複製された男のレビュー・感想・評価
全62件中、41~60件目を表示
女怖い
謎解きの楽しさはあるものの…
何も考えずにラストシーンを迎えると「???」。伏線が色んなところに散りばめられているので、それをどう繋ぎ合わせて、どう解釈するかは観るもの次第。謎解きの楽しさはあるものの物語自体が少々退屈なのが残念…
邦題がミスリード?
解説で納得
この謎、難解‼︎
クエスチョンマークが脳内で駆け巡る
これはどういうジャンルに当てはまるんでしょうか。サスペンスやらミステリーであるのは間違いないんでしょうけども。取り扱ってる題材はドッペルゲンガーなんですかね?それともクローンかな?『複製された男』てタイトル冠してる訳ですから。
ちょっとね、整理が付かないんです。何ですかね。何でしょう。いやね、難解なんですよ、本当に。
うん。正直に言いますね。意味が分からなかったです。つか、これ観た方、しっかり意味が分かりました?
自分、かなり難解な映画だよって情報は事前に聞いて知ってはいたんですね。だから上映中は目を皿にして、注意深く鑑賞してたんです。で、別に何もかもが意味不明って訳でもなくて、話の筋や登場人物、今ストーリー展開で何が起こってるのか、的なことは理解できてるんですよ、観てる間はね。時々インサートされる夢か現実か分からないカットまで全部頭に叩き込んで。
そして、あのオチでストン、と幕が切れるでしょ。
はあ?となって。こんがらがっちゃって。アリなんですか、あれ。あれでアリってことは、見逃してる事柄がまだまだ在って、隠された事実がめっちゃ一杯潜んでるってことなんでしょ?あのたった90分間にそこまでの情報量が詰め込まれてるってことなんでしょ?やあ、参っちゃったなあ。
一体どういうことなのか、という推測は出来るんですけど、断言がいまひとつ出来ないというかね。こういうことか!とスッキリいかないというか。
んー、んー。頭を悩ませるなあ。暫く考え込むことにします。
最後のオチの意味を理解するのが大変!
鑑賞後に解釈を楽しめるか否か
やっぱり消化不良…
消化不良感は満載。想像力が試される世界観。
【賛否両論チェック】
賛:「瓜二つの外見」という事件から起きうるべくして起こる悲劇を、赤裸々に描いている。変に全てを語らないのも粋な計らい。
否:「なぜ?」という疑問は最後まで解決されず。途中の不可解な幻覚や、登場人物達の行動など、共感出来ないと非常に退屈な内容。
設定はかなり斬新で、そっくりな人間に出逢ってしまった2人の苦悩が、ストレートに描かれていきます。半面、複製された経緯や方法など、肝心なことは何も語られません。あくまでも出逢ったその先の過程のストーリーです。なので、
「疑問点の残る映画はイヤ!!」
っていう人には、完全に不向きです。あくまでも、足りないところは観る側の想像力に委ねられています。
途中の不可解なクモの幻覚や、必然性に疑問の残るラブシーン、アンソニーの強引な欲求などに好みは分かれそうですが、一癖も二癖もある変化球映画です。気になった方は、ご覧になってみて下さい。
未解読の秩序
「カオスとは、未解読の秩序である」という冒頭のメッセージに深く考えさせられる。
我々が当然と思えることは解読された秩序であるが、よくよく考えてみれば人間が血を通わせて生きていること自体がそもそもカオスなのかもしれない。
テレビゲームでは「バグ」というものが存在する。
レースゲームでいうとコーナーに突っ込むことによって近道できたりするやつだ。
日々生きてる中で、現実の世界でもこういうバグがあるんじゃないか??と考えたことがある。
秩序という言葉では計れない行動をすることによって、異世界への扉が開くかもしれない。
この作品の主人公アダムは、そうした現実世界でのバグに顔を突っ込んでしまう。
終始霧に包まれたような、ミステリアスな空気に飲まれそうな映画だ。
例えればひと昔前の世にも奇妙な物語みたいな得体の知れない空気感だった。
ラストがある意味衝撃的すぎて、もう言葉にならない。
俺も激似と言われる、トニーレヴォローリ(ブタペストホテルのボーイ)に会いに行こうかと思った。
(アンソニーを見つける時いきなり映画のシーンに変わるとこが、あくまでアダム目線での描かれ方で凄く良かったと思います)
@桜木町ブルク
ミスリード?
あなたはだあれ?
難解…
ネタバレしないように書くのが難しい作品
謎を残したまま終わる作品なので、その解釈は人によって多少バラけるかもしれない。
ここで解釈を述べてしまうとネタバレになるので、私が自分の解釈に至った要点だけを挙げておく。
①本作はSFではない
クローンはあり得ない。
②アダムの彼女
彼女の名前はメアリーだが・・・。
③6ヶ月前
アンソニーの妻は妊娠6ヶ月。
アンソニーが最後に事務所を訪れたのが6ヶ月前。
そして、髭を伸ばし始めたのもその頃。きれいな髭に見えるが・・・。
④二重人格だとしたら
同じ場所に同時に居合わせることができない。
⑤鍵
誰が誰に送ったものなのか?
とくに、鍵が文字通りカギになりそうだ。
映画には、やたら蜘蛛が出てくる。
怪しげな密室で女の足元に這い上がる蜘蛛。
路面電車の電線が交錯する映像や、車の窓のヒビ割れは蜘蛛の巣。
都会の遠景には、六本木ヒルズのオブジェのような蜘蛛が佇む。
まるで主人公が蜘蛛の糸に絡め取られていくようだが、この作品のメインデッシュはまさに蜘蛛であり、蜘蛛があるものの代名詞的な役割を果たす。
文字通りメインデッシュの蓋が開けられたのだ。
ラストの蜘蛛は主人公を嘲笑ったのかもしれない。
オープニングから、音楽が暗く陰湿なのが気になった。
先に起こることの暗示にしては早すぎる。
まだアダムは何も知らずに暮らしているはずなのに、すでに音楽は本題に入っている。
案外に、音楽が謎を解き明かす一番のキーポイントなのかも。
もう一点、時折、休憩を挟むように挿入されるブラックアウトにはどんな意味があるのか?
全62件中、41~60件目を表示