「アメコミファンでもガッカリ。」バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 いも男爵さんの映画レビュー(感想・評価)
アメコミファンでもガッカリ。
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本作の批判コメントの中で「アメコミファンならおもしろいと思える」というものがありますが、アメコミファンの僕からしても、超ガッカリな出来ですよ。
なにがガッカリなのかというと、バットマンとスーパーマンの戦うシチュエーションがショボいこと。
レックス・ルーサーに母親を人質に取られたスーパーマンが、おめおめすごすごとバットマンとの戦いに向かう姿なんて見たくなかったです。
だいたい母親を人質に取られていたとしても、それこそ自身の超能力で助ければいいわけですし、そもそもルーサーに正体がバレバレという時点でダメじゃんって話です(これじゃあ、なんの為に正体を隠しているのかわりゃしません)。
バットマンも「ぶっ殺してやる!」みたいに意気込んでいたのに、ヒロインの説得であっさり改心、一部で評判のワンダーウーマンもなんの為に出てきたのかさっぱりって感じでした。
本国アメリカでも、初日の興行収入は凄かった割に三日目はガタ落ちしたそうですから、僕と同じような気持ちだったのかもしれません。
ヒーロー三人でこの有様では、人数の増える『ジャスティス・リーグ』ではもっと酷いことになってしまうのではないかと心配です。
『シビル・ウォー』ではこうならないことを願うばかりですね。
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