イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のレビュー・感想・評価
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何とも 切ない・・・
終わった後 切なさと悲しさが残りました
偉業を成し遂げた人なのに あのような最後を遂げるとは・・・
しかし 戦争によって コンピューターを開発したとは
何とも皮肉なことですね
戦争によって 色んなものが 発明され 今の時代に
生かされているといのは よく 聞きますが・・・
最近 観た映画の中では 作品としては よくできていると
思います
テンポが良くてさらっと見れる
戦争を影で支える、操る数学者のお話。
こんなことが実際あったなんて、ちょっと信じられない。と思うのは戦争が身近ではないからなのかもしれない。
こういう作品が増えてくれると面白いだけではなく、勉強にもなると思った。
アカデミー賞最有力なだけある
予告からお堅い感じで評価は
良かったですがそこまで期待せずに
見に行きました。最初の方少し眠くなりそうな
感じですがベネディクト・カンバーバッチの
演技が全体を通して素晴らしいです
特に後半になると鳥肌が立ちます
天才でありながら孤独で同性愛者で
他人と関わりを持てない不器用さも
演技がすごかったです。暗号を解く過程は
ワクワクもするしキーラの美しいだけでなく
力強いイメージをもつ彼女だからこそ
孤独な主人公が人との関わりを持つところも
引き立っていました。戦争終結後
どの国もそうだと思いますが英雄のはずの
人が非難されたり大した功績を得られなかったり
犯罪として取られたりそんな卑屈な世界の
歴史もこの映画で見た気がします。
最後のテロップでチューリングの作った
装置で1400万人が救われたと推定され
死後功績が讃えられ、本人は41歳で自殺
してしまい、コンピューターの基となった
という言葉を見ていろんな感情が湧きました
ドバッと涙が出るのではなく
ベネディクト・カンバーバッチの演技に
引き込まれ喜び悔しさ憤りに共感し
何度かポロっときました
見てよかったと思える映画です。
アカデミー賞最有力が納得できます
知らないことがまだまだある
素晴らしかったです。
カンバーバッチを最近好きになって観に行きましたが、話の内容もとてもためになりました。ラストで一気に切なかったです。
あと、音楽が素晴らしいな、と…。
つい最近まで、彼の存在が秘匿されていたことも、なんとも切ないですね。暗号を解き、人々を救った天才がこの世にいないことになっていたなんて。
もしかすると、戦争関係の他の方たちも、アランのようにまだまだ秘匿されているのかもしれませんね。
自分の知らないことがまだまだあるんだなと思いました。
アランについて、個人的にもう少し詳しく調べてみたいと思いました。
ほんと、私は最後のキャプションで、一気に色んな感情が押し寄せました。
映画館で観てよかったです。
天才ゆえの孤独や葛藤が事細かに描写されていて、難しそうなテーマなの...
天才ゆえの孤独や葛藤が事細かに描写されていて、難しそうなテーマなのにすごい分かりやすかった。 普通の人間に殺される天才が痛いほどに伝わってきた。 物語の時間軸がよく飛ぶのでしっかり見ておかないと置いていかれる。キーラナイトレイのキャラをもう少し立てて欲しかったってのはある。
全ての理系科学者に感謝!涙
「カンバーバッジ祭り!」その一言に尽きる一本。
彼の演技力の高さも然る事ながら、作品選びも本当に上手いのだなぁ…と実感。
史実モノとしても、スポットの当てどころが上手く、飽きさせないのが良かった。
天才と狂人は紙一重で、その天才の業績の上に(生きている間は評価されないのが常なんだけど…)ワシらの今の「当たり前」が成り立っているということを噛み締める作品。
ま、男性向けだなぁ…
