ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
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ストーリーがちょっと雑かな?
デビットフィンチャー監督と言えば,ビジュアル系の作家で
出だしはエイリアン3.正直あまり評判は良くなかった.
しかし,その後成熟したのか,「ドラゴンタトゥーの女」の時の
レッドツェッペリンの曲を使った冒頭のクレジットからのスタイリッシュな展開には驚いた.傑作だと思います.
本作は,自意識過剰な「私を見て!」的な妻の行動が引き起こす
サスペンス.結末で,原作者の結婚に対する価値観も表明されているが,既婚者として言わせてもらえれば,この価値観は古い.
結婚が様々な意味で欺瞞に満ちたものであることは周知の事実でしょう.でなければ,こんなに離婚するカップルがいるはずがない.
最後に「子はかすがい」的に占めるところもアメリカっぽい終わり方ではある.
夫婦の欺瞞を描いたものとしては,
日本でもドラマになっていた「義務と演技」こちらの方がもっと深いと思う.
正直,ストーリーがクソすぎて感情移入ができなかった.
主役の妻を演じたロザムンドパイクは,無名と言われているが,
2005年の「プライドと偏見」で清楚で高潔な長女ジェーンを演じたことが記憶に残る.今回の役は真逆.
この人は目が何をしでかすかわからないものを映していて
なかなか良かった.
劇中で,図書館でパートナーのニックと行為に及ぶときに書庫の戸棚から取り出すジェーンオースティンとエリザベスベネットのくだりはこの作品を暗喩したものでしょうね.
ベンアフレック,生来のバカっぽくて人のよさそうな風貌が
ニック・ダンにはまっていた.ぴったりの配役だと思う.
主役の二人や,役者は良かった.
やはり問題は,作品のもつ社会観のストーリ的な見せ方が
魅力がなさすぎるところだと思う.
当たり前すぎる展開に感じます,
まとめます.
セックスと裏切りは結婚にはつきものであり,
それほど驚かなかったな.
ちょっとストーリーが陳腐過ぎませんか?
不気味なジェリービーンズ
まず、長丁場かつ濃密なストーリーを堪能しきるにあたって音響効果は欠かせない。
映画開始から、ノイズによる不気味さとおぞましさは音楽によって何倍にも増幅してゆく……!
ストーリーとしては、大きく盛り上がることはなく淡々と追ってゆく(追いついてゆく)ような。フィンチャー監督の映画だった。
女子が見た後の感想はどうだろう?
恐怖、サイコパス、などというよりは
……心当たりがないだろうか?
「男性を、都合よくコントロールしたい」
女性諸君、思い当たるはずだ。
(エイミーは強すぎたが)日常のちょっとしたした場面で共感してしまったり。
そしてこの映画のキモは、ちょっとしたブラックダークユーモアにある。
一息つく意味もあるが、このクスッとした笑いがまた不気味さを奏でる……。
後半は体が固まってしまった
ネタバレしてしまうと面白さが半減すると思うので、あまり内容には触れない様に心がけます。
ジャンルはサスペンスです。それも直球の。
主人公の不気味なナレーションから始まり、早い段階で妻が失踪します。
そこから過去の話などを盛り込んで、ラストへと繋がって行きます。本編148分ですので、時間潰しには少々長いと思われます。
ですが、長い本編が短く感じるほど無駄なシーンが無く、冒頭からラストまで釘付けになります。
映画を観ていて口がポカーンと開いたままだったのは久しぶりでした。後10回位観に行っても悪くないです
。
デイヴィッド・フィンチャーはSFでは花が咲きませんでしたが、(個人的には好きなエイリアン3)このようなサスペンス・ヒューマンドラマではなかなかの腕前だと思います。
R-15+指定のため、流血シーンや性描写、セリフなどが出てきますが、下品に撮っていないので不快ではありません。
ただ、恋人や結婚間もない夫婦で観に来るのは自殺行為かと思われます。
おいおい、ベンまでもろくでなしかよ。
みんな、ろくでなしばっかじゃん。
双子の妹くらいだよ、まともなのは。
上っ面ばかりで体裁を意識する、キリスト教徒にありがちな、いやみなアメリカ人ばかりが出てくる。
感涙を期待する前半(それは無理)、事件の主役の本性に驚愕する中盤、勝手にやってろよと匙を投げてしまったラスト、て感じか。
そんななか、主題歌、コステロの『she』が効果的。人間の虚栄や欲やだらしなさを、あのメロディがなぜか浄化してくれてるかのように感じてしまった。
クソストーリーにあの音楽を持ってきたあたりが確信的で、その狙いは見事に思えた。
・・・と、書いたが、本編に『she』は流れていなかった??予告編だけ??だとしたら、すごいインパクトだったのか。
イイねぇ!
ストーリーが次から次へと展開し、各々の立場で並行して話が進むので、とても分かりやすい。
そして、サスペンスの醍醐味である「次はどうなる? 次はどうなる?」と、旨く興味がそそられる仕上がりで、イイ感じでした。
あと、「人間」って怖い!、と考えさせられました。
彼女はなぜ失踪したのか?
