ザ・ヘラクレスのレビュー・感想・評価
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コンパクトではあった
筋骨粒々の男性陣と美しい女性たち。それはそれで良いけれど、それ以上ではなかった感じ。
少なくとも最高神の子である神々しさや格調みたいなものより、愛する人を慈しむ普通の若者にしか見えなくて、これじゃあお題に負けちゃうかなあ。
導入部の感じは好きだったので残念だな。
短いつくりでストーリーもわかりやすいのでさくさく進む。 ギリシャ神...
短いつくりでストーリーもわかりやすいのでさくさく進む。
ギリシャ神話は詳しくないけれども、これはこれで観やすいし、戦闘シーンのアクションも迫力があってさっくり楽しめました。
いやに評価低いですね。それなりに面白かったけど。勧善懲悪がハッキリ...
いやに評価低いですね。それなりに面白かったけど。勧善懲悪がハッキリしてるし、一途な愛もいい。
アクションシーンのストップモーションはちとウザい(笑)ラストがもうひとつ。なんじゃ、あの稲妻の鞭。姫は◯◯◯なきゃ。
「ダイハード2」大好きな私はやっぱりレニー・ハーリン嫌いじゃない。
BS日テレ字幕版鑑賞
ハーキュリーズ
アンビトリュオンがアルゴス王を破った。戦争を嫌い、平和を望む王妃のアルクメネ(ロクサンヌ・マッキー)は神殿に参って、女神ヘラからゼウスの子を産むがよいと告げられる・・・やがて子は産まれ、ヘラクレス(アルケイデス)と名付けられるのだ・・・
20年後、クレタ島のヘベ姫(ガイア・ワイス)と恋仲になっていたアルケイデス。しかし、アンビトリュオン王はアルケイデスが不貞の子であると疑心暗鬼になっており、長兄イピクレスを可愛がっていたため、アルケイデスにエジプト派遣を命ずる。しかし、それは罠であり、領土となったアルゴスの軍隊を送っていたのだ。アルケイデスの隊は隊長ソリティスとアルケイデス以外は全滅。2人は剣闘士として奴隷扱いされてしまう。その間にもイピクレスとヘベの婚約が決まっていた・・・
復讐というより恋愛を中心としたドラマ。迫力はあるが、CGやストップモーションを多用したり、グラディエイターものとしては拍子抜けすることも。冒頭と、最後のアンビトリュオン対アルケイデスの一騎打ちなんてのは面白いのだが・・・
マイティーソー?
雷を操るさまが、、
ヒュドラも退治しないしアマゾネスとも戦わないけど、
本当は、悲惨な最期を迎えた悲劇の英雄が、
幸せで立派な王様になったようで、
なんか安心した、、
B級映画の英雄
『ダイ・ハード2』『クリフハンガー』などアクション映画の雄として手腕を奮ったものの、今じゃすっかり大作はご無沙汰のレニー・ハーリン。
そんな彼が久々に予算をたんまり投じて、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスを描いたスペクタクル・アクション・ファンタジー!
…だったのだが、やっぱりB級だった!
う~ん、何て言うか…、それなりの予算をかけられた大作の筈なのに、B級感が否めない。
予算とかスケールじゃなく、これくらいの作品レベルだったらそれこそ未公開のB級映画でもあるし、最近人気のTVシリーズの歴史スペクタクルでも、これ以上のスケールや作品レベルのものあるよ。
第一、話が面白くないんだよねぇ…。
そもそもヘラクレスの英雄物語自体詳しくは知らないけど、これ、本当にその英雄物語をなぞってやってるのかしら…?? 多少それらしきシーンはあるにはあったけど、とてもそうは思えん…。
だって、主人公と美しき姫が恋に落ちて、陰謀があって、敵が居て…って、同じ底抜け大作『ポンペイ』を嫌でも思い浮かべてしまったよ。
それでもアクション・シーンは一応の見応えあったが、でも後の祭り。
それに色々言われてる通り、アクション・シーンが『グラディエーター』や『300』を意識し過ぎと言うか、ほぼパクリ。
せっかくのヘラクレスなのに、神話感も英雄感も全くナシ!
ロック様の『ヘラクレス』の方が意表を突いた視点でまだ面白かった。
ロック様を見た後じゃ、こっちのヘラクレス、ただの筋肉美イケメンってだけで、何もかもが欠けている。
キャストも誰が誰だか分かんね~。
神話の英雄がB級アクション・ヒーローに。
かつての大作アクションの雄がB級アクション専門に。
一昔前の少年マンガのような単純なストーリーと、今どきテレビドラマで...
一昔前の少年マンガのような単純なストーリーと、今どきテレビドラマでもやらないような演出、おかしいなあと思っていたら、本来はドウェインジョンソン主演のヘラクレスを借りるべきところを間違えて二番煎じを借りてしまったらしい。レンタルとはいえども、無駄な時間を過ごしてしまった。
神話の要素無し
ひどい。ヘラクレスのあんなに面白い神話が、どうしてこんな凡庸な話になってしまったのか。出世、怪力であるがゆえの苦悩、冒険、悲劇的な最期、ほとんどなくなってしまっている。
ありきたりな、百合若大臣の類型の話(政敵におとしいれられ、遠方で殺されたことになるが、復讐のために戻ってくる)になってる。
これをヘラクレスの名前でやる必要は全くない。
神話的にしないでやろうとした意図はわかるが、それにしても元の話と違い過ぎている。
主人公は、自分の難しい立場をわきまえずに能天気にヒロインといちゃついて、窮地に陥るとか、お調子者で頭が弱く見える。ヒロインもそんな主人公にぞっこんという、近年あまり見ないステレオタイプさ。
いつか、ちゃんと神話のヘラクレスを映画化してくれればいいなと思う。
単に古代ギリシャ的世界のアクションとか男性美を楽しみたいなら、いいかも。
古式ゆかしい形式に則った脚本
特にストーリーに意外性はないけど、その分、アクションとか、コスチュームとか、筋肉とかに目を向ける余裕があって、面白かった。
これ、ギリシャちゃうぞ、って感じが満載ながら、セットやら装備やら豪華で見栄えがして見応えがある。
馬アクションがあるのも高評価。鞍やら鐙やらきちんとついてるのは変だけど。
コスチュームがヒャッハーなのも笑えてしまう。
あと、最終的にヘラクレスは、物理で殴るのが一番強いのも笑える。
古式ゆかしい形式だからこそ、こういうアクションも活きるんだと思う。
近所では2Dしか上映がなく、こういうの3Dで音響大きめで見たかったかも。
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