パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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飛行機映画4本目 120年の宇宙旅行の途中、コールドスリープから目...
飛行機映画4本目
120年の宇宙旅行の途中、コールドスリープから目覚めてしまった男女のラブロマンス。
出演キャストがここまで少ないSFって珍しい
途中で出てきた第三者がまさかのローレンスフィッシュバーン!久々に姿を拝めてよかった…
肝心な2人のラブロマンスは、想像にたやすい展開でちょっと興ざめ…
絶望の中に希望を見出し、愛で苦難を乗り越える。ちょっとありきたりかな。
最後のプレゼントにはちょっとほっこり。
宇宙ものとしてそこそこたのしめました。
映像もきれいだし、ストーリーも起伏があり楽しめました。
ただ…すべてが理詰めのストーリーを期待してはいませんが、
いろいろと矛盾点が出てくるんですよね。
なんで、もうちょっと詰めてくれないのかなぁ。
寝れずに観れた!
キャストが4人 舞台が宇宙船で2時間の上映これ面白いのかなぁと思ったけど良作でした。
ジムの行動は絶対許されないんですが、システムエラーを修正するのに最低2人は必要だと分かったあとの展開は良かった。
素敵なスペースラブロマンスでした。
人間の作るものに絶対はないにしても
システムが脆弱。緊急時の対応が、「どうしようもない」ありき、で展開していて、それなら仕方ないとは思えない。あれだけ危険性の高い旅に参加する人は、騙されたか、世捨て人かではないかと思うくらい条件がひどい。まぁ、極限状況をつくらないと物語が成り立たないですが、もうちょっと考えて欲しかった。それと、ようやく一件落着した後、一人なら人工冬眠可能と分かってからのオーロラの心理:「贅沢三昧して最後は冬眠させてもらえるかも」を考えるとあの時の笑顔が恐い。どっちかが先に死ぬのだから、あのラストになるにはひと悶着あっただろう。忘れちゃいけないのは、一番可愛そうなのは、機関士のガスですから! 彼は仕事でこの船に乗り、冬眠装置の不調で全身を壊され、短い生存期間も責任感だけだった…。エンド・ロールでアンディ・ガルシア…えっどこで? 船長! 一瞬だけやん!
クライマックスがミスマッチ
「キャストアウェイ」「オデッセイ」、主人公に深い孤独を味あわせる作品には何故か魅力を覚えてしまう。この「パッセンジャー」も宇宙船内で独りぼっちになった男の物語であるが、途中から一人の女性を登場させることで、少し変化球を織り交ぜてくる。
孤独な男女、似たような境遇にある二人はやがて恋に落ちる。広い宇宙船、壮大な宇宙空間、ロマンスを描くには十分な環境を提供し、ロボットのバーテンダーとのやりとりも含めて、それなりに楽しい雰囲気を醸し出す。だが、中盤にある秘密が解かれてから、このロマンスは一気にサスペンスに急展開する。二人しかいないという設定上、如何にしてこのサスペンスを盛り上げ、そして切り抜けるのか?いよいよ物語に拍車がかかってくる。
そんな期待をしていると、物語は更なる大きな事態を迎える。すると、さっきの問題に構っている暇はない!と言わんばかりに先ほどのサスペンスは棚上げにされてしまう。確かに緊急事態が起こったのは事実だが、二人しかいない状況下でのその展開は、人間の悲喜こもごもを描くのには不十分すぎるし、スケールの割にやっていることに深刻さを欠いてしまう。むしろ、二人しかいないその状況だからこその面白さ、そして二人しかいないというサスペンスをもっと膨らますべきだったのではないだろうか。これにはミスマッチなクライマックス演出してしまったとしか思えて仕方ない。宇宙船物である故のスペクタクルサービスだったのかもしれないが、ユニークな宇宙船内の設定もうまく活かせられれば、派手さはなくてもロマンス、サスペンスのどちらに転んでも作品のバランスはもっと良かっただろう。
とは言え、美男美女の宇宙船でのロマンス、更に二人の絆を深めるためのスペクタクル的クライマックス演出として割り切って観れるのであれば、久々のハリウッド製デートムービーとして楽しめるかもしれない。
近未来のおとぎ話
物語は宇宙船の中で完結し、結末まで予測できる展開ではあるが、人間の心理をうまく描く作品に仕上がっている。主人公達が宇宙船で一生を終えることを悟る潔さが、絶望ではなく、ハッピーエンドのおとぎ話である所以である。ヴィジュアルの美しさ、Thomas Newmanの音楽も全体のクオリティを高めている。
~「人は皆、運命という船の乗客にすぎない。」~
【賛否両論チェック】
賛:広大な宇宙で孤独な運命を背負ってしまった1人の男と、そんな彼と出逢ったヒロインとの、不思議と切ない物語が印象的。荘厳なスケールでの世界観も見事。
否:後半に進むにつれて、宇宙特有の難解な理論が出てくるので、何が起きたのか分からずに進んでしまうシーンも多い。
広大な宇宙でたった独り目覚めてしまい、そのまま船内で生涯を終えるという過酷な運命を背負わされてしまったジムと、そんな彼に運命を狂わされてしまったオーロラ。2人の孤独な運命が交錯した時、そこには不思議な切なさが漂います。人間は独りでは生きられない、そんな当たり前のことが、こんな特異なシチュエーションだからこそ、ひしひしと伝わってくるようです。
宇宙ならではの美しくて壮大な描写も満載で圧倒されますが、同時に難解な理屈も結構登場するので、正直よく分からないまま進んでしまうところもありそうです。
とはいえ、極限状態での愛の形にグッとくることは間違いない、そんな作品です。
可愛すぎ‼️
ストーリーに複雑さは全くないです。急に出ては消えてしまう3人目の方が強引なだけかなぁ。
やはりジェニファーの可愛さが一際出ており、自分が一緒にいたらわんさか子供がいそうです。
どこにアンディガルシアがいたのかわからなかったです。
※最後の船長?