警察、マスコミを巻き込んで失踪した妻を探す内、不審な点が多々見つかりやがて周囲から嫌疑をかけられる夫…サスペンスとのことですが、ハラハラはあまりしません。
女は怖い…というコメントが目立ちますが、私はエイミーが可哀想で仕方ないです。
きっと頑固なんでしょうね。
出会い、結婚するまでのフラッシュバックが劇中入りますが、それが余計悲しい。
ずどーん
ここまで何かにだれかに固執したことがない
そこはちょっと羨ましいです でもやっぱり怖い
愚かしさと切なさと女の底力?
デビッド・フィンチャーの描く女性はやっぱり強い 種類は全然違うけれど
エミリー ちょっと カッコいいです でもやっぱり怖いですね
帰り道 音で表すなら
ずどーんって感じでした 見応え抜群!
ゴンゲー!
デビッドフィンチャー監督作品のわりに、今一つでした。
いくら、したたかな女性がこの世に存在するとわいえ
あの(後半のベッドでのシーン)奥さんの手際は
凄すぎでしょ。アサシンかよって思いました。
怖い女というのは、ストーリーをおえばだんだん分かってきますが、あの、アサシンの風格にはもう少し説明がないと
突拍子がない印象をうけました。
エンターテイメントといえばそれまでですが。
なんか、ミステリアスにしてますが、そんなに底があるような、話ではなかったし、アサシン妻エイミを見て、急に面白さ(リアリティー)が、なくなりました。
映画後半に問題在りな作品といった印象。
期待が、高過ぎたかもですが………残念。
恐っ!!長っ!!
おもいっきりサスペンス!
なんか、ずっと考えてなきゃいけない映画です。
そして、恐かったです…
友達と見終わった後の共通の感想が、結婚はまだ良いかな…、でした。
&長かったですね。
2時間20分とのことですが、いつラストなのかが分からなかったのもあり、終わりか?終わりか?と思いながら見てしまった分、長く感じてしまいました。
でも、決して退屈したわけでは無いので、そこは別に良かったですかね。
あとは、最初のシーンが、後から見て、あんなに恐いシーンになるとは、思いもしませんでした…
とても面白かったですが、見るのに体力がいりますね。
現代の世相を切り取った傑作
事件の起こりから最後までずっとメディアが外で張り付いたり
町中の他人達が色々話をしたり 自分としてはこの作品とは
関係ないが 和歌山カレー事件を思い出した 良くも悪くも
メディアに振り回されている現代を監督は良く描いているなと
思いました 途中でアベックに金を取られた件と殺人後の
偽装工作の件はやはりばれてしまうのではと思うけど
でもそれを乗り越えての最後までの力技はサイコ並の怖さでした
最初の髪を撫ぜられて振り向いたエイミーの顔と最後の同じ
シュチュエーションのエイミーの顔の違いにギョッとして
しまいました
いまひとつ納得できなかった
観客を飽きさせず、最後まで見せ切ってしまう手腕は評価したい。
でも、いかにも大掛かりなトリックが素直に受け入れられなかったので、物語に入り込めなかった。
正直、これほど評価が高い理由が、いまいちよくわかりませんでした。
男性鑑賞注意!?
セブンが頭によぎりました。
すっきりする映画ではありませんでしたが
なぜかあとからじわじわ興味が出てくる作品でした。
怖い。
結婚って...いやぁ怖い(>_<)
これ以上はネタバレになりそうなのであとは劇場でお楽しみください。
きっと、男性、女性で違った色んな意見が出てくるのではないかと思います‼
一見の価値あり
予告編を観た限りでは、好きなデビッド・フィンチャー監督作であるものの食指の動かない作品でした。女優ロザムンド・バイクが映画賞を総ナメしているのと、映画.comでのレビューで今年イチバンと書かれていたことから観ました。いやー観て良かった!!結末の知れないどんでん返しの連続に圧倒。女優賞を独占するのも判るわ。
ハラハラ、ドキドキ
あらすじも何も知らずに評価が高い映画だったので観てみたらこれがめっちゃ面白かった。
こういうサスペンスね~と思っていたら思ってもない方向になってその後の展開がスピーディで食い入るように観てしまい最後も何とも言えない感覚になりました。
ただこれは付き合いたてのカップルや新婚夫婦などは一緒に観に行ってはいけない作品ですね…。
『あなたは愛する人のことをどれだけ知っていますか?』ていううたい文句だかにつられて行った初デートカップルさんとかいそう…。
個人的な2014年観た映画ランキングで一気にトップにきた作品でした。
難しい…
途中飽きることなく、最後まで時間が経つのを忘れて見た。
他のレビューにもある通り、ストーリー展開が面白く最後までハラハラしながら見たものの、若干ストーリーの伏線が複雑だったりして、「ん?今のはどういうこと?」と途中で迷子になってしまう箇所があった。(そこまでがこの映画の狙いかもしれないが。)見終わった後も、すべてが繋がった感じがせず、もやもや感が残ってしまった。
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