美女と野獣(2014)のレビュー・感想・評価
全35件中、1~20件目を表示
庶民的な感じから美女に変貌するヒロイン役レア・セドゥは良かったが、野獣が今一つで、宮崎駿的自然観も魂が入っていない?
クリストフ・ガンズ 監督による2014年製作(113分)のフランス・ドイツ合作映画。
原題:La belle et la bete、配給:ギャガ。
美女、本当?と思っていたが、ヒロインが007映画でお馴染みのレア・セドゥであることに、しばらく経ってから気がつく。このヒト、その辺の女の子っぽい庶民性も同居するせいか、愛を自覚し自分の意志で城に戻る以降の凛とした美女への変貌ぶりに、目を見張らせられた。
野獣のメイキャップは安っぽく着ぐるみ的で、あまり気に入らなかった。加えて王子役のバンサン・カッセルもイマイチに思ってしまった。もう少し、高貴な貴公子的なキャラクターが欲しいと。
古城内部の造形は良かった。その周りの美しいバラと城を守る様な棘が、自然の意志の様。そして、悪い人間に襲いかかり巻き付くツル状の茎も印象的であった。監督本人も言ってる様に、宮崎駿的自然観は感じさせられたが、自分自身の信念とはなっておらず単なるファン的というか、どこか表層的な部分は感じてしまった
巨人の登場にはビックリだが、日本の三隈監督作品(残念ながら見ていない)へのオマージュだとか。ただ、突飛な出現で、物語へのソリューション的な組み込みも無く、あまり効果的ではなかった様に感じた。
最後、レア・セドゥがこの物語を二人の子供に語る。外にはかつて野獣だった夫がいるという二重的な構図は、なかなかお洒落と感じた。
監督クリストフ・ガンズ、製作リシャール・グランピエール、脚本クリストフ・ガンズ サンドラ・ボ=アン、撮影クリストフ・ボーカルヌ、美術ティエリー・フラマン、衣装ピエール=イブ・ゲロー、編集セバスティアン・プランジェール、音楽ピエール・アデノ、クリーチャーデザインパトリック・タトポロス。
出演
バンサン・カッセル野獣/王子、レア・セドゥベル、アンドレ・デュソリエ商人、イボンヌ・カッターフェルトプリンセス。
観なくても良かったと思った…
ディズニーの美女と野獣が好きすぎて実写も見ておこうと。
うーん。好きすぎるが故にかなり微妙。
ディズニーの野獣のチャーミングな所とか可愛らしい表情が好きなのに、こちらの野獣はめっちゃ怖い((( ;Д))) 女鹿を金の矢で刺したのが野獣になったきっかけ。
ストーリーは全然違うのに、ちょいちょいディズニーのセリフを引用。
結果見なくても良かったかも…
愛はイバラ道
ややダークファンタジーのようなフランス版…いや本家と言うべきなのでしょうか。
命あるものを大切にしなければならない
約束は守らなければならない
本当の愛だけが人を救える
貪欲になってはいけない
そんな教訓が散りばめられた童話でした。
衣装は美しいけれど、少し説明不足かなと思います。
ベルがいつの間に野獣に想いを寄せたのか?
元々自然や花が好きで、愛情深い勇敢な女性というだけで、家族を守りたい一心での自己犠牲に見えました。
姉達が強欲で、シンデレラの義姉2人みたいでした(^^;)。
約束を破られてもすぐに王子を許し、更に野獣を愛すようベルを促した王女が、一番真実の愛を会得しているようでした。
「幸せな日々こそが過去を忘れさせる」
映像美!
