「ゴシックでなくともバートンはバートン」ビッグ・アイズ ヒートこけしさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴシックでなくともバートンはバートン
ついにゴシックな世界から抜け出したティム・バートン。一つ一つのショットが色鮮やかで美しく作品そのものがポップアートのよう。それでもやはりバートンはバートン。特にクリストフ・ヴァルツを突き放さず甘やかしもしないスタンスに顕著。芸術家が芸術家を芸術的に描いた秀作
でもアートとビジネスの関係って難しいよなあ。例えば新垣氏の曲は確かに素晴らしいかもしれんけど佐村河内氏のキャラ付けがないとそこまで売れることにはならんかっただろうし。ましてや『ビッグ・アイズ』で描かれた1960年代の女性画家となると…なんていうのも女性蔑視になるんかなあ…
『ビッグ・アイズ』はエンドロール直前のマーガレット・キーン本人と彼女を演じたエイミー・アダムスのツーショットに一番グッときた。ワイ実話に基づく作品のこういう演出大好きやねん
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