「アクションとキャラクターの描写がいい」ジョン・ウィック tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションとキャラクターの描写がいい
「復讐もの」というと暗い作品が多いが、
本作は痛快に作り上げている
濡れ場がなくて過剰なグロテスク表現はない
痛快娯楽アクションとして楽しめる。
「愛犬を殺されてマフィアを叩き潰す」
復讐ものでは被害者はマクガフィン扱いで、
正直なんでもいいけど愛犬というのは珍しい
それでいて動機付けとしては十分納得できるようにできている。
愛犬は絶命前にジョンのもとに擦り寄っていった血の跡があり
ジョンがその跡を拭いながら復讐の意思を固めていく
細かい描写が良く出来ていると感じた。
「全編に渡り魅力あるキャラクターたち」
殺し屋の世界の掟、独特の世界観があり、
金のコインなんかの小道具が冴えている。
マフィアの二代目がクズというのは
ストックキャラクターの一つだがそれだけ安心して見ていられる。
マフィアのボスや殺し屋たちのキャラクターが立っている
彼らと主人公との過去の関係性も本作の魅力
全編に渡り中だるみがなく、最後まで楽しめる。
個人的に地上波放映見ながら某巨大掲示板で
ワイワイしながら見るのが楽しい作品だと思う。
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