潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ

解説

「愛は静けさの中に」のランダ・ヘインズ監督が、南フロリダを舞台に2人の孤独な老人の出会いと友情を綴ったヒューマンドラマ。若い頃に文豪ヘミングウェイとレスリングをしたことが自慢の元船乗りフランクは、現在は海辺のアパートで気ままなひとり暮らしを送っていた。ある日、公園のベンチでパズルを解いていた元理髪師ウォルトと知り合い、気性の荒いフランクと生真面目なウォルトは、正反対の性格から反発しあいながらも、親交を深めていく。「ゴッドファーザー」シリーズのロバート・デュバルがウォルト役を、「許されざる者」のリチャード・ハリスがフランク役を好演。共演は「愛と追憶の日々」のシャーリー・マクレーンと「スピード」のサンドラ・ブロック。

1993年製作/123分/アメリカ
原題または英題:Wrestling Ernest Hemingway

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

2.0『き◯う何食べた?』見たく見えるのは?

2024年10月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
マサシ

3.5サルサ

2023年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

舞台はフロリダ海岸ですし、サルサが流れて開放感いっぱいのはずなのですが、男性の老年期を描いた作品だからかどこか物悲しい。まあ、良く言えば人生の深みとも言えます。フランクの女性の接し方が今では訴訟されそうなほどの迷惑行為で、時代は変わったと思いました。サンドラ・ブロックもシャーリー・マクレーンも良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ミカ

4.0人生の晩秋に友を得るのはほぼ奇跡に近いことなんだ。

2023年4月15日
PCから投稿

人生100年などと言うのは保険会社の邪な企みでしかない。老人の定義は実年齢より2~3歳ぐらいサバをよむ。年上と言う意味で、それぐらいの気持ちで生きていた方が良い。その方が日々愉しく暮らせるからだ。70歳の老人が40歳の気分で生きていると周囲の人間に迷惑がかかる。猿だってわかるはずだ。なのにこのふたりの老人は気が付かぬ振りで持て余された時間を自由だと信じ切って日々同じことを繰り返している。それはそれで幸せであることに変わりはない。人と人との関係が生きているなかで一番幸せなことなんだ。そんなお為ごかしをまさか信じているわけではないだろう?この考え方のパラドックスは不幸は人間関係と言うことになるのだから・・・・そんなことを前提にしてこの映画を観れば、この映画の良さは倍増してしまう。
若くて元気な時に経験する孤独感などというものはたかが知れている。体力があるからバカなことをすれば即回復。しかし、70歳も過ぎればそうはいかない・・・・心と身体のバランスが不釣り合いだから、特に心が身体を支えなくてはならない。それは一人じゃ無理なのだ。助けが必要。そう、本音で「助けて欲しい」と言える相手が必要なのだ。

そんなに大したこともない人生を送ってきた二人じじいをデュバルとハリスが演じる。そしてシャーリー・マクレーンとサンドラ・ブロック。男の哀しみを抱きしめるパワーを持つ女を見事に演じる。
こんなにリアルに老人生活を描いた映画はそんなに多くはない。この映画はファンタジーなのだ。
ハリスはフランクという役柄で「裸の君と、明日の朝食を食べたい!」などと口説くのだ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
はる

4.0年老いても友達ができる

2017年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

元船乗りでいい加減な人生を歩んでいるおじいちゃん(リチャード・ハリス)、大家さんでこのおじいさんを気にかけている美しいおばちゃん(シャーリー・マクレーン)、生真面目一方の理容師おじいちゃん(ロバート・デュバル)、このおじいちゃんが通い詰めているレストランの美しいウエイトレス(サンドラ・ブロック)。
おじいちゃん同士は妙にウマが合い、友達になるのだが・・・。
歳をとったら見栄は捨てよう。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
いやよセブン

他のユーザーは「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」以外にこんな作品をCheck-inしています。