パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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主人公が死にそうな場面で本気で「死なないでくれ!」と願った作品。
BSで見ました。
実に人間っぽい映画だな~と思いました。
人間であるが故の行動、エゴ、わがまま。
でも、それが結果的には良い方向に行った(男一人だったら宇宙船を救えなかったから)。
だからこの映画は悪い所もすべてひっくるめての、人間賛歌の映画だと感じました。
最後男がピンチになって「これはもう命と引き換えになるんだろうなあ」という展開になります。
で、映画的には男は死んだ方がおいしいと思うんですが、男の心理描写が丁寧に描かれていてかなり男に肩入れできていたので、その時本気で「男!死ぬな!!」と願いました(笑)。
ラストのラピュタ的なシーンはやりすぎだろwと笑ってしまいました。
運命に導かれて…
初回は劇場で、2回目はBS-フジ吹替版で。
宇宙船で90年も早く目覚めてしまったジムとオーロラ。最初は二人が可哀想で絶望的だと思いますが、最後まで観るとそれが二人の運命だったんだな…と納得できます。
技術者の彼と、彼を愛する彼女の存在があったからこそ…
そしてアンドロイドのアーサーも良いキャラで気に入りました。
でも…何より、ジェニファー・ローレンスのナイスバディに目を奪われて…お話に集中できません! 水着姿もめちゃセクシーで惚れ惚れしちゃいます♡
ジェニファー・ローレンスの美しさを堪能できる作品ですね♪
ハイテク巨大宇宙船での大人の男女のSFラブロマンス
ストーリーに直ぐに引き込まれました。
恋する二人の表情がとてもいい。
メインの登場人物が少ないにもかかわらず、
主演のお二人含む全ての映像が美しく、
パーテンダーのウィットの効いた会話も
お洒落で、なかなか完成度高めの映画でした。
ラストシーンでは意表を突かれましたが、
ほっこり、でした。
BSフジを録画にて鑑賞
ジェニファー・ローレンスとふたりきり
この設定は独創的で面白い。
同じふたりきりでも、シチュエーションが宇宙というのがロマンティック。
映像も作り物っぽさはいっさいなく素晴らしいです。
自分だったらどうするだろうと、あれこれ考えてしまいましたが、でもジェニファー・ローレンスとふたりきりなら良いかも(笑)。
ラストシーンがとてもおしゃれでした。
シチュエーションが好きです!
こういう内容の映画が制作されるという情報を知ってからずっと楽しみにしていました! 主演も好きな2人で良かった(笑) アヴァロン号という名前もデザインも好きです!「早く目覚めてしまったため、船内で生涯を終える」というのは自分が当事者だったらパニックで何もできないかも・・・意気地無しなんで(笑) やっぱり誰かを目覚めさせたくなりますよね・・・ただその人も船内で生涯を終えてしまうので、事故で目覚めたことにしちゃいますよね・・・。 ラストで乗組員達が目覚めた時に2人の子供が生きていたらもっと良かったかも(^-^)
【別天地を求めて宇宙船に120年の冬眠状態で乗り込んだ乗客5000人の中で”何故か”90年早く目覚めてしまった男女二人の物語】
かなり、ネタバレに近いタイトルにしたが、これは序章。
有ることが原因で予定よりも、早く冬眠状態から目覚めたジム(クリス・ブラット)とオーロラ(ジェニファー・ローレンス)の二人の関係性をスタンリー・キューブリックの作品を想起させる作りで魅せる。
