パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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男女でも変わってくるかなぁ
観る人によって、主人公の行動への評価が別れるじゃろうね。映画館からの帰り道、自分だったらどうするじゃろうか…と考えつつ帰ったのでだけれど、結論出ず。
ちょっとディテールが甘くて、終盤の展開がありきたりな感じがしたのが残念だけど、宇宙空間の美しさとジェニファー・ローレンスが素晴らしかった。
退屈な映画だ
大体のあらすじがわかっていただけに、かなり退屈な映画でした。
細かいところで、主人公の一人である女性が、男の手によって起こされたこと、リアクターの熱に耐えてるシーン、プールの水が無重力によって球体になるシーン、この3つが印象的です。
また、完全全自動のシステムが予定外の事象により崩壊していくのは考えさせられました。
映像は素晴らしかった。ストーリーはちょっと。
映像はとても素晴らしかったけど、とにかく最近のSFはどれも素晴らしい映像ばかりでとても驚くほどではなかったような。まぁバーテンダーが楽しかったし、近未来のルンバが面白かった。アンドロイドは秘密の意味がいまいちわからないんだろうか。あんなに簡単に秘密をばらすってのはアンドロイドとしては出来が悪いですよねぇ。
最初の内は結構話がたるい感じでウトッとしたところが多々あったのでこの点数かなぁ。
日常系SF
というと、少しあれかもしれませんが。
SFものの定番といえば、宇宙人とドンパチ的な感じですが、本作はそんなことをせず、船内での生活が描かれていきます。
また、展開も結構予想できるので、ストーリー的な山場は少し弱く、今一つ盛り上がりには欠けます。
とはいえ、惑星移民やコールドスリープといった、SFチックな用語が好きで、無機質な船内やAIアシスタントといった、SFチックな舞台が好きだという方には、十分満足できる描写がされているので、SF好きな方、もしくはSFに興味があるかたには、いいと思います。
初めてのSFがこの映画でよかった。 息もつかせぬ展開で、2時間全く...
初めてのSFがこの映画でよかった。
息もつかせぬ展開で、2時間全く飽きない。
ラストも、私が想像しうる限りの最高のハッピーエンド。
アンドロイドが秘密をあっさりばらす辺り、まったく紳士じゃなかったけれど、、、
面白かった!
感動
宇宙の彼方へ新しい地に移住する設定は今までもあった。その設定自体はSFの世界であって、現実には何時可能か現状想像も出来ない。でも、本作品が描がきたかったのはそうしたSFの世界ではなく、設定の中での生き物としての人間の心理、特にその機微であったと思う。その意味で上質な作品であり、大きな感動を受けた❗映画館で見て本当に良かった。
美しい…
観ていて感じたのが、映像美。とにかくそれに最初から最後まで引き込まれた。
全編の殆どを2人だけで通したジェニファー・ローレンスとクリス・プラットの演技には感嘆。
特にクリス・プラットは難しい境遇で葛藤する役柄を見事に演じていたように感じた。
基本的にストーリー性はしっかりしていたと思うが、何故ジムはあのように自体至ったのかというバックグラウンドが拙いように感じた。
映画として出来は申し分ない作品だったと思う。
リアリティもあり未来の宇宙豪華客船も疑似体験できるSF大作
早起きは一文の得とは言ったものですが、人類移住の星間航行でトラブルのために90年!?も早起きしてしまった男女2人の物語です。
あるで宇宙版ロビンソンクルーソー、アダムとイブの物語のよう。
最近のものではグラビティやオデッセイのリアルなサバイバルにアルマゲドン的パニック、それにロマンス要素を加えたSF大作なのです
よく考えると出演料はお安く済んでるのでは?と思えるくらい登場人物は少ない(寝ている人がほとんどなので…)そのかわりCGにはお金かけてそうな出来です。
豪華客船には近未来にはありえるようなリアリティのあるシステムやギミックがたくさん出てきておりSFファンにはたまらないでしょう。
あ、あとアンドロイドのバーテンがいい味だしてる。
気軽に視聴できる吹き替え版を見ましたが予想以上でした。
日本人好みのストーリーです。
じーんとくるような非常にいい終わり方をしていると思う。
結末については見終えてからいろいろ考えてみるのもよいかも。
映像は美しいが、腑に落ちない
映像は美しく、3Dの価値はあったが、4DXの意味はあまりなかった。
俳優たちは、どの人も良かった。
ただ、腑に落ちない点が、満載。
ラストもひねりが欲しい。
人間のサガを描いていたのだなと思う。
ラブロマンス
目的地まであと90年という移民船の中で、2人だけ目覚めた男女にまつわる、王道のラブロマンス。究極の状態下、身勝手な男を許して、ともに生きていけるか?という話。なかなか面白かったです。
宇宙船やプールが無重力状態になるシーンなど、とても美しかったし、アンドロイドのバーテンもよかった。
宇宙船のエラーの原因は何なのか?
