「迫力だけは凄い」カリフォルニア・ダウン 神山さんの映画レビュー(感想・評価)
迫力だけは凄い
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迫力だけは凄い。
迫力以外は残念。
地震が起きる前は市民を助ける格好いいレスキュー隊員。
しかし、巨大地震が起こったらレスキュー隊員なのに家族だけを助けにいく。(通りすがりにアッチに逃げろ!と助言ぐらいはする)
他のレスキュー隊員や警察官、軍隊は必死に市民が避難出来るように行動してるが、主人公は家族だけ。
職場も仕事のヘリで娘だけを助けに行く事を認めてる。
その他にも、マグニチュード7でダムが崩れている最中で不安定な筈なのにそのダムの上で少女を抱き上げ全力疾走できる学者。
もう一人の学者もダムが崩れる程の地震なのに直ぐに山中から大学に戻れてる。
アメリカの巨大ビル群全てが手抜き工事のお手本のようにボロボロに崩れる。
内陸の断層での地震なのに何故か3.11以上の津波が来る。
娘を直ぐに発見出来るように津波で街に来た海水は透き通ってます。
アメリカ映画なのでCGなど綺麗で迫力は凄かったですよ。しかし、ぶっ飛びすぎ。
映画なので御都合主義があるのは当然ですが、地震による被害はもう少し現実味があった方が良かったです。
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