「アクション野郎Eチーム」エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
アクション野郎Eチーム
いちいちキャストの名を挙げるのは野暮かもしれないが、やはり挙げずにはいられない。
シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、アーノルド・シュワルツェネッガー…。
さらに今回は、ハリソン・フォード、メル・ギブソン、ウェズリー・スナイプス、アントニオ・バンデラスが新加入。
一体このシリーズは何処まで豪華になっていくんだ!?
と言うか、ギャラはどうなってるんだ!?(笑)
シリーズも3作目となるとさすがにマンネリ気味になり、相も変わらずストーリーなんてあって無いようなもの。
だけどやっぱり、この“アクション野郎共”にワクワクしてしまう。
まずは新参者4人にたっぷり見せ場あり。
前作のヴァン・ダム同様、メル・ギブソンが悪役でいい味を出している。
ムショに入っていたという自虐的な設定のスナイプス、やたらと喋るちょっとウザいけど憎めないバンデラス。
そして、デス・スター戦のピンチ時にミレニアム・ファルコンで颯爽と現れたあの時のようにヘリで参戦するハリソン。(落ちたりしないかとハラハラしたり…!?)
お陰でバーニーが新たに編成した若手チームがすっかり霞んじゃった?
仲間の為を思い、古株チームを解散するバーニー。
しかし崖っぷちの危機に、仲間は駆け付ける。
バーニーの横にはクリスマスが一番しっくりくる。
ここら辺の腐れ縁的な感じがいい。
過去と戦う男。
打破するには、頼れる“今”の仲間と若い“未来”で立ち向かう。
銃撃戦、肉弾戦、爆発…ボリュームたっぷりのアクション!アクション!アクション!
世代交代でユーモアも加味。
スタローンとギブソン、スタローンとハリソン、シュワとハリソンなど誰もが夢見たツーショットややり取りでお腹もいっぱい。
今回アメリカでは不発だったそうだが、VFX氾濫する昨今のアクション映画界において、このオールドタイプのアクションのシリーズは続行して欲しい。
となると次は誰が新加入?
希望としては、ジャッキー・チェン、チョウ・ユンファ、スティーヴン・セガール、カート・ラッセル、ニック・ノルティ、クリント・イーストウッド!
日本人が参入出来るなら、真田広之。
そう言えば、女版が作られるそうな。行く行くはクロスオーバーしたり。
このシリーズにはまだまだ夢がある!!