イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のレビュー・感想・評価
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日の目を浴びなかった天才
ストーリーは、カンバーバッチ演じる天才数学者アラン・チューリング
その天才数学者の頭脳は軍の耳にも入りドイツ軍の暗号を解読するチームからの誘いが。
しかし暗号解読のチームなんてもちろん極秘で、そのチーム自体無いものとされており……
みたいな感じですかね
冒頭からまずアランの偏屈な発言にクスっと来てもうこの時には作品に引き込まれます。
戦争と共に進む映画であるので基本的には重いです。
でも戦争とはそういうものですもんね。
時代に利用されるが、理解されない天才
天才は、生きてる内に周りに評価されることは少ない。普通の人には天才が成し遂げたことは理解できず、むしろその変わったな言動に目がいってしまい、結果変わった奴として捉える。
その後時代がやっと天才に追いつき、急にその天才の評価が一変。変わり者、人嫌いから、誰にも理解されなかった悲しき天才…ともてはやされるようになる。
この映画を見て、天才じゃなくて良かった…と思った。
この世で最も純粋で、悲しい男の話でした…
アランの孤独感と天才がゆえの変わってるところを、ベネディクトカンバ...
アランの孤独感と天才がゆえの変わってるところを、ベネディクトカンバーバッチが魅せる
最初はいがみ合うエニグマ解読チームも後半はジョーン(キーラ・ナイトレイ)のおかげで仲良く
ジョーンのアランへの愛と献身的な様がよく描けてて心に響く
解読不可能と言われた暗号をマシンで解読し、結果としてコンピューターの元となるきっかけを作った物語
婚約者が 主人公はゲイだということを知ってもなお彼と付き合いを続け...
婚約者が 主人公はゲイだということを知ってもなお彼と付き合いを続けると告げた場面が心に刺さりました。
自分の元配偶者も同じことを言ってくれたことと重なりました。
#イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密
eiga.com/l/zoWMq
とっても切ないです。
こんなとんでもない事実が歴史の中に埋もれていたなんて…
アランチューリングの孤高で孤独な人生がとても切なかったです。ベネディクトカンバーバッチがその気持ちや感情を上手く魅せていたなと思いました。
実際、アランチューリングについて調べてみるとかなり史実に沿ったストーリーだということもわかりました。クリストファーとの関係、ジョーンとの関係もとっても切ないですね。
ラストのやり取りがとっても素敵でした。切ないけど後味は悪くならないような。
数学のこととかまったくわからないんですが、たのしめました!
オススメです!
事実は小説より奇なり
細かいところですが、クロスワードが採用試験という主人公の奇想天外な発想がいい。後にGoogleが同じ様なことしてるのも胸熱!
主人公の常人とは違うが故に孤独な天才ぶりと、徐々に認めていく周囲の姿がジンワリと良かった。
はたから見ると、最後まで主人公は、切なく、孤独に描かれているのですが、映画最後の一文に感動、興奮しました。
実話というのが凄い。
天才に隠された真実
アカデミー脚本賞に輝いたグレアムムーアは、受賞スピーチでこのようなことを言いました。
「映画の主人公、アラン・チューリングは、このような舞台で表彰されることはありませんでした・・・。でも、私は今ここに立っています。これは不公平ですよね。今日はみなさんに、大切な短いメッセージを伝えたいと思います。
私は16歳の時、自殺未遂をしました。他の人と自分を比べた時に、いつも違っていると感じたし、自分の居場所なんてどこにもありませんでした。
でも私はこうやって、今このステージに立っています。
だからこの映画を、そういう子供たちに捧げたい。自分は変わり者で居場所がないと感じている若者たちへ。君たちには、居場所があります。そのままで良いんです。ぼくがそうだったように、必ず輝ける時がきます。
そして、いつか君がこういったステージに立つ時がきたら、このメッセージを次の人たちにつなげて欲しいと思います。
そして、最後に、Stay Wired and Stay Different(人と違ってたっていい。あなたはあなたのままでいい。)」
受賞時のスピーチ内容が、若者に勇気を与えたと世界中で話題になった。
オスカー像を手にした彼が、観衆の前で初めて明かした自らの過去。
彼は10代の頃からうつ病と闘っているが、母親をはじめとした周りの人の助けがあったからこそ、今があると語る。
映画「イミテーション・ゲーム」の主人公、アラン・チューリングは、第二次世界大戦中に世界最強とされたドイツ軍の暗号システムを解読したイギリスの数学者。
この物語は実話に基づき、彼の生涯を描いたもの。終戦後、チューリングは同性愛の罪で起訴され自殺をし、41歳という若さで人生に幕をおろした。
「私たちは皆、さまざまな理由で「自分は変わっている」と感じています。でも、あなたはあなたのままでいいんです。」
チューリングの悲劇のストーリーが、彼のスピーチの原動力となったそう。
彼は同性愛者ではないが、人と違うという理由でいじめられた彼だからこそ、あなたは、あなたのままでいい、と力強く伝える自分が存在していたのだと感じる。
「Stay Wired and Stay Different」
ありのままの自分がきっと居場所を見つけ、必ず輝ける未来があるのだと。
チューリングの死は本当に早かった。でも彼は、数え切れない人間を救った称えられる人なのは確かだ。
しかし、チューリングが女王の名で正式な恩赦を発効されたのは2013年12月24日のことである。
これは彼の死から約60年後の出来事だ。
でも、彼の死を無駄にしない決意をすることは誰にだってできる。
ありのままに。
とても良かった
とても良作でした
これが事実だというのだから尚更
当時の同性愛者に対する偏見ってここまで酷いものだったとは…
それにイギリス政府の隠蔽
ちょっと最近までこの事実が公にされてなかったのが驚きです
アラン・チューリングがもしこの世にいなければ今の世の中は無かったのかもしれません
本当の天才だけど孤独な天才
観ていて本当に切なくもあり考えさせられました
ラストは涙が止まらなかった
本当に良作でした!
