演技にはあえて触れません...
ベネディクト・カンバーバッチが大好きなので演技にはあえて触れませんが、映画の出来としては少しテンポの悪い箇所があって、退屈したかなと。
実話をもとにしているということで、カンバーバッチが演じたアラン・チューリング博士は、エニグマを解読するわけなんですが、それに用いたマシーンの製作には当時はあまり賛成を得られませんでした。そのエニグマ解読に役立つマシーンは、今でいうコンピューターの基礎となったと思うと、本当にすごい天才数学者だったんだなと。
エニグマ解読により、戦争が2年早く終戦したと言われてますが、今の教科書にはノルマンディー上陸作戦は載っててもチューリング博士のことは載ってないと思うので、ぜひ改定して欲しいなと思います。
エニグマ暗号解読の裏側
タイトルなし(ネタバレ)
頭脳明晰だがコミュ障のアラン・チューリング…ってそれシャーロックのまんまだろ!とも思うが、顔の作りもあってかカンバーバッチは悲哀に満ちた役が大ハマリ。リンゴのエピソードは史実を知っていると辛さが際立つ。
そういや相手役のK・ナイトレイも顔作りが独特だよなぁ。美人だけど。
WWIIに暗号にBenedict fking Cumberbatc...
散りばめられたメッセージ
むかし、あるところに天才がおったそうな。
全456件中、441~456件目を表示