劇場公開日 2014年6月6日

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「ジャッキーの方向性」ポリス・ストーリー レジェンド 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ジャッキーの方向性

2014年12月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

今作は今までのジャッキーとは全く雰囲気が違う作品になってる。

アクションよりもドラマ性が強く、おちゃらけた感じがない。

恐らく、今作を見たら身体張るアクションよりも演技派を目指す方向性を示す作品になっていると思う。

だから、今までのジャッキー作品と思うと痛い目に合います。

ほぼワンシチュエーションだし…

だけど、描かれることはなかなか深く何が正義かを描かれていて悪役にも悲しさがあり、考えさせながら見ていた。

本当に悪なのはエゴ向き出しのマスコミじゃないか?

気持ちなんてわからないのに知ったように優しくする人も罪ではないか?

などなど考えさせられる部分が多くとにかく身近にもありそうで怖いし、悲しい。

そんな悲しい今作のクライマックスは、ネタバレになるので言えないが、心を揺さぶられた。

恒例のNGシーンも相変わらずの元気なジャッキーが見られて良い余韻が残る作品だった。

とにかくおちゃらけた感じは期待はできないが、深くて良い作品になっていて相変わらずの元気なジャッキーの姿に嬉しくなる作品。

オススメです。

作品に向き合うゆき平