海難1890のレビュー・感想・評価
全155件中、81~100件目を表示
助け合いのテーマ
トルコと日本の二つの国で、互いに助け合った感動の話を映画化したもの。
割合は日本でのトルコ人を助けた話の方が長い。
日本編、最初はプライドが高く、日本人を突っぱね気味の船長だったが、最後には日本に感謝をするテンプレート感動もの。
後半、無理矢理取って付けたようなトルコ編は、正直もう少し枠を広げても良かったのではないかと感じました。あれでは日本編だけの予定がトルコに言われて仕方なく追加しましたと言う感じが否めません。
海難1890
これが歴史上の事実だということは、日本人として知らなければいけないことだと思った。
日本とトルコの友好というより、国境を超えた人と人との繋がりを感じさせてくれる。観て良かった。
ただ1つの映画作品としては気になる点がいくつかあって、最も気になったのは演出です。特に後半は感動を誘い過ぎていて、自然にストーリーを楽しむことができなかった。創られている、と感じてしまった。
素晴らしい史実ですが、映画という表現方法を用いたのは適切ではなかったのかもしれません。
後世に残したい作品。
映画館で初めて泣きました。
トルコと日本の友情の作品。
日本人として誇りに思うし、トルコの人々に感謝。
個人的にショーシャンクの空にを越える作品でした。最後のトルコ空港でのシーンに涙が止まりませんでした。
このような物語を映画にしていただいた事に感謝です。
是非、全国の中学生、高校生に観賞してもらいたい。この心を引き継いでいってもらいたいです。
本当に、後世に残したい映画です。
良くも悪くも期待値通り
日本とトルコの友好125周年記念共作映画とあって、今日までの両国の友好関係の裏側を知る上では分かりやすい歴史勉強映画といった印象。
1890年というあの時代に、自分達も生きることが精一杯な小さな村の日本人達がエルトゥールル号のトルコ人を必死に助けたというのは、日本人として誇らしく思える。
そしてそれを受け、トルコ人が1985年のテヘランでの在留邦人救出に一役買ってくれたという事実もまた、両国の真心を感じられ、素直に感動した。
ただ、構成等に関して..
1890年と1985年の内容の比率に少し疑問が残る。
共作とはいっても日本側の方が割合が高いのであろうか?
サブタイトルにもある「なぜあの時、トルコは日本を助けてくれたのか?」から考えると、そのきっかけとなった1890年部分が細かく描かれているだろうとは想像はできたものの、1985年部分があまりにもざっくりしすぎていたように感じた。
トルコ大統領もわざわざコメントムービーを送ってくださっていたりしているのにね..。
全体的に見ると、制作の仕方によって内容までもが
日本>トルコ
という主従関係で出来あがってしまっていたような感じがした。
友好記念映画であるならばそこは
日本=トルコ
で制作してほしかった気もする。
民間同士の友好を描きたかったのだろうが、政治色が強く感じられた。
また、映画の2時間弱には限りがある為仕方ないと思うが、
真心を持った当時の日本人がなぜ第二次世界大戦へ参戦していったのか、連合国側として参戦せざるを得なかったトルコはどうだったのか。
今回描かれなかった100年の間の両国の動きも見たかった。
最後に、
日本とトルコの友好がいつまでも続きますように。
「海難1890」を観て・・
宗教、言語、民族の異なる東南アジアの日本と中東のトルコとは親善の関係・・この映画を観てよく分かった。1890年の和歌山の海難救助から95年経った1985年のイラン・イラク戦争勃発の時、イランのテヘランに取り残された在住日本人がいた。日航の臨時便も自衛隊も飛べなかった危険な地区にトルコからの最終便に在住日本人が乗せて貰えたのは感動だ。残されたトルコ人は陸路で本国に戻ると言う。これはネタバレか・・自分が若い頃、ソープランドをトルコ(ぶろ)と一般的に呼んでいた。それはトルコに失礼だとその後改められた。それだけ日本とトルコの友好関係は深い・・
見ごたえがあり
ストーリーは事実を追っているので感動もするし感心もする。
映像も迫力があったし、和歌山の人たちにはマジ泣きました。本編ずっと泣いてたクチですが。
しかし!映画としては、キャラクターの成長ってのがないので(ほとんどの人が最初から立派)、淡々としているといえばしているかも。
その割には一つ一つのシーンが押し並べて間延びして緊迫感の中に違和感も…
