バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生のレビュー・感想・評価
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今作の二つのバージョンの平均点
残念ながら現在、別バージョンであるアルティメット・エディションを今作のレビューに混ぜて書くしかない。さらに長尺(本編約187分)である評価の高い別バージョン「アルティメット・エディション」は、円盤を購入するしか視聴する手段がないため、どのような事情であれ、この状況は映画製作側が悪いのであり、したがって“映画コム”は悪くない...と思う。
ここではないレビューサイト“Filmarks”は、劇場で上映されていない(テレビ放映のみ、配信のみ、円盤のみの)作品のレビューが豊富にあり、今作のUE(アルティメット・エディションの略)も、そこでは高く評価されている。
今作の続編にあたる『ジャスティス・リーグ』にも、別バージョンの『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』が存在しており、その作品は“映画コム”でレビュー可能である。
今作の劇場公開版、じゅうぶん長尺(本編約152分)だが、そのわりには説明不足で不完全燃焼。
UEのほうは再編集されており追加シーンもあり納得の完成度。
と、いうことで、バージョン違いをあわせて割って☆4.0になった。
これは…。笑 期待してなかったけど、ツッコミ所のオンパレードで、な...
雰囲気は重く中身は軽い
え?ワンダーウーマンどっから来た
結論から言うと、やはりひどい出来の映画だった。
脚本。ストーリーの練り込みが足りないのか、盛りすぎなのか、豪華幕の内弁当は哀れ、お互いの個性を殺し合う悲惨な結果に。
「スーパーマンの死」を隠れ原作に用意してあったのには驚きだったが、原題のBATMAN V SUPERMAN DAWN OF JUSTICE のVはVSという意味ではなく、visitorなのか。「止む無く二人は戦うが、死力を尽くしてどちらが勝つのか?」というような内容ではなかったので期待はずれもいいところ。
予期せぬドゥームズデイの出現に、ご都合主義を感じつつも、X-MENに於けるセンチネルやアベンジャーズでのウルトロンの存在に似通いすぎていて、悪役の描き込みが足りない残念なキャラクターでした。
特にひどいのが、ワンダーウーマンの登場の仕方。
それまでの重苦しい空気を悪い意味で吹き飛ばす登場で、失笑ものでした。
彼女になんの思い入れもなく、出自すら知らない身としては、せめて何故超人になったのかという出自と、なんのために戦うのかの動機づけを語って欲しかった。
これからジャスティス・リーグを立ち上げて、DCコミックの巻き返しと行きたいのでしょうが、所詮はマーベルの後追いで、しかも出来が悪いと来ているので前途多難と言わざるを得ないですね。
「ダークナイト」のクリストファー・ノーランがリブートした成果が、台無しにされてしまった気がします。
今更ながら、TVシリーズにまで整合性を保っているマーベル作品は見事と言うほかない。見習って欲しかった。
最後に一言、大好きだったスーパーマンを返せ!!
アルティメットエディションのみ
『ワンダーウーマン』観たら、また観たくなり再観賞。
アルティメットエディションしか、完全版しか、観てなく、その評価です。
誰もが知るスーパーヒーロー中のスーパーヒーロー、バットマンとスーパーマンが戦う大事件!!
そして、2人の前に現れる謎の美女…
胸の高鳴りを抑えきれません(笑)
アイアンマンとキャプテン・アメリカの戦いより、魅力的です(笑)
初めて観る時に、アルティメットが観たくて、サブスクもレンタルもなかったので、購入しました。
劇場公開版は、分かりずらい?評判悪いみたいですが、
カットされた未公開シーン約30分が増えた完全版は、かなり面白く、85~90点ぐらい。
「カットされたシーンは不可欠、劇場公開されるべきは完全版」
と言われてるらしいです。
これから初めて観る方は、完全版である、アルティメットエディションを、オススメします。
いやー、ゾクゾクします♪
3時間が長く感じないぐらい面白いです♪
全体的に暗いです。けれども惹き込まれるつくりは良かったし、アクショ...
金ローでカットしまくりのようだが、ゲテモノ作品っぽいのでまあいいか...
