「題名がソレス➡ブレイン・ゲーム」ブレイン・ゲーム Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
題名がソレス➡ブレイン・ゲーム
solace {sol・is}
noun
Consolation in a time of sorrow, distress or sadness.
verb
To give alleviation, comfort, relief.
この作品は、FBI捜査官、ジョーダン・ウッズ - ロビンソン(Aka:ジョー)とキャサリン・コールズの両捜査官に加えてサイコメトラーであり医師であるジョン・クランシー(Aka:ジョン)の3人で連続殺人鬼を追い詰めるミステリー・スリラーとして成立している。
Did you catch him ?
-No.
Then what are you doing here ?
-Mrs. Ellis.......There was another murder last night.
-We believe it's the same man that killed your son.
-All of the other victims have suffer from an illness or a condition......
サイコメトラーという能力者対能力者の心理戦を描いた面白いシナリオの本作、何故か評価が芳しくない。
ニューヨーク・マガジンの記者「この映画は、ホプキンスがハンニバル・レクター役を再現したような“羊たちの沈黙(1991年)”の続編ではないが、しかし、彼はテレビドラマ、”デクスター(2006年)”の見っともないシリーズと時代遅れの犯罪映画の間のどこかにはまっている。このばかげたミステリー殺人ドラマにかなり近いものがある。」
また、トリビューン・ニュース・サービスの記者は「かなり複雑なストーリーは、身の毛のよだつけれど本質的に無意味な暴力的なイメージと冷淡な演技に固執している。」
He's not killing them out of compulsion, or anger, or any...deviant psychosis or so.
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This guy is brilliant.
And he's killing them with kindness. Get it ?
It's mercy killing.
スリリングなシーンの連続でカット割りを多くして緊張感を持っていく映像、その中に途中しばしば突然現れるNonlinear narrative 形式のアンソニー・ホプキンス扮するジョンのフラッシュバック要素のイメージが個人的にはなぜか映画の雰囲気を壊しているような感じになっているのと彼自身、アクションシーンには無理があることが散見できる。
未来を見る映画では他にアメリカのシアトルを舞台にしたシットコム「iCarly(2007年)」のフレディ役、今や一児の父ネイサン・クレス出演映画「デス・ライナーズ(2016年)」やニコラス・ケイジ主演映画、2分先を読む男「NEXT -ネクスト-(2007年)」などがあるが、ネクストに関しては、この映画では、酷似した映像表現も出てくると言えば野暮なことか.....?
主演3人の演技が鼻についてしまうと言えばまた野暮なことか。