「.」イグジスツ 遭遇 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
.
クリックして本文を読む
自宅にて鑑賞。SEやBGMの入ったPOV。テキサス州ビッグシキット保護区へ週末を過ごす為、訪れた五人の若者達に襲いかかる恐怖を描く。POVと云う手法を活かした撮影法や表現はPOVに有り勝ちな誤魔化しが少なく判り易くて佳かったし、風呂敷を拡げ過ぎずワンテーマに絞った展開にも好感が持てる。キモとなる(散々手垢の附いた食傷気味になりがちだが、工夫次第で変わると思わされる)クリーチャーの造形もかなり頑張っていた。ただ未知なるモノが心を通わせ、生還を示唆する車を写すラストは賛否の分れる処だろう。60/100点。
・“サスカッチ(ビッグフット)”を演じたB.スティールは、2メートルを越える大男で、TVシリーズ『ハリーとヘンダスン一家('93)』に登場する“ハリー”でも似た役(UMA)を演じた。
・本篇にも登場するテキサス州バストロップ郡で、実際にロケが行われた。
・鑑賞日:2016年3月21日(月・振替休日)
コメントする