パッセンジャーのレビュー・感想・評価
全411件中、181~200件目を表示
宇宙は美しい
5000人もの人間が冬眠している巨大化な移住船の中で90年も早く!たった1人で目覚めてしまった孤独。到着までまだ90年。つまり宇宙船の中で朽ち果てと言う運命が突然目の前に突き立てられる。そんな状態って地獄?
それなりに幸せな生活だったけど、遠くの未知の星に行けばきっともっと幸せな生活が待っているはずだ。そう信じて旅たつ人々。
120年かけて、周りの家族や友人、全てを捨てて旅に出る。
アドベンチャーにはいつも何かハプニングが待っている。冬眠カプセルが壊れて目覚めてしまったエンジニア。夢半ばなにして地獄に落ちる。
宇宙船での孤独がどれだけの地獄なのだろう。
寝る場所も、食べる物にも不便する訳でない。
だったら何とか行きていけるじゃないか。
バーに行けばバーテンダーロボットと会話もできる。映画も見放題。楽しそうな運動メニューやレストランもある。そして仕事をする訳でもない。
さして窓の外には信じられないくらい美しい宇宙の風景が広がっている
きっと一生そこから出る事がない人生でなければ素晴らしい時間だと思う。
一見何不自由ない生活をしている
地球人で人々に囲まれながらも貧困で苦しい生活をせざるを得ない人間のほうが地獄なのでは無いのか?
何故何不自由ない生活をしているのに孤独と言う1つの不幸だけで死のうとするのか。
自分なら耐えられる気がした。
いや、それどころか楽しめる気がした
私なら窓の外を永遠に眺めていたいだろう
宇宙映像のなんと素晴らしい事
しかし自分で体験している訳ではないので、意外とすぐに嫌になるかもしれない
宇宙船の中で目覚めた男が孤独に苦しみ、イケない事が分かって居るのに一目惚れをしてしまった彼女を睡眠カプセルから起こしてしまう。
夢と希望と幸せを求めていた人間達が夢の見れない現実の孤独と言う地獄に落ち、怒り、かなしみ、葛藤し、孤独の中、答えにむかっていきていく姿
幸せはいつも目の前にあるのに、人は気がつかず遠くにみえる大きな幸せを追い求める。
不幸のどん底にも幸福は潜んでいる。
不幸のどん底で小さな幸福を見つけたら、そこはもう不幸のどん底ではなくなり、幸福が支配する場所になる。
普通の生活では見つけられなかった幸福な時間が不幸のどん底にある事だってあるのだ。
なんて色々人生考えさせられる素晴らしい映画なのは間違いありません。
内容のないアクション系じゃないのでみんなにみてほしいな。
SFよりも恋愛映画の色が濃い
移民旅行の残り90年の時点で冬眠から目覚めてしまった男の話。
もっとミステリーっぽいものをイメージしていたが、話は単純だった。気に入った女性のカプセルを故障させて開けるなんて!結果的にはそのことが船を救ったからアリってことか?
細かい設定はツッコむところが多いが、気にしてはダメなのだろう。恋愛映画なのだから。むしろ、2人で生きることを選択したことよりも、2人が死ぬところのほうが気になる。2人で心中したのか、1人で孤独な最期を迎えたのか…。
We made a life. A beautiful life... together. 人生の選択とは?
今をときめくジェニファー・ローレンスとクリス・プラットが出ずっぱりなSF作品です。宇宙の描写がとても美しかったですね。最後までハラハラしながら観る事ができました。
孤独に耐えられなかったジムを演じたクリス・プラットも良かったですが、何よりジェニファー・ローレンスが素晴らしかったです。正直初めてジェニファー・ローレンスがいい女優だなぁっと感じました。中盤事実を知ったオーロラが寝ていたジムを殴るシーンは超リアル!現実的な女性の行動を上手く描写してますね。
そしてローレンス・フィッシュバーンがとっても有能でした。二人の関係が気まずくなった時に現れて、宇宙船の故障を直し、便利なアイテムを渡して、そして二人の邪魔にならないよう長居せずに去っていくというなんていいキャラクターなのでしょう!
オーロラとしてはジムに人生を狂わされた感じでしたが、人生なんて予定通りにいくことの方がレアですし、最終的にジムという人生の伴侶に出逢い素晴らしい人生を生きたと言えたオーロラの人生は良い物だったのではないでしょうか?