久しぶりにスペースものを見ました。
現実世界で地球に非常に似た水のある環境の系外惑星発見のニュースで沸き立つ現代ですが、その系外惑星を目指す遠未来の宇宙船の話と言うか…。
ただ、小惑星や小さなスペースデブリ衝突から守るシールドが出てくるのは、アポロ計画ですら無かったものだが。
故障の原因は何なのか? そこが腑に落ちない。
交代制でもクルーを少人数でも冬眠から目覚めさせる運航方法にしないのか? 全部、機械(人工知能を持つコンピューター)に任せても良いものか?
機械を100%信頼できないのは、『2001年宇宙の旅』のHAL-9000でも出ていたし、、、
劇中のこんな人工冬眠装置を作った運航会社がバカとしか思えない。
でも、やはり宇宙は人類の尺度ではとんでもなく超巨大だと。
光速に近近付けば近付くほど船内の時間の進行が遅れるのだが、映画上では光速の半分の速度だけど120年も経っていたら地球上の時間の経過はかなり進んでいる筈…地球に引き返しても、もう既に人類は滅亡したりして意味が無いんじゃ?と。
やっぱり、ハビタブルゾーンにある系外惑星に向かうには地球を捨てる決意では無いと向かえないんだろう。
だから、母なる地球を大切にしなければならないかも、、、
映像と脚本が素晴らしい
2D 字幕版を鑑賞。地元の映画館で上映してくれなかったので,片道1時間半かけて天童まで出かけて鑑賞したが,出かけた甲斐はあった。映像がまず素晴らしかった。亜光速の宇宙船に乗って冬眠状態で 120 年かけて地球から移民するという設定の話である。巨大な宇宙船の中に,クルーが 280 名ほどと,乗客が 5,000 名いるのだが,ある事故によって一人の乗客の冬眠装置が故障して,出発から 30 年で目覚めてしまったところから話が始まる。目覚めた乗客の専門がエンジニアということで,修理や再冬眠の方法を探るのだがうまくいかず,目的地への到着は 90 年後のことで,到着するより前に船内で死亡するのは明らかという状況に置かれてしまう。
まず,この話の発端が秀逸で,映画の最初は途方もない孤独感を見事に表していた。宇宙船の窓から見えるのは,息をのむほど壮大な銀河系の姿で,その中で起きて活動しているのは自分だけという状況に,絶望感しか湧いてこないのが実に切実に描かれていた。そんな中で,上半身だけ人間の形をしたバーテンロボットのアーサーが唯一の話し相手となるというのも,孤独感をさらに増すための巧妙な仕掛けであった。このアーサーは,物語上で非常に重要な役割も果たすのだが,その話は割愛する。
脚本は,実に見事なものであった。2時間足らずで終わってしまう映画とは到底思えないほど内容が豊かであった。特に,主人公のしでかした過ちによる深い負い目と,それに翻弄される相手の気持ちが痛いほど伝わってきた。もし,自分が同じ状況に置かれてしまったら,という想像力を掻き立てる話で,まるでワーグナーの楽劇のような深いテーマ性のある話であった。
宇宙船は,「2001 年宇宙の旅」のディスカバリー号のように,進行方向に対して垂直に回転しながら飛行して,遠心力による擬似重力を作り出すという方式なのだが,宇宙船のトラブルでその回転が止まってしまうと,いきなり無重力状態になってしまうことになる。何度か出て来る無重力状態の表現が実にリアルで感心させられた。その一方で,宇宙船のエネルギー源は,どう見ても核融合のようなのだが,その遮蔽にガラスが使われていたところには開いた口が塞がらなかった。核融合のプラズマの温度は1億 ℃ にもなるが,ガラスは僅か 1,000 ℃ ほどで溶けてしまうのである。
