「男尊女卑の時代」ビッグ・アイズ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
男尊女卑の時代
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妻の方から離婚を切り出すことが少なかった時代。サンフランシスコで出会ったウォルター・キーンと結婚したマーガレット。ともにバツイチ。終わってみれば嘘だらけの人生だったわけだが、時代も家父長制に似たものがあったアメリカならではの話。
序盤はパステルカラーの風景がティム・バートン!って感じで楽しめた。妻の作品を自分の描いた絵だと偽ってからはストーリーにのめり込んだ。エイミー・アダムスの夫の強制に拒むことができない演技がとても良い。誰にも言えない秘密を抱え込み、親友にも、娘にも・・・しかし、犬好きティム・バートンならではの、犬にだけは秘密を打ち明けるというシーンが好き。絵が認知され、売れ出したときに人々がビッグアイ・メイクをするシーンも!
実話をもとにしたストーリーなだけに、真実を訴えるなら実際に絵を描けばわかるだろうと結末は読める。裁判になってからは夫ウォルターが弁護士もいないまま「ペリー・メイスン」を見ただけで自己弁護する様子も面白かった。
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こころさんのコメント
2023年11月24日
kossyさん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
分かります!
中高生の頃飼っていた犬、尻尾を振って大喜びで迎えてくれるけど、散歩に行かないと分かると、瞳の色が明らかに変わっていた事を思い出しました 😁
こころさんのコメント
2023年11月18日
kossyさん
わんちゃんだけに秘密を打ち明けるシーン、あの後、実は娘も付いて来ていて… という展開になるのかと、ドキドキしながら観ていました 👀
エイミー・アダムスのその時の表情、とってもキュートでした。