ありきたり
字幕なしの英語で観たので、所々理解できなかった所がありますが…
美しいし、撮影技術的には凄いと思うけれども、ストーリーは単純で予定調和。何を伝えたいのかも分からない。
色々ありすぎて詳細は省きますが、突っ込みどころ満載でした。
最終的に死にそうになりながらも壊れた箇所を直して良かった良かったで終わります。感想としては、ああそうですか良かったね、で終わりました。
ジェニファー・ローレンス目当てで
鑑賞しに行ったんですが映像美に圧倒されましたね。
特に無重力状態でのプールのシーンとか。心肺蘇生シーンとか。ストーリー的には最近ありがちというか、宇宙空間でのサバイバル的な感じです。インターステラーやオデッセイなんかもだいたい網羅してますんで好きなジャンルです。
十代のデートムービー
SFを舞台にした恋愛ムービーです。
そのため、SFとして鑑賞すると物足りない部分があります。例えば、コンセプトを宇宙旅行でなく、地球滅亡で生き残った人類がコールドスリープで延命を云々などと書き換えても成立したと思います。つまり必然性が薄かった。また、恋愛要素も通り一遍で、心が揺さぶられるものではありません。悪い意味でトレイラーに全ての内容が詰まっていて、想像力を刺激することは少ないように思います。
とはいえ、全体の作りに違和感はなく、そこそこ楽しめるので初デートにいくならちようど良い映画だと思います。
殺人と同じ
自分だけ冬眠から覚めてみたら、まだ90年も。
独り孤独なのだが理想の女を勝手に起こしてしまう。
彼女の人生台無しですが、危機的状況、宇宙空間という密室では男女の中になればなんでもありなような。
ある意味、持てない男女の妄想的なお話でしょうね。デートムービーにお薦め。
ストーリーは単純明快
分かりやすいストーリー、映像もなかなか良かった 2人が偶然に起きたとばかり想像してたが そういう展開とは思わなかった そこにスパイスを放り込んで面白くしたんだな 出来ればその後の生活など物語に入れ込んで見せてくれたら良かったのかも、いやいややっぱり観終わった後の想像の世界を楽しもう と思うような作品
ジェニファーは良いね 自分も同じことしたかもな
良作品なれど後半が…
近くて遠いような、あり得なくもない未来かな、という感覚を持てたし、人間の夢・欲望・性みたいなところをメインに話が展開していって、非常に引き込まれた。
いまのSFは宇宙や宇宙船の姿形のクオリティーはどれも素晴らしいと思うし、この作品もそれに漏れず見応えある宇宙空間が展開されて魅了された。
個人的なSF映画の良し悪し(あくまで絵的にではあるが)それ判断する基準は宇宙船内部の描き方だったりする。デザイン的に優れているとか、斬新だとかそういうところは二の次で、いかにリアリティーをもって描かれているかという点につきる。
それでこの作品はどうだったかというと、かなりギリギリのラインでセット感は消えていたような印象。舞台が偏っていたり、内容が人間模様中心だったことが奏功していたのかもしれない。
まぁつまらない判断基準なのかもしれないけれど…
意外とアイデア勝負の映画で、それがうまい具合にはまっていて、面白いなぁと思って見ていたけれど、後半と物語の締め方がご都合的で短絡過ぎる印象でなんだかもったいない気がしてしまった。キレイな宇宙を見せられては終わってもねぇ…
機内で鑑賞 ずっと孤独なままだと他人の人生よりも自分を優先するとい...
機内で鑑賞
ずっと孤独なままだと他人の人生よりも自分を優先するというリアルさを実感できる
あれ程の120年無人状態で目的地まで行く宇宙船の割には脆すぎでしょと言うつっこみが隠しきれなかった
雑な作り話
レビューがよかったのとジェニファーローレンスが好きなので観に行ったのですが、観終わった感想は、、、雑な作り話だな。最初の方も退屈で何度か、寝てしまった。ゼログラビティ、インターステラー、オデッセイなどと比べるとかなり劣るとおもいました。
設定は粗いけど
設定に粗い点がいくつもあります。
・地球にメッセージを送信するのに何十年もかかるとあったが、という事は宇宙船も光の速さで移動してる事になる。理論上はあり得ない事。もしそうだとしたら逆に歳をとらないという事になって、冷凍保存する必要もないのだが。。あと、120光年の範囲内で移住できる惑星は今のところ見つかっていない。
・主人公が一人で目覚めて1年以上生活できたのなら、クルーって何のために250人も必要なのか?専属スタッフ的な人がいてもいいが、250人は必要ないでしょう。
・冷凍保存してるカプセルが場所取りすぎ。全員が到着の3か月前に目覚めるという予定なのだから、目覚めた後は完全なデッドスペースになる。誰が設計してもカプセルホテルのような詰め込み式にするでしょ。または自分専用の部屋があったみたいだから、そこに寝てれば、勝手に他人に起こされたりしなかったのでは?
・主人公の男性と目覚めさせられた女性は、契約してるプランが違うという設定だったが、その違いは食事だけ?豪華なプールや娯楽施設は利用できてるのはちょっと違和感。目覚めて3か月しか宇宙船にはいないのだから、普通、プランで差をつけるとしたら、健康状態に直結する食事よりは、娯楽施設の方だろうと思った。
あと5000人の人間がいるのだから、いくつかの居住区に分けるだろう。人種で分けても差別になるし、、となるとプランで分けるのが自然なのでは。すぐ近くにプランの違う(グレードの違う)人が寝てる可能性はかなり低いと思う。スーツを着て彼女の部屋に迎えに行くシーンがあるが、グレードの違う居住区に入れるのは少し不自然。
といくつかモヤっと感はあったが、宇宙船で一人にさせられた孤独感や究極の選択を強いられる場面などはかなり楽しめる。
細かい事には目をつぶれる人は間違いなく楽しめる映画だと思います。
最後は…
地球外の居住惑星に移住すべく120年間の旅をする宇宙船で、機械トラブルで1人目覚めてしまった男性の人生を描く物語。途中までは生きる目的を考えさせられる内容ではあるが、最後は尻すぼみの様にハッピーエンドに向かっていく…。
理想と現実
孤独な時間と2人になった後の対比がすごくて、月並みだけど1人と2人は全然違うんだよなーーと痛感。
ジムがする選択には暫く疑問符がついたけど、、追い込まれたら私もそうするかもなぁなんて。溺れている人は何かを掴まなきゃいけないから。
オーロラのテンション高めの演技も良かったな〜。そりゃ発狂するわ!
宇宙版タイタニックってどこかに書いてあったのだけど、かなり納得。でも、テーマはラブストーリーというより理想と現実、現実を受け入れる難しさや尊さな気がします。
全411件中、181~200件目を表示