パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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運命に導かれて…
ハイテク巨大宇宙船での大人の男女のSFラブロマンス
ジェニファー・ローレンスとふたりきり
シチュエーションが好きです!
こういう内容の映画が制作されるという情報を知ってからずっと楽しみにしていました! 主演も好きな2人で良かった(笑) アヴァロン号という名前もデザインも好きです!「早く目覚めてしまったため、船内で生涯を終える」というのは自分が当事者だったらパニックで何もできないかも・・・意気地無しなんで(笑) やっぱり誰かを目覚めさせたくなりますよね・・・ただその人も船内で生涯を終えてしまうので、事故で目覚めたことにしちゃいますよね・・・。 ラストで乗組員達が目覚めた時に2人の子供が生きていたらもっと良かったかも(^-^)
【別天地を求めて宇宙船に120年の冬眠状態で乗り込んだ乗客5000人の中で”何故か”90年早く目覚めてしまった男女二人の物語】
かなり、ネタバレに近いタイトルにしたが、これは序章。
有ることが原因で予定よりも、早く冬眠状態から目覚めたジム(クリス・ブラット)とオーロラ(ジェニファー・ローレンス)の二人の関係性をスタンリー・キューブリックの作品を想起させる作りで魅せる。
(何故なら、冬眠状態にある他の乗客達は登場せず、画面に現れるのは”ほぼ”ジムとオーロラとアンドロイドのバーテンダー”アーサー”(マイケル・シーン)だけであるから。ちなみに、このバーのシーンはスタンリー・キューブリック監督のある作品を想起させる・・。)
大掛かりなセットで撮影されたそうで、グリーンバックの風合いはない。そこが良い。
又、ジムとオーロラが目覚めてからも、二人の搭乗の際のグレード感の違いを描くシーン(露わなのは食事のシーン)などもふむふむ・・、という感じ。
その二人の距離感がどのようになっていくのか・・。
静謐で品のある、だが深淵なテーマで描かれるSF映画の秀作である。
”ブラック・リスト”に掲載されていたジョン・スペイツ脚本作。
<2017年3月25日 劇場にて鑑賞>
タイトル「宇宙船ひとりぼっち」とかにしたら良いかと
監督の前作が良かったので観てみたくなった。
シンプルなSFながら丁寧に作られた良作。どちらかというとSF設定のヒューマンドラマであり恋愛映画かな。藤子F不二雄先生のSF短編マンガみたいな味わい。タイトルがちょっとありきたりで損してる気がする。
ジェニファー・ローレンスの魅力爆発。この美しさには主人公の行動原理も納得できるというもの。(主人公許せん!という人がいても仕方がないけど)
序盤から飽きさせず、映像だけで細かく語り、冗長なシーンも無く、かなり好みな作り。モルテン・ティルドゥム監督はかなりの有能監督という印象。今後の作品にも大きく期待したいです。
視覚的に印象的な軽いSFロマンス映画
楽しかったけど…
引き込まれて最後まで見てしまったけど、ラストがサッパリしてるな〜って思います。
私的には、彼女だけ再び冬眠し、彼のいない未来で妊娠に気づき彼の存在を皆に語って欲しかったかな?
切ないラストが好きなので永遠の別れも美しく、だからこそあのひと時の時間と愛が輝いて見える。的な映画なら号泣していたと思います。
結局、一緒には死ねないので再び孤独に襲われるだろうし…子供を作っても88年後じゃ、子供も死んでるかもだし…
私はラストに「君だけまた冬眠して」の場面で上記のラストを想像して泣きましたが、完全なる早とちり。笑
一緒に過ごすんだ…とスッキリしませんでした笑
病んでるのかな?
あとは、よーく考えてもし自分が起こされた相手がとんでもない男性だったらと思うとゾッとします。
彼女はとどまりましたが、多分、殺してしまうかも…笑
まぁ、その前に私は起こさないか〜爆
恋愛映画
予告編を見て、期待値高めで観に行ったが、結論から言うと少々、いや、かなり期待外れでした。
『ゼロ・グラビティ』や『オデッセイ』などと、同様の作品を期待して観賞すると、ガッカリすると思う。
そのような方には、正直お勧めしない。
恋愛映画がお好きな方にはいいかも。
映像の美しさや音楽はいい。
ハイテクな宇宙船内のセットもカッコいい。
数人しか出てこない役者さんの演技は皆悪くない。
2人の苦悩や葛藤などの心理描写はいい。
しかし、いかんせん創りが雑な印象が否めない。。
設定もいいかげんだし、ツッコミどころが満載で、緊迫感も興奮もなく、脚本が全てを台無しにしているように思える。
ご都合主義と言うか、特に終盤にかけては、あまりにも粗っぽくて、もう少し丁寧に作れよって思いながら観ていた。
いい意味で期待を裏切られるシーンがまったく無い作品。
まぁ、勝手に期待を膨らませていた自分が悪いんですけど。
くれぐれもこの作品は、宇宙が舞台の恋愛映画だ、
オーロラ役がジェニファー・ローレンスだったのが唯一の救いかも。
同情も理解もするけど
やっぱ駄目な物は駄目。
状況全てがクリプラが犯した罪への贖罪になっていて
それが逆に後味が悪い。
判断は仕方なかったし結果良かったってお話だよね。
何だったらリアルガチにおいらだって同じことしてたよ
みたいな意見の呼び水にすらなってる。いやま、
それも分かるんだ。そういう問題提起ね。でもさ、
でも冷静にね、
「まず鏡見ようよ」
とまで言わなくともキモメンだったら
完全に別のお話になってしまうわけでね。
だから俺だったらどうしたか、なんて議論がナンセンス。
拒絶されてきた歴史がある普通の人々と
全戦全勝と思わせる説得力を持った奴では
そこに至る覚悟や葛藤が違うはずだもの。
キモメンがぶっ壊すなら、まずは素直に受け入れられない
ケースを第一に想定するよな。
でま、十中八九そうなる。そうなると監禁・人生レイプと
それに命がけで抗う被害女性、といった裏テーマが
明確になってくる。そうなって初めての、リアルガチ。
そうなっちゃうと、もはや作品としては成立しないのか・・・
難しいね。
画は主役の二人も宇宙船内部の造形も美しく申し分ない。
孤独との葛藤の末に…💖
これは宇宙船版タイタニックか
これは宇宙船版タイタニックか、と思った。なんとなく。宇宙とはどうしてこんなにも孤独を強く感じさせるのだろう。くるうで。
大きなハテナはいくつかある。まず、あのバーテンだ。なぜ壊さない。あるいは壊しておかない。口封じしよう。と思った。
そして、事実を知ったわけだが、あんなにも態度が変るか?まあ、変るかもしれないが。
でやっぱり、宇宙船版タイタニックをなぜか感じた。ラストは、どうなった、いっしょに老いた?お子さんは?良作だと思います。
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