「ちょっと乗れない物語で熱演するビッグネーム」はじまりのうた bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと乗れない物語で熱演するビッグネーム
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あー、いわゆる「無駄遣い」ってやつか、典型的な。
2013年製作で日本公開が2015年らしく、10周年を記念してのリバイバルとの事ですが、初見でした。
音楽映画の建て付けのハートフルドラマ。恋愛映画の流れから、自らの能力で自立して行く女性の姿と、酒に実現逃避する音楽プロデューサーの家族再生の物語を重ね書き。
でもですよ。コレがですね。ご都合主義が、やや鼻を突きます。コミック的に、話が上手く行き過ぎます。白けてしまうギリギリの所でバランスが取れてると言えば取れてるんですが。でも、なんか乗り切れないw
キーラ・ナイトレイの美貌の魅力は言うに及ばず。シュタインフェルドって、当時17歳前後のはずなんですが、見えねー!
楽曲そのものが良かったのと、レンアイ成就で落とさず、何物からも自立する姿で決着した点が良かったです。
何れにしても、2015年当時、この豪華な顔ぶれで、この物語ってのは、期待値以下と言うしかなく。
明日から、アバウト・タイムが再上映とのことなので、そっちに期待しつつ退散でーす。
盛り上がらなかった。
全く。
当時、こんな作品のニーズって有りましたっけ?音楽ビジネスのスキャンダルとか....
これを撮る事になったキッカケが謎だし、ナイトレイを主役にした、アイドル映画と言われても致し方なしかも、です。
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