劇場公開日 2017年3月24日

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「【別天地を求めて宇宙船に120年の冬眠状態で乗り込んだ乗客5000人の中で”何故か”90年早く目覚めてしまった男女二人の物語】」パッセンジャー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【別天地を求めて宇宙船に120年の冬眠状態で乗り込んだ乗客5000人の中で”何故か”90年早く目覚めてしまった男女二人の物語】

2019年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

 かなり、ネタバレに近いタイトルにしたが、これは序章。

 有ることが原因で予定よりも、早く冬眠状態から目覚めたジム(クリス・ブラット)とオーロラ(ジェニファー・ローレンス)の二人の関係性をスタンリー・キューブリックの作品を想起させる作りで魅せる。
 (何故なら、冬眠状態にある他の乗客達は登場せず、画面に現れるのは”ほぼ”ジムとオーロラとアンドロイドのバーテンダー”アーサー”(マイケル・シーン)だけであるから。ちなみに、このバーのシーンはスタンリー・キューブリック監督のある作品を想起させる・・。)

 大掛かりなセットで撮影されたそうで、グリーンバックの風合いはない。そこが良い。

 又、ジムとオーロラが目覚めてからも、二人の搭乗の際のグレード感の違いを描くシーン(露わなのは食事のシーン)などもふむふむ・・、という感じ。

 その二人の距離感がどのようになっていくのか・・。

 静謐で品のある、だが深淵なテーマで描かれるSF映画の秀作である。

 ”ブラック・リスト”に掲載されていたジョン・スペイツ脚本作。

<2017年3月25日 劇場にて鑑賞>

NOBU
みかずきさんのコメント
2022年7月14日

静かなSFがお好きとのこと。

本日、SF反戦映画の名作、渚にてを投稿しました。
1960年公開の古い作品ですが、反戦映画の名作だと思います。
随分前に観たので、詳細の記憶は曖昧ですが、作品の骨子、雰囲気は
今でも、ハッキリと記憶しています。

-以上-

みかずき
みかずきさんのコメント
2022年7月11日

コメントありがとうございます。

NOBUさんは観た作品で好きなものが多いとのこと。

鑑賞作品は、自分が選んで観るわけですから、
観た作品に対する想い=作品愛が沸き起こるのは、
人間として自然な感情だと思います。

観た作品の良い所を見つけてレビューに書くのが、
我々レビュアーの役割だと思います。

私のレビューは、
映画愛、作品愛の強いレビューだと言われることが多いです。
映画は好きですし、自分の観た作品は大切にしますので、
そう言われるのは本望です。

ではまた共感作で。

-以上-

みかずき