イン・ザ・ヒーローのレビュー・感想・評価
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【”アクション俳優”唐沢寿明さんの気骨に魅入られた作品。クライマックスのアクションシーンも凄いのだが、”昭和の香がする”所が宜しい(褒めてます)】
唐沢さん、今作出演時50歳である。それで、あのアクションシーンの数々、ビックリである。
(私より年上だから、猶更驚く。ここら辺の印象は観る年齢によって違うだろうなあ)
最初は、自分よりはるかに若いヒーロー役者一ノ瀬(福士蒼汰)との体力差を実感しつつ、彼の役者としての姿勢に”先輩”として色々注意してしまう辺りはコミカル路線か?と思いながら鑑賞。
だが、一ノ瀬の境遇が描かれる辺りから、物語はシリアスになっていき、面白さが増していく。
そして、あのクライマックスアクションシーン。
ほぼ、唐沢さんが演じたそうだが、今でも本当ですか?と思ってしまう(すいません)。信じ難い程のアクション俳優魂である。敬服いたします。
<2014年9月6日 劇場にて鑑賞>
浮いてる
最高の映画‼︎
素晴らしい。
頑張ろうって気にさせられる
スーツアクターの悲哀。目の付け所はいい。アクションも頑張って見応え...
楽しい作品
●熱血仕事バカ。
皮肉なのか偶然の産物なのか
抽象的な表現が多く見られたように感じました、特に踏切のシーンはたいていの人が体をいたわりやめるところを、唐沢寿明はそれでも行うということを、皆が画面奥へ向かっていくのに対してこちらに向かって走ってくるということで表現されていて良いなと感じました。
ストーリーとしては、アクションスターになりたい人がなれなかった結果、スーツアクターをしているというように感じさせられ、疑問を感じました。
また唐沢寿明が最終的に大怪我を負い、現場復帰ができるのかわからないままで、根性で今回のスタントをどうにかしたが、犠牲の結果は不明であり(映画が成功したのか、今後もスーツアクターを続けられるのか)これで美談のような雰囲気を出すのは皮肉でしょうか?
エンドロールでの映画は監督のものだ!というセリフも監督にふりまわされ(使い捨てされ)るスタントマン達や役者さん、その他etc、、の現在の映画界に対する皮肉かな?と思う演出が多々みられました。それとも今回の映画に対して監督のせいでイメージしていた映画が作れなかった!という脚本家からのメッセージでしょうか?
ピンクの中に寺島進!
自分も若い頃に某ヒーローに入った事がある(アクションはしてない)ので感情移入して観られた。
スーツを着てアクションするのは本当に大変で、自分はマスクを初めて被ったとき酸素不足で倒れそうだったうえ、視界がせまく階段の上り下りだけでも助けが必要なほどだった。あの状態でアクションするのは想像以上に難しい。
それだけに、スーツアクターにスポットのあたるのは嬉しく感じたし、経験者の唐沢寿明を主役に据えたことで説得力のあるものになっている。
ウルトラマン、仮面ライダー、戦隊ヒーローとアクション俳優の仕事がほとんどスーツの中にある日本で、アクションの道を志した悲哀と、それでも夢を追う姿勢が熱い。
世界よ、これが日本アクションだっ!
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