ポリス・ストーリー レジェンドのレビュー・感想・評価
全55件中、1~20件目を表示
ジャッキー映画史上最もサスペンスフルな一本!
ベテラン警察官のジョンは「大事な話がある」と娘のミャオに歓楽街のナイトクラブに呼ばれていた
猥雑な雰囲気の中「彼氏を紹介する」とミャオが連れてきたのはクラブのオーナーのウー
突然の出来事に驚くジョンをさらなる事件が襲う
武装集団が娘を含む客全員を人質にしてクラブに立てこもりはじめたのだ
しかも犯人グループのリーダーはウーだった
なぜ彼は自分のクラブで立て篭もり事件を起こしたのか?
脱出方法を探る中で、ジョンはウーの目的と自分が関係あることに気がついていく・・・
コメディシーンなし。公開当時60歳という年齢に合わせて、お決まりのテンポの良いアクションシーンはなく敵との格闘も泥臭いものの連続
ハードな物語と共に他では見れないジャッキーの表情が画面一杯に映し出される
系統としては『フォーリナー/復讐者』が近いか
だが犯罪者になるのも厭わなかったフォーリナーとは違い、今作は愚直なまでに警察官としての正義を貫こうとするジョンの葛藤が見どころの一つだ
あっぱれ。まだまだ動けるジャッキー・チェン
ハチャメチャで元気な香港時代、世界的スターの座聞いたアメリカ時代、そして中国になった。ちょっとちんまりした感じもするけど、大人になったジャッキーは、それでもスクリーンで躍動する。派手さやスケールは昔ほどでなくてもやっぱり彼ならではのユーモアとラブかなあ。
密室劇
................................................................................................
刑事ジャッキーとその娘、その他大勢が誘拐される。
そして犯人は5年前の事件の犯人を呼ぶよう要求。
警察は服役中のその男を行かせた。
立てこもり犯の目的は5年前の事件を知るためだった。
その事件で妹が殺され、誘拐されたのは皆その関係者達だった。
でも結局妹は自殺だったということがそこで判明。
犯人は自殺しようとするのをジャッキーが救出。
................................................................................................
ポリスストーリーシリーズをあんまり覚えてないが、
ジャッキーは常に犯人も含めて誰も死なせたくない男。
そのへんが嘘くさいが、映画なんやから許容。
敵役も筋を通す人やったし、途中から密室劇みたいな感じ。
密室で色んなことが判明する12人の優しい日本人を思い出したわ。
登場人物が次々出て来たり、次々場面が変わるのよりも、
おれはこういう映画の方が好きやなあ。
実は関係者が集められていた。「次はオレが話す」事件について知ってる...
実は関係者が集められていた。「次はオレが話す」事件について知ってることを各々が話していく語り継ぎスタイル。付き合ってたの、そこも関係してたんかい、みたいな。
脚本が凝ってる。話の面白さでみせてくタイプ。
アクションは他のジャッキーポリス系の中では非常に少ない。
ストーリーにイマイチ説得力がないので観ていてモヤモヤする。 成龍も60才(撮影当時)。 敵と戦っても不死身と言うわけではなくケガもするし、弱さもある。 現実的な脚本になっているのはいいと思う。
動画配信で映画「ポリス・ストーリー レジェンド」を見た。
劇場公開日 2014年6月6日
2013年製作/108分/G/中国
原題:警察故事2013 Police Story 2013
配給:ブロードメディア・スタジオ
成龍(60才)
劉燁
景甜
殷桃
劉儀偉
周曉鷗
于榮光
張磊
ひとり娘(景甜)にクラブに呼び出された成龍は非番の警察官。
客の十数人がそのクラブに監禁された。
それはこのクラブのオーナー(劉燁)が仕掛けた罠だった。
何のためにこんなことをするのか?
これはアクション?サスペンス?ミステリー?
ストーリーにイマイチ説得力がないので観ていてモヤモヤする。
成龍も60才(撮影当時)。
敵と戦っても不死身と言うわけではなくケガもするし、弱さもある。
現実的な脚本になっているのはいいと思う。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
今までにないジャッキー
父親役のジャッキーにとても感情移入できて観れました。
こんなにストーリーがよく出来たジャッキー作品は初めてじゃないかな?笑
また、ジャッキーのこんな表情は見たこと無かったのでいいもの見れたと思いました!
人と人とのドラマ、みたいなジャッキー作品をもっと観たい!