(何故なら、冬眠状態にある他の乗客達は登場せず、画面に現れるのは”ほぼ”ジムとオーロラとアンドロイドのバーテンダー”アーサー”(マイケル・シーン)だけであるから。ちなみに、このバーのシーンはスタンリー・キューブリック監督のある作品を想起させる・・。)
大掛かりなセットで撮影されたそうで、グリーンバックの風合いはない。そこが良い。
又、ジムとオーロラが目覚めてからも、二人の搭乗の際のグレード感の違いを描くシーン(露わなのは食事のシーン)などもふむふむ・・、という感じ。
その二人の距離感がどのようになっていくのか・・。
静謐で品のある、だが深淵なテーマで描かれるSF映画の秀作である。
”ブラック・リスト”に掲載されていたジョン・スペイツ脚本作。
<2017年3月25日 劇場にて鑑賞>
タイトル「宇宙船ひとりぼっち」とかにしたら良いかと
監督の前作が良かったので観てみたくなった。
シンプルなSFながら丁寧に作られた良作。どちらかというとSF設定のヒューマンドラマであり恋愛映画かな。藤子F不二雄先生のSF短編マンガみたいな味わい。タイトルがちょっとありきたりで損してる気がする。
ジェニファー・ローレンスの魅力爆発。この美しさには主人公の行動原理も納得できるというもの。(主人公許せん!という人がいても仕方がないけど)
序盤から飽きさせず、映像だけで細かく語り、冗長なシーンも無く、かなり好みな作り。モルテン・ティルドゥム監督はかなりの有能監督という印象。今後の作品にも大きく期待したいです。
視覚的に印象的な軽いSFロマンス映画
静寂に包まれた宇宙船や宇宙が気持ちよかった。
SFと思いきや、視覚的に印象的な軽いSFロマンス映画。宇宙船版タイタニック、上品なアルマゲドンの様な感じもあり。
クリス・プラットとジェニファー・ローレンスの演技もよかった。特にクリス・プラットが演じているから作品に華がある気もする。
基本的に全ての要素が薄味なので掘り下げる程のものがなく、面白いんだけど特に何も残らない…。好みが凄く分かれそうだけど、自分はわりと面白かった。
Good
かなり秀逸な作品。
取り扱う題材、
メインキャストを3人(4人)に絞り込むことで
キャスティングにお金があまりかからず
映像に振り切っている。
なのでかなり宇宙、宇宙船の描写が綺麗。
壮大で美しい星々か耀く宇宙のなかで
自分1人だけが活動しているという孤独感。
人間の強さとは、弱さとは
なんなのかを、その一部を教えてくれるような
題材。
別の星への移住と
現実的なのかはわからないが
近未来な話で
SF、ラブ、ドラマの要素が
盛り込まれているが
うまく作品にまとまっている。
付き合いたてのカップル
いい雰囲気の二人にピッタリな
要素たくさんあります。
おすすめしたいです。
楽しかったけど…
引き込まれて最後まで見てしまったけど、ラストがサッパリしてるな〜って思います。
私的には、彼女だけ再び冬眠し、彼のいない未来で妊娠に気づき彼の存在を皆に語って欲しかったかな?
切ないラストが好きなので永遠の別れも美しく、だからこそあのひと時の時間と愛が輝いて見える。的な映画なら号泣していたと思います。
結局、一緒には死ねないので再び孤独に襲われるだろうし…子供を作っても88年後じゃ、子供も死んでるかもだし…
私はラストに「君だけまた冬眠して」の場面で上記のラストを想像して泣きましたが、完全なる早とちり。笑
一緒に過ごすんだ…とスッキリしませんでした笑
病んでるのかな?
