ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
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期待せずに見たら面白かった
恐怖
息が出来ない程の緊張感に脱力...
ニックとエイミー
ひさしぶりのアクション以外の映画!
これはヒドイ。。
未知の恐怖感との、新たな出会い
最初のテロップから、もう操作されてしまっていた。二時間強、その支配下から一歩たりとも出られなかった。
映画の客はふだん観ながらも批評しているはずだが、
私はしかしどう捉えたらいいのか分からず、あたふた、
不可解なまま、
どんどん進んで行った。展開、だなんていう観念すら忘れて、どんどんどんどんのめり込んだ。どんどんどんどん。
これぞ、芸術の、いや、映画の醍醐味。
安全ベルトのないジェットコースターに乗って、めくるめく虹色の暗闇の渦を、きりきり舞い、目を閉じることすら許されず、強制的に突っ込んでいく。
「あ、これか」と知っているものが、一切なかった。
知っているものが来たら、避けられるのだ。
知らない、どういう軌道でこちらに来るのか、分からない。避けようがない。避けてみたところで、しかし何もなく、ホッと一息ついたところ、タイミング外されて、一撃を喰らうといった、サスペンドされる悦楽。サスペンドされた私は、滅多打ちを覚悟しつつも、そんな野暮はなく、びしり、びしりと、知らない感覚の箇所を打たれ、官能の権化となった。
と、まあ、興奮した。
しかし、観て一時間後、
ただ恐怖映画の手法に則ったチープな演出があるような気もするし、
何もそこまでしなくても……、というような疑念も出てきた。
すなわち、完璧な映画ではない。
だが、それがどうした。観ている私の興奮は事実だった。
未知の感覚との遭遇をありがたく思う。
結婚って恐ろしい。
予想外のこわさ
年越す前に¨ゴーン¨となるはずが、、、
久々に大手シネコンでの映画鑑賞。映画というよりも、人を見に行ったかのような混み具合で、すでに頭くらくら。。。席についてから、長い予告編を見させられゴーンガールの期待も削がれてしまった。そのせいでは、ないかもしれないが、衝撃的とうたわれていたラストもそうとは思えず、大学の教授が傑作とも言っていたが、そこまで大層なものでもなくと言った感じだった。同監督の作品ならば
、『ソーシャル〜』や『セブン』の方が好みである。ゴーンガールをみて、年前に頭に衝撃を与えようとしたのに残念。見終わった後に、隣にいた子と『?』になってしまった。
「ノッティングヒルの恋人」→「予告編(第1弾)」→「本編」の順でみるとより効果的
予告編の第1弾だけでながれているエルビスコステロの名曲Sheが印象的、
これはノッティングヒルの会見シーンじゃない?と思いつつ気になっていた作品でした。
その印象からは開けてビックリの詰め合わせでした。なぜにこの選曲・・・
あれれ→あれれな展開、結果オーライ、実におもしろいスリラーサスペンスでした。
そして観たあとの爽快なモヤモヤ感!(笑)
この没入感、小説にのめり込むような鑑賞体験!
なんだこのクソ面白い映画!
めちゃんこ怖いじゃねーかっ!
本編について何も言えない。言えないと思えば思うほど言いたくなる、このもどかしさ!
そろりそろりと衝撃的な展開が近づいてくる。
そろりの度に、「観たい」と「観たくない」がひっきりなしにやってきて、
ああもう勘弁して!って思いつつ、でも観ずにはいられない、この浅はかな好奇心。
それすら見透かされているような、居心地の悪さ。
そりゃ観ちゃうよ、面白いもん!
この映画の没入感は、夢中になって小説を読む、あの感じに似ているかもしれません。
ページをめくっては溜息をついて、でも続きが気になってページをめくってしまう。
そして、読み終えた途端にやってくる、旅の終わりのような淋しさを伴う疲労感や、後味を反芻して想像する楽しみすら似ています。
とにかく、この濃密な時間を過ごせるのも映画館ならでは!
また、鑑賞後の周囲の反応、特にカップル・ご夫婦の顔色が見れるのも、映画館ならではです!
ぜひ、映画館で観てください。
安定したおもしろさ
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