アクションスターの系譜と今後の方向性
言わずと知れたスーパースター"ジャッキー・チェン"。
アクションスターとして不動の地位を確立しているが、と同時にプロデューサーや監督など制作面での活躍も素晴らしい、まさに業界のお手本となる映画人でもある。
映画好きなら知る人も多いと思うが、トム・クルーズは完全にジャッキーをお手本にしたポスト"アクションスター"であり、またジャッキー自身も熱狂的な千葉真一ファンでもあったことから映画人としての影響は大きい。
ハロルド・ロイド、バスター・キートン、ジャン・ポール・ベルモンド、千葉真一、ジャッキー・チェン、トム・クルーズ…。
ジャッキー自身は2012年の「ライジング・ドラゴン」で本格的なフィジカルアクションからは引退すると宣言していたが、2017年の「ザ・フォーリナー/復讐者」などの傑作も生み出している。
現在67歳のジャッキー・チェン。
コロナなどの影響もあると思うが、作品数は減って来ている。
ジャッキー本人が一番好きな自身の作品を選ぶとしたら、アクション作品は「ポリス・ストーリー/香港国際警察」で、監督作品では「奇蹟/ミラクル」だそうだ。
近年は比較的シリアスな作品が多く、本作「ポリス・ストーリー レジェンド」もそのひとつだが、それはそれで悪くない。
ただ、個人的にはやっぱりジャッキー作品にはコメディ要素を期待したいし、実際それはジャッキー自身にとって最大の魅力なのではないかと思う。
今後は監督として自身の70、80年代の作品を原点回帰的に小規模な低予算作品でいいから、是非作品を残して欲しい。
極悪人がいない。ジャッキー氏らしい映画。
ラスト、しんみり終わる。
若いころのようなアクションとか、切れのいいコメディを期待すると、肩透かし。
この先どうなる?とハラハラさせられるが、基本は人情噺。うん、ジャッキー氏らしい。
展開は、バッサリ切りたいところもあって、ちょっともたもた感があるけれど、
まあ、ジャッキ―氏の演技で引っ張ってくれる。
若いころとは別の円熟味が出てきましたね。
親子、兄弟話が絡む。中国って一人っ子政策じゃなかったの?と頭がこんがらがるけれど、ま、いいか。
ジャッキーじゃない方が・・・
クラブでの籠城事件に巻き込まれた刑事とその娘が、事件解決に挑む物語。
ジャッキーチェン主演、ポリスストーリーに名を連ねる映画です。
ジャッキー主演だから鑑賞した私が言うのもなんですが、この映画はジャッキー主演でない方が良かったと思います。
彼らしいコミカルな笑いや軽妙なアクションはなく、ひたすらシリアス。
でも、ジャッキーにはシリアスは似合わなくて、戸惑いを覚えます。
ストーリー的な面白さは感じましたが、少し無理があるようにも思えました。主犯の事情は分かりますが、「他にやりようは幾らでもあるでしょう」と突っ込みたくなります。
正直、余りお勧め出来ない映画、というのが感想でした。
ジャッキーの信念
店主で恋人のウー。仲間3人とともに堅牢なバーに立て籠もるのだ。警察はほどなく店の周りを固めていく中で、拘束されていたジョン(チェン)が証拠写真を撮り、警察への内部情報として調査する。すると、かなりの数の爆弾が・・・
犯人ウー(イエ)の要求が意味不明だったが、5年前に起こった薬局での事件が原因だと徐々に判明していく。その5年前、警官として薬局内で人質を取ってたウェイを説得しようとする間に、ジョンの妻が交通事故で亡くなってしまう。娘ミャオ(ティエン)はその日以来父親を避けるようになっていたのだ。
薬局での人質はウーの妹であり、ウェイが持っていたナイフをもぎ取り自殺したんだとわかる。その他にも薬局店主や客などが人質となって証言する。この告白タイムが中盤以降という珍しい構成の作品。
クライマックスは店から繋がっていた地下鉄の線路上。ミャオを人質に取り、ジョンと対峙するウー。自殺を迫られたジョンは銃の引き金を引くが弾は空っぽだった。
悪人であろうが命は大切だ!という信念を貫く刑事ジョンが印象的。
ジャッキーがアクションからの脱皮を計り、ストーリー重視の俳優へと舵...
ジャッキーがアクションからの脱皮を計り、ストーリー重視の俳優へと舵をきった。
ところどころで魅せるアクションはやっぱりさすが。これならまだまだいけるのでは。
ストーリー、なかなか面白くはあるのだが、謎が解明されてしまうと、「えっそんなこと」って感は否めず。もっとスケールのでかい話でないと、ストーリー重視としては物足りない。
ポリスストーリーとは違うタイトルにして欲しかった。
ジャッキー・シリアス・ストーリー
勿論、かつてのシリーズとは何の関連も無い。
リブートでも“シン”でもなく、これはこれ、全く別物の「ポリス・ストーリー」。
なので、好き嫌いははっきり分かれる。
昔のようにジャッキーがコミカルにアクロバティックに動き回るエンターテイメントを期待してる人にはダメだろう。
じっくり見るサスペンス・ドラマなら見応えはある。
しかし残念な事に、今回ストーリーを重視したようだが、大してそれが面白いとは思わなかった。
クリスマスの夜、ベテラン刑事のジョンは娘に呼び出され、とあるナイトクラブへ。そこで何者かに頭を打たれ、昏倒。ある復讐の計画が…。
密室劇、回想を挿入しながら過去に担当した事件との繋がり…と、ストーリーが物を言う内容になっているが、伏線張られ、鮮やかに見る者引き込まれるほどではない。
重厚なアクションを時折挟み、シリアスな話が展開していくだけ。
が、ジャッキーのシリアス演技は見るものがあった。
娘との確執。「私がツラい時何処に居た、刑事さん!?」と詰め寄られ、何も言えない。
金網の中でのアクションはその辺の物を武器に使ったりもせず、殴られ、痛々しさに顔を歪める。
明るい“アクションスター”ジャッキーは居ない。枯れ、悩み苦しむ“一人の人間”ジャッキーが居た。
そういや、「ベスト・キッド」でも名演見せていた。こういうジャッキーも悪くない。
でも、エンドクレジットはお馴染みの…。
やっぱりジャッキーなんだな。
シナリオ重視のジャッキー
撮影、演出、シナリオをしっかりさせて、アクションを抑え目にしたジャッキーの新スタイル。
面白かったが、犯人の動機が弱いのが気になった。
いままでのジャッキー映画
とは、別の映画。
アクションは確かに派手さはなくなったが、内容は凄く良かった。
ずっと緊迫感があって、他の出演者も良かった。
この路線で行けば、まだまだジャッキー映画を楽しませて貰えそう!
全55件中、1~20件目を表示