誰も想像もしなかった人物が想像できない偉業を成し遂げる
タイトルのイミテーションゲームとは、コンピューターが人間並みの思考力をもっているかを判定するテストの事で、チューリングテストともいう。これはこの映画の主人公アラン・チューリングからとっている。
アラン・チューリングは、かなりの変わった人物で、人に好感を持たれようとしないタイプの人間であった。まさに冷酷なコンピューターのような人間でもあった。
また、エニグマというナチスの暗号を解読後もナチスに解読された事実を悟られないよう、解読しても重要な情報以外は秘匿し、人の生き死にを冷酷に制御していた。こうした行いも、まさにアランチューリング自身がコンピューターでもあるかのように意図的に映画では描かれる。タイトル通り、この主人公に対して人間かコンピューターかというイミテーションゲームを観客がしているかのような映画となっている。タイトルの二重構造だ。
後半のアラン・チューリングが当時のくだらない法律のせいで、孤独に悩む姿は英雄のそれではない。英雄がこんな扱いを受けなければならなかった非情を、英国の負の側面としても描いているのは凄く良いと思える。
後半ラストで、計算機につけていた名前クリストファーが子供の頃の友人であったとわかる。彼はコンピューターに人間並みの思考をさせ、亡き友と再び会話をしたかったのかもしれない。そして、自分の気持ちを伝えたかったのかもしれない。そう思うと、ものすごく切ない気持ちにさせられる。
自分を敵を妻を偽って信じたのは唯一
事前知識はエニグマとシャーロック主演男優さんというくらいだったが予想をはるかに超える面白さでした。約2時間がとても短く感じます。
最初の現在過去未来の3つのシーンの進行に馴染めばスクリーンにグイグイ惹きこまれます。パズルの天才はコミュニケーション能力が低く、チームを率いるには難がある。人の気持ちが見えない空気読めない天才に共感は必要が無い。孤高の天才の裏側にこそ一般人の興味は募ります。
英国の勝利と言うよりエニグマを破るマシーンの感性こそ彼が目指す至高の目標。性癖を偽り、エニグマ攻略も偽り、 英国も彼を偽り唯一sんじ続けたのは昔も今も「クリストファー」であった。後のコンピュータの基礎を築いたと言うテロップに鳥肌立ちました。今年のマイNO1はこれで決まりそうです。
どう言うべきか?という感じ…
内容としては,かなり好きな感じだが、気軽?気楽?には,観れないなぁ〜⁉️と感じた事も付け加えたい所… 考えさせられるし&悪く言えば,たまにでいいやぁ❓という感じなのも正直な感想かなぁ〜^_^
脚本、演出、出演者が全力を尽くし一人の男が影で生きた厳しい人生を繊...
脚本、演出、出演者が全力を尽くし一人の男が影で生きた厳しい人生を繊細に描いた秀作。
題材的に光の部分を絞りたくなるがこの主人公アラン チューリングがそうはさせない。彼が生きた影の部分が強ければ強いほど観るものは一緒に悲劇を味わい落涙を選択せざるを得ない。自ら作り上げた機械に執着したシャーロックことカンバーバッチ、彼の側にに寄り添い励ましたキーラナイトレイ、今年No. 1に近い作品ですね。
オススメです
興味深く見ることができた。
頭じゃなくて、心で観る映画でした。
自分が普通じゃないと悩む天才数学者が、ドイツ軍の解読不可能といわれる暗号エニグマの解明に挑む史実を基にした作品。
天才数学者という言葉に一瞬私はひるんだ。分けが分からない論理で、上映中目蓋の重さに耐えられるだろうか…。そして、鑑賞後の私の感想は最初のとおりでした。
知る喜びもさることながら、今まで知られることのなかった孤独な天才の切ないドラマにも心打たれる作品でした。
おすすめ
ひさしぶりに見応えある映画。
歴史的背景を詳細に描いていて、
引き込まれる内容。
キャストも素晴らしい。
もう少し説明が欲しいと思うところも
あったけれど、逆にコンパクトに収めて
正解。これ以上長いとだれる。
面白かったです!!
