パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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女性なら好きだと思う!
SFだけど、ロマンチックな気持ちになるステキな映画だと思います!
ガチガチのSFというより、ラブストーリーだし、人生を考えさせる、なかなかいいお話でした。
バーのアーサーがいるおかげで、人間は精神的に安心するんだなーと思いました。
人間って、予測できない会話をしたいんだなぁ。たとえ、ロボットでも。。
あなたはその時どう振る舞うか
予告編で内容見せ過ぎたSF
「ジュラシックワールド」のクリスプラットと「ハンガーゲーム」のジェニファーローレンス主演のSFパニック映画。
作品の舞台は殆ど宇宙船の中ですが、ゴミがない綺麗な船内。
何もかも綺麗過ぎて逆に殆どCGなんだろうなと思わせる残念な映像。
宇宙への考え方は一昔前のアクションSF並み。少しは工夫を見せろと言いたい。
簡単なあらすじは、第2の地球に向かうために約5000人が冬眠装置にて120年眠っての宇宙船移動。
冬眠装置で120年眠る予定が船内ハプニングにより30年冬眠で起きちゃた男性のジム(クリス)と、「1人で残り90年生き耐えられない」とその男に無理矢理起こされちゃった女性のオーロラ(ジェニファー)の物語。
ジムの彼女独り占めストーカーの様な行為については「死ぬまで1人ぼっちなら自分はやるか?」とも考えてさせられる。
また「ジムがイケメンだからある程度我慢出来るのでは?」「これがブサイク男性ならどうなってたのか?」とも考えてしまった。
(オーロラがジムに興味なければ、違う意味でホラー的な映画が撮れるかも?)
話はかわりますが、オーロラ役のジェニファーの演技は見事でした。ハンガーゲーム1の時よりかなり美人になりました。
起こされちゃった理由がバレる直前と直後の演技が特に良かった。
最後はベタすぎる宇宙船トラブル。
解決にて2人は仲直り。これもベタ。
まとめ
近年、「ゼログラビティ」「オデッセイ」「インターステラー」など宇宙を舞台にした良作があったせいかSFとしてはかなり物足りない。
予告編にて内容見せすぎた。
脚本&設定はB級。
こんなに人が出ない映画も珍しく、セットがある程度あれば舞台化出来そうな内容。
ソニーなので映画公開から3ヶ月でDVD化等されると思いますので、映画館で見るまでも無いかな。
私としてはこの内容で映画館のフル料金は厳しい。
少人数ものですが、SF映画観たい方はどうぞ。
人間はその時どうふるまうか
SF映画として観るとかなりガッカリ
新しい
新時代の創世記
内容に関しては、裏切られるような展開はないものの、その分安心して見られる作品だと思う。登場人物も魅力的であったし、映像もかなり良質だった。
ジムの目覚めた理由に関しては、もう少し必然性を感じさせる仕掛けがあってもよかったのではないかと思う。
宇宙船のシステムが、復旧のためのエンジニアを選び意図的に起こしたのかと思えば、ただの不具合による偶発的な事故だった。
あるいは、その偶発的な事故を通してシステムの不具合の核心に迫るのかと思えば、そういうわけでもなかった。
つまり、ジムの目覚めは単なる事故の延長線に過ぎない。
予告を見ても「理由があるはず」のようなことを言っているが、それとこれを結びつけるものが薄かったのは残念。
こういった点を踏まえて星は4.5だった。
それにしてもこの作品は、旧約聖書の創世記を彷彿させる。
最初に男が目覚める。そして孤独の末、女を目覚めさせることになる。創世記を知っている人間なら、アダムとイヴを意識していることは明白であろう。
最後のシーンに至っては、宇宙船が「ノアの箱舟」のように感じたのは私だけではないと思う。
作品の根底に創世記を持ってくることで、人類移住計画というものを新たな人類の歴史の1ページとして描いている、云わば「新時代の創世記」として表した作品だと思った。
絶望と希望とを深く考えさせられた映画。
我々人類は、常に新たなフロンティアを見つけ、移動し、進化してきた、と思う。多分、2050年には火星に人類は定住しているだろう。
本作品もそういう文脈の中に基本的にはある。ストーリーはムチャ単純で、地球から生存可能な惑星への移動には莫大な時間とコストがかかるので、途中は冬眠状態で管理される。ところが、あるきっかけでイケメンだけが、目覚めてしまった。みんなが目覚めるまで残り89年、どーしよう、どーしようもない。
私は、
1957年11月3日、ライカを乗せたソ連のスプートニク2号を思った。広大な宇宙の闇の中を、音もなく目測物もなく、匂いも音もなく、静寂の中で猛烈なスピードで、1人移動する、これは絶対的な孤独で、これを絶望と言うと思う。
絶望と希望はセットでないと話としては成立しにくい。そこでイケメンは美女を強制的に起し、目覚めさせてしまい、それを偽ってイチヤつく。しかし、嘘がバレたところで、破局。しかし、宇宙船そのもののトラブルが発生し、良いタイミングで、第三者の船長が目覚めさせられ、2人に後を託すかたちで病死する。
宇宙船の危機を2人で解決し、仲直り。美女はイケメンに弱く、現実的で、ま、仕方ないかと、運命を受け入れ、メデタシメデタシ。
『サイレント・ランニング』のような雰囲気を連想させられる味わい深いSFドラマ
新天地の惑星を目指して120年間の冬眠状態となった乗客5000人を乗せた巨大宇宙船アヴァロン号。機械の誤動作で他の乗客より90年早く目覚めてしまったエンジニアのジムはなんとか冬眠状態に戻ろうと試みるがどうすることも出来ない。1年が経ち孤独に耐えきれなくなったジムは冬眠中の乗客の1人、オーロラの美貌に惹かれてしまう。船内に残されていた彼女の映像データや彼女の寝顔を眺めているだけでは我慢出来なくなったジムは悩みに悩んだ挙句に彼女の冬眠装置を停止させて蘇生させてしまう・・・からのSFサスペンス。
アヴァロン号のデザインが非常に美しく、それがゆえに宇宙空間に取り残された2人の孤独が際立ち後半のスリリングな展開が映えるわけですが、宇宙船クルーも冬眠している船内で黙々とドローンが作業している光景がダグラス・トランブルの『サイレント・ランニング』のような60~70年代SF映画の醸す雰囲気を連想させます。全てを語らない味わい深いエンディングの余韻も印象的です。
海外の映画で見ました! 見てる人を飽きさせないクリスプラット、ジェ...
流石な2人
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