でも興味深かったです。
偏り
史実は既知だったから今更感もあり、みようか迷ったけど、暇潰しに鑑賞。
主題である1890年の話しは迫力あり、物語あり、なかなか見応えがあったが、遊女と医者のチャラい描写とか、他にも省ける話しや短く出来るところを整理して、もう少し1985年の物語を充実させて欲しかった。
それと、時代を変えて違う人物の一人二役はいらない。
緩急のつけ方がイマイチだし、少し綺麗にまとめ過ぎた感じはするけれど、充分楽しめた。
ちょっと残念
貧しい村の近くで遭難したトルコの人たちを、
献身的に看病して面倒を見て、
生き残った人たちを送り出し、
100年近くの地にそのトルコの人たちが日本人を救ってくれた、
という話は感動せずにはいられませんでした。
けど、
この話自体をもともと知っていたうえで見ると、
後半のトルコの人たちが日本人を助けてくれた部分の描き方が、
雑だったように感じたのが、
ちょっと残念でした。
素晴らしい
このような出来事があったなんて全く知らなかった。
流石に脚色している部分はあると思いますが、お互いの美しいところがでており、非常に感動しました。
序盤ちょっと眠かったですがw
杉原千畝といい、この作品といい、日本人の知らない日本の有名な話はもっと映画やテレビ化していいと思う。
こういうものこそ、後世に残していってほしい。
史実に感動
今回この映画で初めて日本とトルコの間にあった感動秘話的史実を知りました。
まあ勿論映画的には相当な脚色があったことは間違いないところでしょうが、そこを差し引いても時を越えた両国の民間レベルでの友情秘話に、感動させられましたし思わず涙でしたね。
言葉は通じなくても心は通じ合う、言葉で書けば本当に陳腐なものですが、歴史が証明して見せたその事実には、心揺さぶられました!
目の前に救える命があったなら、自分のことは二の次にしてでもその命を助けたい、そう常々思ってはいても、そう簡単には出来ることではありません。
しかしそれを実践した和歌山の方々、そしてトルコの方々には頭が下がる思いで一杯です。
無償の愛とはまさしくこのことですよね。
トルコ政府の英断もまた素晴らしいの一言、それに比べて我が日本の政府は・・・。
むず痒くなるぐらい全て美談で構成された作品でしたけど、そこだけはちょっとリアルに恥ずかしい事実だったかも(苦笑)
ところでこの映画、二部構成の映画と言うことで、ニつの時代が半々ぐらいに描かれているのかなと思って見ていたら、多くの時間を和歌山沖での海難事故に費やしていたんですね。
まあタイトルからすれば当然は当然ですけど、テヘランパートがいくら時間が短いからとは言え脚本が物凄くやっつけと言うか、テレビの再現ドラマレベルだったのにはちょっとビックリ、と言うかゲンナリ。
史実には感動しましたが、海外の撮影だったとは言えもう少し何とかならなかったのかなぁ。
と、気になる部分はありましたが、日本パートは臨場感のある映像&役者の熱演もあって(演出面では気になる部分多々ですが)、見応え十分な内容になっていたと思いましたし、日本人としてとても誇らしく思えました。
何事も真心を持って接すれば、きっと伝わるはずってことですね。
今後もトルコとの友好が永遠に続くことを願ってやみません。
海難1890
20年ほど前、妻とトルコを旅行したときカッパドキアで修学旅行生らしき女子高校生から話しかけられました。日本人か中国人かと聞かれたので、日本人と答えると付近に咲いているポピーの花を花束にして差し出してくれました。海難1890を観て当時の感激を新たにしました。トルコの人たちがいかに日本人を好きか描いている、すばらしい作品です。またトルコを旅行したくなりました。
始終感動で涙が止まらなかった。
トルコの人達は誰もが知っていると言うエルトゥールル号の海難事故の話。
この事実を知らなかった日本人の一人として、こうして映画で知れた事はとても意味深く思います。
日本人の細やかな気遣い、几帳面さ等、今もこれからも忘れてはならないと思います。
大勢の人達に見て貰いたい映画の1本です。
そしてエンドロールの後の、今も日本とトルコの深い友情を大切にしている光景も見逃さないように。
泣けました
心洗われたい状況で鑑賞。途中からは、ぼろぼろ泣かせていただきました。一人の英雄の話でなく群像劇だったことで自分もその場にいるような臨場感も味わえました。細かいこと抜きで、感動。忽那ちゃんとってもよかったと思います。
全155件中、81~100件目を表示