単なるドキュメンタリーではなく技術に囲まれた私達に問いかけてくる
私は突き抜けている人に惹かれるけど、それは、自分の足りない部分を埋めるため利用しているのではないか。そう自己嫌悪に陥ってしまいがちだった。だからすごく最後の女の人の言葉”あなたが普通じゃないから、世界はこんなに素晴らしい”に答えをもらったようで救われたし、激しく共感した。(理系技術屋の彼は主人公に共感したらしく、感想がまったく違うが 笑)
刑事は主人公の「私は機械か人間か」の問いに答えられない。思考を計算できるとしたら、人間は思考の天才だ。けれど、気持ちという曖昧なものでどこかで矛盾がでてきてしまう。人間は思考が不完全で計算できないことがあるからこそ人間でいれるのかもしれない。矛盾こそが存在意義。天才と言われた彼は最後自殺したというが、何が彼を殺したのか、見た人と話したい。
音楽がグランドブタペストホテルと同じ人だからすごく好きな感じだった
それからキーラナイトレイは髪型や服もあるだろうけど、はじまりのうたと違いすぎて誰だょ、てなった。演技力すごすぎる。
それにしても最近、ラストが字幕で終わる映画が多い気がする。アメリカンスナイパーもだけど実在の人物のものばかりみてるからかなあ。でもアメリカンスナイパーの方が使い方はよかったなあ。
★5個以上の作品
近年稀に見る傑作。
人間とは何なのか...それを深く考えさせられました。
1人の天才の偉業と苦悩、そして彼を取り巻く壮大すぎる背景と人間の動向。時間が経つほど引き込まれ、鳥肌が立つほどの名作でした。
ベネディクトカンバーバッチがかなりのハマり役。演技も素晴らしかった。
SHERLOCKの大ファンというのもあったからかカンバーバッチさんの変わり者の天才役がとても自然に見えました。
感動するというシーンが特にあった訳ではないですが、アランチューリングという人間の生涯とそして何より映画自体の素晴らしさに感動して涙が出てしまいました。
本当によかった...!
非業な天才数学者
実話を下にした作品。第二次世界大戦当時、解読不能と言われたドイツの暗号“エニグマ”。その解読に挑んだ、悲運の天才数学者アラン・チューリングを描いた作品。
アラン・チューリングがエニグマを解読したのは知っていたんですが、コンピューターの原型を作ったと言うことは知りませんでした。そりゃそうだよね。あんな強固な暗号は、機械の力を使わないと解けないですよね。ドラム式で、非常にプリミティブですが。
アラン・チューリングが、エニグマの解読のみならず、その保秘に付いても関与していたことは知りませんでした。劇中では、解読して早速、自国の民間船団に危機が迫っていることが判るのですが、エニグマ解読の秘密を保持するために、船団保護を諦めています。暗号の保秘のために黙殺されたドイツ軍の暗号解読いつくもあったとも言われていますが、現実を見ると、厳しい判断の結果と言うことですね。
不思議に思ったのは、チューリングは、エニグマ解読を果たした英雄であるにもかかわらず、後に同性愛行為で告発された時、MI6が全く介入する気配を見せなかったこと。イギリスは階級社会ですから、如何に戦争の英雄であろうとも、異端の同性愛行為に及んだチューリングは、全く保護するに値しなかったということなんですね。
かの有名なスチュワート・ミンギスも関係者。彼の苗字は“メンジース”との記載もありますが、劇中のセリフを聞いていると“ミンギス”に聞こえます。よって、この項では、その音に従いました。
良かったです。
ベネディクト・カンバーバッチが好きじゃなくて観ようかどうか迷ってました。でも話の内容が気になったのとアカデミー賞に名前があがっていたのとで気になって観てみました。
結果は…観て良かった!
感動しました。
カンバーバッチの演技の上手さに脱帽です。顔だけ見て好きじゃないとか言ってごめんなさい…。彼が演じるチューリングは不器用で孤独で、でも純粋で善良で人一倍愛に溢れた人物でした。初恋の人を想う気持ちも健気で、思い出しても涙が出てきてしまいます。寄宿学生時代の2人を演じた子役がかなり上手でした。繊細な演技をこなしています。
キーラ・ナイトレイも素敵でした。
最後に2人がチューリングの家で話をするシーンがあるのですが、彼を想い一生懸命声をかける彼女の演技にも涙が出ました。
悲劇の天才、その人生を思うと不憫で切なくてたまりませんが、とても感動する映画です。機会があればもう一度観たいです。
アランチューリング必見
素晴らしい、
ベネディクトカンバーバッチの、チューリングの繊細且つ頭が良すぎる数学者の変人ぶりは、長距離ランナーであることも、ゲイであることも含めて、ステロタイプなら天才像から離れて、とても良い。周囲の天才たちもも、クロスワードパズルの天才、チェスの天才など、それぞれ特色ある天才たちを演じていて、型にハマった天才像ではない天才達を表現することに成功している。
ジョーン
キーラが演ずるジョーンが聡明で見てて気持ちが良いキャラクター設定でした。
他の脇役のキャラ設定もしっかりと固めてあり、難しい内容を上手く脚色していて最後までハラハラして楽しめました。
初恋は崇高なんですよね。
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