「クリストファーという名のチューリングマシーン」イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
クリストファーという名のチューリングマシーン
知的で複雑な実話を脚色した
イギリス・アメリカ合作の
エンターテインメント作品。
彼らにとって敵国である
ドイツの(シェルビウスが)開発した
エニグマ暗号機の凄さ、
それを(チューリングが)解読したことの凄さ、
諜報機関内で解読作業をした極秘グループ、
同性愛への厳しい処罰についても触れ、
第二次世界大戦中の様子も描かれていて
視聴者を楽しませてくれる映画に
仕上がっている。
脚本が素晴らしい。
クリストファーとの思い出シーンが情緒的で、
ヒロインを演じたキーラ・ナイトレイに華があり、
イジメられたり誤解されがちな
主人公に焦点を絞り丁寧に描いている。
チューリングマシーンの現在の呼び名に鳥肌が立つ。
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