ヒロインの女優が、外見内面共に聡明で、勇敢で、とても綺麗です。
毎日ドレスを用意している野獣を想像すると、とても愛らしく思えてきます。
ベル=黄色のドレスだと思っていましたが、それはディズニーの影響でしょうか。
ヴァンサンカッセルの唇が常に出ているところが終始気になりました。
エマワトソンの美女と野獣が気になるところです。
語り継がれる物語
フランス製作の美女と野獣。
衣装が豪華で素敵です。
ディズニーとは違い野獣が本当に獣でこわい。
子供に読み聞かせしながら物語が始まる。
なぜ王子様が野獣になったのかが後半に明かされてゆくのだがベルの夢の中でのシーンなので少し混乱。
欲に目が眩み最愛の家族までも裏切る兄弟にムカつく。
姉達の物欲も凄まじい。
ベルは質素で欲が無く父の身代わりとなり野獣の城に行く献身的な女性。
外見の美しさと内面の美しさが野獣を人に戻すことが出来た。
理想の女性…完璧です。
真実の愛が心を打つ。
ラストがとても良かった。
子供達はベルと野獣の子供……
色彩美
あえてこの時期に別の美女と野獣を観てみる。
ちゃんと観た事はなかったんですが有名な、お話なので何となくは知ってました。
ファンタジーの風景はやっぱり好きだな、そそり立つバラに包まれた野獣の城が何とも言えない。
美女と野獣が邂逅するまでが意外と長かったですね。
ベルが意外にタフなキャラクターだったんだなと驚きで、毎日変わるもドレス姿も素敵でした。
知ってる話とは少し違いましたが、これはこれでありかな。
ちょっと愛の展開が早すぎると思ったけどご愛嬌という事で。
野獣の元に帰る時、道を開けてくれた森の神はベルに娘を重ねたんだろうか…
さてエマ・ワトソン版も観てくるかな。
レア・セドゥが美しかった〜
レア・セドゥが大好きなので見ました。
とっても美しくて、どの衣装デザインも良かったです。
イボンヌ・カッターフェルトという女優さんを初めて見たのですが、この方もとっても美しかったです。
まさに王女様(お姫様?)にぴったり。
この方の最期が切なかった…。
ディズニーの美女と野獣をそのまま実写化したのではないんだな〜と思いました。
独特な生き物たちが出てきたり、食器は動かず喋らず歌わず…。
あの有名な音楽が流れると思っていたのでちょっと残念!
お城へ行くまでの描写と、薔薇に囲われたほぼ廃墟なお城が素敵でした。
なにもかも美しすぎる
もう最高でした!
実写ならでわの描き方だなとおもいました\( ¨̮ )/
アニメのようにカップやロウソクは喋ったりしませんでしたが(笑)
ビーグルと狩り仲間が呪いで変身していたので、可愛かったし、迫力満点でした!
やっぱり、ベルのような強い女性に憧れますね(*^^*)
んー、微妙。
映像はとても綺麗でした。
美しい衣装とセットと背景とても良かったです。
でも、内容が残念でした。
これならまだもうちょっと原作に似せて作った方がよかった。
恋に落ちる要素がわからなすぎたし、展開早いし、山があんまりなかったですね。
あんまり協調性のないお兄さんや、飲み屋の男らと戦わせても全然ドキドキしやんし、占い師の女の人の死に方もなにを伝えたかったか謎ですし。
せっかくの綺麗な映画の実写化で期待したけど期待はずれでした。(._.)
西欧の童話をまじめに映画化
タイトルロールの美女、ベルの女優がいい。不勉強にもこのお話を全く知らなかったので、とても為になった。商人の大家族と森の神に呪われた王家の王との物語だった。ようやく最近、西欧の話の骨格がわかってきた感じである。雌鹿の精霊が森の神の娘だったり、野獣の正体が、王家の王であったり。
途中から急ピッチだったかなぁ
ディズニー版と違ってフランス版である今回の作品。
ディズニーはディズニーで実写版作るらしいですね。
感想としては、犬のCGがかわいかったのと、恋愛のステップが少々急すぎたのかなと。
ベルはアップさせない方がかわいいね。
谷間が気になる
おとぎ話を大人風にしました。ディズニー風で描写が美しく優しいが物足りなくもある。前半は軽く単調な感もしたので、そこにもう少しアクションがあれば、より良かった。核となる2人の女性がとても美しい。始終胸の谷間が画面にあって疲れたw
アニメとは違った…
ストーリーも設定も色々と違ったけれど、お城や景色、ドレスがすごく綺麗でした。ビーストがもうちょっと、毛並みや質感をCGでリアルにしてほしかった。ビーストがかっこよくてだけど孤独を抱えてる表現をもう少し頑張ってほしかった。あんなにライオンぽくなくてアニメに近い感じを期待してたけどそこは残念。綺麗なドレスを身に纏って豪華なお城で生活するという夢の世界に憧れる女性には、疑似体験できそうな映画だった。
ディズニーアニメと比較しちゃう。
美女と野獣といえばディズニーアニメ世代な私。観ながらどうしても比較しちゃう。
観終わったら感じたのが、何で実写化したのかなぁ?ベラやお城が綺麗だったけど、人間の生臭さ的な実写化したからこそ!っていうのがなかったー。そしたら忠実にディズニーアニメと同じにして欲しかった。
何と言ってもベラに感情移入出来なかったのが残念!!ファンタジーだけど、そこ観に来てる人がターゲットじゃないのかな?
全35件中、1~20件目を表示