役者は,主人公が「ジュラシック・ワールド」の猛獣使い役の人であった。スポーツマンタイプのイケメンであることが,この話を成立させるための絶対的条件であろうと思われた。これが森永卓郎のようなブサイクなオッサンだったら,ホラー映画になってしまうところである。相手役はジェニファー・ローレンスで,登場人物の極めて少ない映画なので,こういう美形だけが画面に出て来るのは有り難かった。ジェニファー・ローレンスといえば,iCloud にアップしたプライベート写真が流出して騒ぎとなったことでも記憶に新しいが,見たがる人が多いのも頷ける話のような気がした。また,「マトリックス」のモーフィアス役だった人も久々に登場していた。
音楽はトーマス・ニューマンで,「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」で聞かせてくれた深く胸を打つ作風が健在であった。この作品にはこうした音楽が不可欠だろうと思った。演出は,物理的におかしなところがいくつか散見されたが,作品の出来を根底から覆すほどのものではなかったように思う。日本語字幕は「キングコング 髑髏島の巨神」と同じ人だったが,こちらの方はあまり違和感がなかった。全米公開から僅か2週間後に公開という素早さも評価されるべきだと思った。
(映像5+脚本5+役者4+音楽5+演出4)×4= 92 点。
宇宙船タイタニック号?
予告編の勝利!
お定まりなパニックものか?と思い、観なくても良さそうな気もしたが、予告でちらっと出てくるアンドロイドが「マスターオブセックス」のあの先生だったのと、高級な葬儀場のような宇宙船セットが興味を引いたので観に行くことに。
設定として、120年後に植民地ならぬ植民星に行ける世の中で、貧富の差って・・・妙に世俗的。未来の話にタイタニックめいた、おかしな設定に思えるのはスタートレックの観すぎか。また、オートパイロットなのに、クルーの数が多すぎでは?
中盤はやや眠い印象。
美男美女だからこそ、成立するお話なのは間違いない。
観るなら特に大画面のスクリーンで観るのをお勧めする。
2回観るほどの価値があるかは、疑問だが。
但しイケメンに限る
一歩間違えばかなり危険な人間に分類されるでしょう。
クリスプラットの様にイケメンだからギリギリ許されるのかなと。
人によっては嫌悪感しか覚えないのでは。
概ね予想通りの展開だったのと、ジェニファーローレンスにあまり惹かれなかったのとで消化不良気味。
宇宙船の外観とかは格好良い。
あのお方はあの短時間でもスタッフロールに名前載るものなんだなぁ。とちょっと驚いた。
生物としての孤独の限界。
造形と音楽がともかく素晴らしい。この時点でSF映画としては個人的に◎
進行が全てみたいな内容なので、端々の違和感もリアリティーも置いておいて頂きたい。そして、ジムのアレですが、男のと言うよりは「生物の~」で考えてみたい。何より人はソコにいるのに触れない喋れない。そんな無機物の世界に独りぼっち…。それでもねぇ…とは思うけれどもわからなくはない。
アクシデントが二人を強固に結びつけるけども、それで良いじゃない。二人とアレが居なかったら…。
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