柘榴坂の仇討

劇場公開日:

柘榴坂の仇討

解説・あらすじ

作家の浅田次郎が2004年に発表した短編集「五郎治殿御始末」に収められている一編を、浅田原作の「壬生義士伝」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した中井貴一の主演で映画化。幕末の安政7年、主君・井伊直弼の御駕籠回り近習役として仕えていた彦根藩士の志村金吾は、桜田門外において目の前で井伊の殺害を許してしまう。切腹も許されず、仇討ちを命じられた金吾は、時が明治へと移り変わってもなお、井伊を殺害した刺客を探し続ける。やがて金吾は、井伊を討った水戸藩浪士の最後のひとりで、車引きの直吉と名を変えて生きていた佐橋十兵衛を見つけ出すが、その日、明治政府が仇討ち禁止令を発する。金吾が追い続けた水戸藩浪士・十兵衛を、阿部寛が演じた。監督は「ホワイトアウト」「沈まぬ太陽」の若松節朗。

2014年製作/119分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2014年9月20日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第38回 日本アカデミー賞(2015年)

ノミネート

優秀主演男優賞 中井貴一
優秀助演男優賞 阿部寛
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(C)2014 映画「柘榴坂の仇討」製作委員会

映画レビュー

3.5過渡期

2025年3月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

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ぽちゃこ

3.0字幕があったほうが良い

2025年3月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

BS日テレで鑑賞。2人の侍の義を重んじる生き様が丁寧に描かれていて、めんどくせえなと思いつつも『侍』の真髄を見れてそこは良かった。時代が移り行き絶滅危惧種となった難しい背景を組んだよく出来た映画だと思う。俳優の演技も素晴らしい。ただこれと言って盛り上がりにはかける。

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柿男

4.0時代劇はいいなあ!

2024年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

時代劇はいいなあ!と思う。
現代ほど自由はないかもしれないが、皆が矜持というのか誇りと自信を持って生きている気がする。芯が強くてぶれることが無い。
逆にそれだからこそ時代が変わってしまえば取り残される。これはそんな侍の話。
江戸が終わり明治になっても髷を切らず帯刀したままひたすら仇を追い求める。ついには仇討ち禁止令が出てしまう。その目指す仇がやっと見つかった時彼はどうするのか?がこの作品のクライマックス。
余計なセリフが無いのがいい。今の映画は余計な説明セリフが多すぎる。心情は言葉でなく態度や表情で表現する。それが演技だと思う。
作品のテーマも今の時代に合っているのではないか?とにかく何かと言えば「昭和のおじさん」とバカにされている中高年の男性には心に沁みるものがある。
どんな英雄も時代の価値観が変われば悪人扱いとなり、反逆者だったものが英雄になったりもする。さらに時代が変われば人の評価はまた変わる。虚しいと思う。
減点をあげるとすれば生活苦がさほど描かれないところかな。主人公はひたすら江戸時代の姿のままで仇を追い求めるばかりで生活のやりくりはすべて妻まかせ。それどころか借金苦で困っている人の仲裁に入ったりまでしている。廃藩置県で禄を失った他の侍たちは髷を落として市井の人に混じって仕事をしている。姿はかわっても侍は何処にでもいる。それを描きたいのなら中井貴一さん演じる主人公もそうすべきではなかったか?そのうえで仇討ちを心に秘めて生き続ける。そのほうが説得力があったように思う。
藤竜也さんがいい味を出している。時代遅れなのかもしれないが信念があって愛嬌もある。そんな明治の侍を見事に演じられていると思う。
あと、雪のシーンは良かったですね。美術スタッフが頑張ったんだと思います。

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レッサーパンダ

5.0明治六年、雪が…

2024年5月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

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しゅうへい