天才の実話・その3
実話とはにわかに信じがたいほどの強烈なアンダーグラウンドな世界。暗号解読のために機械を制作する天才科学者とそのチームの物語。
ビューティフル・マインドや博士と彼女のセオリーを見た後だと、どこまでが現実でどこまでが空想なのかとハラハラさせられた。
コンピューター製作者の話ということはすぐに気づいたが、まさか実在の人物の話だとは!
マネー・ショートも恐ろしい現実を描いた映画だったが、こちらは秘密裏の工作員だったという事実がおそろしい。
天才が必ずしも幸福ではない。また、偉業を遂げたからと言って幸福になれるわけでもない。むしろ、何かを引き換えに天才たりえた。偉業を成し遂げたと言えるのではないだろうか。
ビューティフル・マインド、博士と彼女のセオリーも実話なので、ぜひご覧いただきたい。
これは暗号の話では無く1人の男の話だ
映画としては暗号を押してたけど、それ以上に同性愛の部分が引っかかった。
彼の人生というものを考えると、悲しくてならない。
ビューティフルマインドを思い出した。何かの天才は、期待が大きい分、背負うものも多いし苦悩も多いのかなと思う
凄い面白い!!実話なんだ!!
こういう数学の天才を主人公にした話というのは、度々お目にかかるが、これも面白い。やはり実話というのが更に面白さを増大させる。コンピューターの歴史というのを早速見てみると、まあ彼以前から様々な人物名は上がっているが、確かにアランチューリング、載っている。私生活はどちらかと言えば不遇だったのかな、偉業を成し遂げたというのに、気の毒だ。タイトルとなった「イミテーションゲーム」、警察署でこの言葉が出てきたときのやり取りがいまひとつ飲み込めず、それが残念です(自分に)
こんな事があったのか…
史上最高の暗号機「エニグマ」を解読するだけの話かと思いきや、きちんとその人物について描かれていて、伝記のような感じでした。
カンバーバッチの素晴らしい演技がこの映画をよりいいものへとしてました。あとキーラナイトレイが美しかった。
実話ですか、凄いなぁ
最近実話物の映画ばかり観ているような(^^;;
WOWOWの企画ものだったのかな?
ナチスの暗号機解読に挑む数学者のお話。
アカデミー賞 脚本賞を取っているだけあって、なかなか飽きさせない構成になってました。
結構良かった
どこからフィクションなのかよく分からないけど、変人で阻害される~打ち解けてチーム一体といったあたり面白く見れた。解読してハッピーではなく、その事実を隠すところもちゃんと語っている。
最後のチューリングテストのねじ込み方はかなり無理があったけど、それ以外は無理なく展開できていた。
インタビューでカンバーバッチがランナーとしての一面も重要といったことをはなしていた気がするけど、あまり意味があるようには感じなかった。
サイモンシンの暗号の本を読み返したくなった。
コンピュータを発明した天才の初恋
大河ドラマであり、戦時諜報スペクタクルでもある。しかしなによりこれは、世界を変えた普通じゃない天才を突き動かし続けた初恋の物語でした。史実であるが故に話が複雑で、あまりに多くの論点で語られるストーリーを感動的に仕上げたのは、鬼気迫るカンバーバッチのあの美しい涙。
歴史の中に隠された真実の重み、偉大な事を成し遂げた天才の苦悩、輝き...
歴史の中に隠された真実の重み、偉大な事を成し遂げた天才の苦悩、輝きは一瞬のものなのか…実話故、胸に迫ってくる。カンバーバッチの迫真の演技に感動した。
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