ソロモンの偽証 後篇・裁判のレビュー・感想・評価
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山本
尋也。何だか柏木くんは死ぬべくして死んだ感じ。やたら面倒臭い少年。柏木くんがなんでそんな面倒臭いことになってるのか、お父さんお母さんに問題なさそうだし、動機は全く描かれず。本当は動機なんて別に必要ないのだが、一応、裁判映画なんだから。原作がどうなのかは知らないが、少年少女がなんとか青臭い匂いを漂わせているのに、5時間全く青春映画になっていない。というか、驚くほど話がつまんない。なんでこんな脚本で前後編に分けて映画化しようとか思うんだろう。尊厳なる死をと言って教室の机の上から飛び出した、ただいまおかえりを1人繰り返す少年。台風クラブを見たか?という話。成島出って相米慎二の助監督とかじゃなかったのかしら。子供達がなんか勿体無い。97年透明な存在とか言ってた14歳の少年を忘れたのか?という話。江東区、隅田川感が少しだけ漂っているのが救い。
ソロモンの偽証
最後までサスペンス的要素が残るものとして見ていたが、ホントに意味していたものが違った。
大人になると誤魔化し方ばかり上達する。誤魔化し方が上手な人が増え、正直な言葉が周りに伝わらなくなる。舞台が中学校であるから成り立つ結論であり、大人がこれをしても、納得がいく人は少ないと思う。「無責任」で「ダメな大人」のレッテルを貼られる。
でもこんなことを書いてる自分ももう立派な大人であるべきであることにゾッとした。登場人物たちのように自分の行動に責任をもて、と指を指されている感覚に陥った。
約80年の人生の一本の線の上で、自分は今どこに居てその場所に見合った責任ある行動を取れているか、これは大人への警告であり、いまを生きる子供たちに大人への準備を促す教科書だと思った。
ん??
演技力を見せてくる。
演技力のパンチ力半端なし
20150904 「真実」とは。
衝撃的な事件の前篇と比べ、後篇は裁判が中心に。子どもたちによる、子どもたちのための裁判。。。意外な展開の流れに、少し驚きつつもいろいろと考えさせられました。「真実」が明らかになったとき、ああやっぱり宮部みゆきさんの作品らしいなあ〜と妙に納得したのでした。
やっぱり無駄に長い・・・・
まだ読んでないけど
まだ原作3巻までしか読んでないのに
映画を、先にみてしまった。
忙しいので深夜や早朝に少しづつ。
私は家族の映画と思います。
親子のあり方みたいなのの問い
を詰め込んだ映画だと思いました。
子供は当たり前ながら、親が
そうあって欲しいという幻想を
演じることはない。
でも、いいところしか見ない。
視野を狭くする。
子供はもはや
得体の知れない『人』である。
なのに、それを家族という曖昧で、
目の前にあるからという理由だけで、
絆にして結ぶべきだろうか、
考えさせられた。
私が読んできた原作から映画になって
イメージ通りなのは、ミザリーしかない
です。宮部みゆきのあの枝葉のエピソードが削ぎ落とされてるけど、それもまた、4時間強にまとめ上げるならば仕方ないのかなぁと。
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