アルティメットエディションを観て欲しい…
劇場公開版で???となった人ほどアルティメットエディション(以下UE)を観て欲しい。大部分の説明がされていてわかり易さが段違いです。中古なら1000円くらいで売ってるしアマプラとかでレンタルもできるから本当に観て欲しい。
良い点
・キャラのビジュアル
原作のイメージをできる限り再現しながらも実写映えするようにディテールやアレンジが加えられたヒーローのビジュアルは最高の一言。
スーパーマンは赤パンツの削除という大きな変更が加えられているんだけど、そのおかげで古臭さやダサさが一切ないので青タイツ+赤マントという見た目でも十分すぎるほどにかっこいい。
バットマンに関してもメッシュのようなディテールやマークのアレンジはあれど、それ以外はコミックからそのまま引っ張り出したかのようなデザインで本当に惚れ惚れする。
・アクションシーン
ダークナイトトリロジーのアクションシーンはリアル志向すぎて正直退屈だったけど、今回は逆にエンタメに全振りした感じで迫力満載だった。
特に終盤の敵アジトにおけるバットマンの戦闘シーンは、ゲームのアーカムシリーズそのまんまといっても良いくらい素晴らしく、アメコミ映画でも屈指の迫力だった。
・各キャラの行動の理由
ここはUEの高評価点です。
各キャラの思惑が劇場版よりもしっかり描かれていて、ルーサーの思惑や双方が対立する理由が明確で、シナリオ全体の流れが良くなっていた。
悪い点
・マーサのくだり
実際の所「マーサ」という名前は和解のきっかけになっただけなんだけど、劇中では「名前が同じだから和解」という風に受け取られてもおかしくない展開になっているのは勿体ないなぁと。
・伏線が初見殺し
今作は副題に「ジャスティスの誕生」とある通り、ジャスティスリーグ結成のきっかけの物語でもある訳だが、いくらなんでも初見に対して当たりが強すぎじゃない?と思うレベルの伏線の量。
フラッシュはドラマがあるからまだしも、サイボーグやアクアマンは知ってる人少ないはずなのにガッツリ出てくる上に今作のストーリーには全く関わりがないので初見には「結局誰なの?」という疑問だけを置き去りにしてしまう。ブルースの悪夢やフラッシュの「君は正しい!ロイスが鍵だ!」のアレに関しても同じ。ここら辺は全部クリフハンガーで良かったのでは?
まとめ
劇場版は☆2.5、UEは☆4くらいの作品です。
劇場版とUEではシナリオが天と地の差なので、本当に劇場版だけで評価はしないで頂きたい。
UE版で言えば、全体のシナリオは本当によく考えられていて上出来だし、ザックスナイダーの画作りの上手さも凄く映える。
それだけに勘違いを起こしてしまうようなシーンや続編ありきの伏線はどうにかして欲しかったかな〜と。
重く暗い作風がOKならぜひ見て欲しい作品。
文句なしの満点。死んじゃったの?スーパーマン?
コメントあまりにも多すぎて誰も見ねぇだろなぁ俺のレビュー。大海の一滴とはこのこと。
正直、スーパーマン。イメージが直球すぎてあまり観てないのだけれども。
WOWOWでたまたま今日、会社から帰ったら、放送してたんだけど。
最高やね!映像が最新で、人物描写も巧くて、なおかつ展開早いから画面に釘付けになった。
なおかつ吹き替えが良かった。映画によくある「観させられている」義務感ゼロ。
バットマンとの葛藤。ワンダーウーマンも出てきて最高やね。悪役の奴も007に出てくる悪役ばりにいい味出している。
たった唯一の難点は最後の巨大怪物が没個性に加え現代の特殊効果をもってしてもチョット動きが鈍いことだけ。
スーパーマンの死が痛い。ただ製作者の微妙な伏線作りで、「完全にスーパーマン滅び死んだのか?奇跡の復活遂げるのか」今後、どちらにも転べる、どっちもイケる最後。ずるいよなぁ。最近観た「ドント・ブリーズ2」も同じ。
アルティメット・エディションこそが完成品
バットマン以上にワンダーウーマンが目立つ
一応、面白かった!と言いたい。
が、やはり今までのバットマンの思考とは、少し、何だか、スッキリしない違和感。どんな悪者もなるべく殺さない主義だったのに、まるで何かに取り憑かれたように、スーパーマンへ敵対心を剥き出しにする。
お互いの正義の信念の為に仕方なく戦う、、、というよりは、殺さなくてはならないという盲信的な思考に、観ていてココだけがどうにも納得出来ず。最後はお約束通り収まり次作へ繋がるのだが、、、
タイトルからの個人的な予想は大きく覆され、所謂一般人で勝てる要素無しのバットマンが、圧倒的なパワーのスーパーマンと互角に渡り合う。バットマンの財力と戦略を魅せるという部分、ここはタイトルの付け方も含めて成功。
【シビル・ウォー】と同じで答えはないので、考えさせられながら今後に繋がっていく。皆さんが書く程の酷評は自分には無く、純粋にその世界に生きるヒーローの苦悩を、迫力の映像を、ワクワクしながら楽しめる。
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