生物を生物たらしめるもの
この映画を見てラブロマンス系統のものだと思う人もいると思うし、映画というものは個人の数だけ解釈があっていいと思う。
その中でも私はこの映画において【生物を生物たらしめるものはなにか】に着眼した。
それは特に主人公の立場になってみればすぐに分かるし、彼の行動からも分かると思うが承認欲求などの「孤独」の類のものだ。
人間、又は生物というものは「考える」物体でありまた「承認・愛を求める」物体である。
この映画では特にそれが強調されていたように感じた。例えば、バーテンダーの人型ロボット。彼は(映画のストーリー上わざと主人公の秘密をヒロインにばらす等の欠点を設けられていたが)人と高度に会話できる知能を持ち、人に対し考え、話すことができる。
しかしそれはいつも「主人公からロボットに話しかける受容的な立場」であり、ロボット自身が自分から会いに行くようなことはない。
それは当然、主人公は「孤独を埋める為」に考え、ロボットと話すのであったのに対しロボットは「プログラムされているから」考え、話していたからである。
この事からも、昔のように「ひとは考える葦である」等に見られる「考える」点において人という生き物の独特性を見出すのではなく、ロボットが自分で考える事ができるようになった昨今の時代では人を人たらしめるものとは「孤独を恐れる」ことではないのかなと思った。
最後の「理想を追求して今やるべきことを見失うな」という言葉はこれに則り言い換えると、「自分が様々な人間に認められ承認を得ることを追求して今やるべきことを見失うな」と言っているように見えた。
なので、監督の意思は分からないが、「SNS等でいつどこでも人と繋がれるこの時代、きちんとやることをやれ」という若者へのメッセージも暗に込められているとも考えることができる。
余談だが、蘇生措置をするシーンで人間がモノ同然に扱われているシーンは特に印象的。
技術者としてはあのようなバーテンダーAIに孤独を恐れるプログラムを組み込むとより人間らしくなるのかなと思った。
長文失礼致しました。
美男美女
ストーリーの内容では登場人物が3人だけ(プラス1機)。また舞台は宇宙と、ゼロ・○ラビティと似てる点がありましたが、かなり楽しめました!
とにかく美男美女だったし、映像も綺麗だったので目の保養にもなった。
ストーリーもドキドキしたし、キュンともした。
だけど、はじめ目覚めてしまったばっかりの1人だけの孤独さがあまり強くなかった。ここはゼロ・○ラビティには劣るかな。
だけど、彼女を起こすかどうかの決断する場面だったり、バレてしまった場面、胸が痛くなり泣いてしまいました。
最後は2人で生涯を終える決断をしてくれたこと。安心しました。
だけど、許すことは出来ない罪。
どんな最期だったんだろうなぁ。気になる。
あと、最後のシーンで森みたいになったのには笑っちゃいました(褒めてる)
絶対だいがめん、大音量で観るべき。
あんな事してたら‼︎
前情報では、二人が同時に目覚めるのかと思ってた。
妻と見に行ったが、あんな事してたら子供出来るんじゃ無いかとヒヤヒヤした。と妻が言った。
そこで気付いた カプセルの中の人を当てあいこする時、助産師がいたよね。それって子供できることの伏線?
さておき、人間万事塞翁が馬、どう生きるかに意味がある!
いい映画だったな。
SFホラー
序盤から中盤にかけては完全にホラー映画だった。オーロラがジムに起こされたのではなく、故障で起きたのならもっと素直に楽しめたと思う。ただクライマックスの盛り上がりは最高だった。
これだけ少ないキャストでも飽きさせない映像美と演技力はすごい。特にジェニファーローレンスの表情とかは鳥肌級。
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