「そこに秤があったとして。」パッセンジャー ふるやるふさんの映画レビュー(感想・評価)
そこに秤があったとして。
冒頭。
秤の片方に、主人公の罪が乗る。
秤の片方の天秤皿は、
その重さで地に着いている。
もう一方は、それとは逆に宙の頂点。
そんな状態から、
物語が進むにつれ、
逆の天秤皿に重りが、
ひとつ又ひとつと乗せられていく。
最終的には、秤は均衡を保つまで行く。
そんな事を思いました。
うーん。好きじゃない。
しかも、結末は、「そっち」じゃない方が、
好みでした。
とはいえ、あの少ないシチュエーションで、
テンポ良く魅せて行く手腕。
すごい事だと思いました。
面白いのに、なんか文句出る。
不思議な映画。
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