あとは、よーく考えてもし自分が起こされた相手がとんでもない男性だったらと思うとゾッとします。
彼女はとどまりましたが、多分、殺してしまうかも…笑
まぁ、その前に私は起こさないか〜爆
恋愛映画
予告編を見て、期待値高めで観に行ったが、結論から言うと少々、いや、かなり期待外れでした。
『ゼロ・グラビティ』や『オデッセイ』などと、同様の作品を期待して観賞すると、ガッカリすると思う。
そのような方には、正直お勧めしない。
恋愛映画がお好きな方にはいいかも。
映像の美しさや音楽はいい。
ハイテクな宇宙船内のセットもカッコいい。
数人しか出てこない役者さんの演技は皆悪くない。
2人の苦悩や葛藤などの心理描写はいい。
しかし、いかんせん創りが雑な印象が否めない。。
設定もいいかげんだし、ツッコミどころが満載で、緊迫感も興奮もなく、脚本が全てを台無しにしているように思える。
ご都合主義と言うか、特に終盤にかけては、あまりにも粗っぽくて、もう少し丁寧に作れよって思いながら観ていた。
いい意味で期待を裏切られるシーンがまったく無い作品。
まぁ、勝手に期待を膨らませていた自分が悪いんですけど。
くれぐれもこの作品は、宇宙が舞台の恋愛映画だ、
オーロラ役がジェニファー・ローレンスだったのが唯一の救いかも。
美男美女でよかった
とも思ったけど、あの状況では意外と計算なども働き、「自分に見合うだろう」と思われる人を選ぶんじゃないかな。
だから美男と美女だったと。
常日頃から自分を正当に評価出来てないとあかんな。笑
壮大な吊り橋効果でそりゃあ恋に落ちるでしょ!宇宙遊泳からの告白もダメ押し。笑
セクシーなシーンもあったけど、綺麗だったから嫌な感じもなかったというか、むしろドキドキしちゃった!
自分のエゴで1人の人生をめちゃくちゃにしちゃったけど、自分が犠牲となり5000人超の人の人生を守ったので贖罪となったのかしら。
わかってくれて良かったね。
子孫を残してスリープさせるかとも思ったけど、そうしちゃうとその子にとって無責任かぁ。むむむ。
ノーパンで暮らしてたところにグッときた
アンドロイドが壊れたところが悲しかった
ジェニファー
自殺しようとも考えたジム(プラット)。孤独の彼の相手をするのはバーのアンドロイド・アーサー(シーン)だけだった。やがて、ポッドに眠っているジャーナリストのオーロラ(ローレンス)を見つけ恋心を抱き、ポッドを破壊する方法を見つける。ジムは孤独を紛らわせるため、1人の女性を道連れにしようとしたのだ。何も知らないオーロラも目覚め、故障だと理解した。やがて2人は恋愛関係へと発展するが、アーサーがつい、ジムがポッドを破壊したと告げる。
絶体絶命の秘密暴露。そんな時、クルーの1人(ローレンス・フィッシュバーン)も事故で目覚めてしまう。船は故障だらけになっていて、修理しなければならなくなったのだ。船外活動で穴をふさぐジム。しかし爆発により命綱が切れてしまう・・・
運命共同体。残り88年、1人で過ごすわけにはいかない。医療用ポッドでなんとかジムを蘇生させ、2人で生きていくことを選択するオーロラ。2人の間に子供が出来なかったのだろうか?それも気になる・・・
同情も理解もするけど
やっぱ駄目な物は駄目。
状況全てがクリプラが犯した罪への贖罪になっていて
それが逆に後味が悪い。
判断は仕方なかったし結果良かったってお話だよね。
何だったらリアルガチにおいらだって同じことしてたよ
みたいな意見の呼び水にすらなってる。いやま、
それも分かるんだ。そういう問題提起ね。でもさ、
でも冷静にね、
「まず鏡見ようよ」
とまで言わなくともキモメンだったら
完全に別のお話になってしまうわけでね。
だから俺だったらどうしたか、なんて議論がナンセンス。
拒絶されてきた歴史がある普通の人々と
全戦全勝と思わせる説得力を持った奴では
そこに至る覚悟や葛藤が違うはずだもの。
キモメンがぶっ壊すなら、まずは素直に受け入れられない
ケースを第一に想定するよな。
でま、十中八九そうなる。そうなると監禁・人生レイプと
それに命がけで抗う被害女性、といった裏テーマが
明確になってくる。そうなって初めての、リアルガチ。
そうなっちゃうと、もはや作品としては成立しないのか・・・
難しいね。
画は主役の二人も宇宙船内部の造形も美しく申し分ない。
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