ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
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サイコパス
「サイコパス」って言葉、知っているだろうか? 1.想像力が異常に旺盛で、空想を現実よりも優先する。 2.弁舌によどみがなく、当意即妙の応答がうまい 3.人の心を操り、人気を集め、注目を浴びることに長けている。 4.自らウソをついて、いつのまにかそのウソを自分でも信じ込んでしまう。 Wikipediaによるとサイコパスの一つの類型に上記のような「空想虚言者」がいるという。 でもさ、1番は詩人や小説家、思想家の特徴でもあるような気もするし、2、3番なんか現代のリーダーに求められる資質じゃないかとも思う。そうだよ、4番を除けば、普通の人、凡人とは違うデキル人なのだ。 「完ぺきなエイミー」が主人公である。そう完ぺきにみえる女性・妻の物語だ。もう一方の主人公の男・夫のほうは平凡といえるだろう。 仕事にかこつけて浮気を重ねる、どこにでもいそうなだらしない男である。夫は、双子の妹や弁護士、あるいは、女性警察官を味方につけて必死の抵抗を計る。 サイコパス妻は、綿密な計画のもと、すべて計画どうりの行動をる。 カレンダーに付箋を貼って、計画にもれはないかをチェックする。 必要とあれば、自分の肉体を痛めつけることもいとわない。そんな時の彼女は自信満々、美しくさえあるのだ。 実際のサイコパスは女性にはきわめて少ないとされているが、男にできて、女に出来ないわけはないだろう。ST.ヴィンセントの歌にもサイコパスが出てくるしね。25人にひとりはサイコパス的嗜好をもっていると言われる。 この映画は、ヒッチコックやブライアン・デ・パルマ作品のような一級のスリラーである。優美にして毒がいっぱい、刺激的で、エロスが漂っている映画である。 デビッド・フィンチャー監督の集大成のひとつだろう。
夫婦って心の中ではそんなもんじゃないの?(笑)
映画だから 面白おかしく出来てるけど、夫が浮気をすれば殺してやりたいぐらい腹が立つだろうし、男なら浮気をしたい願望はあり、口説くパターンもあるだろうし、無駄遣いもすれば、どんだけ稼いでも、妻からすれば稼ぎが少ないもんで、ダメな夫に出来た女房で、何年か経てば愛情はなくなり、世間的に良い夫婦を演じてるもんだったりするかも。。
しかし、エイミーの計画は途中変更になったが、予定では自ら死体となる計画だったよな?
裏を返すと心中??
夫婦愛って事になるのかな?
結局戻ってきて、エイミーが殺人犯になりたくないってのもあるけど、良い女房を演じて行くつもりだし、旦那ももう殺されたくないから浮気もしないだろう。
それだけ愛されてたって事か??
良い話じゃないですか!?
(こんな見方もあり?)
gone away girl
David Finch(?)この監督の作品、次はもう見ない。Gone girl、この様な映画は前にも似た作品は 山ほどあったし、最初から眠くだらだら…仕上げが悪過ぎる❗️有名監督の作品とは思えない
人間不信にさせる…出来の良い作品
どなたかが 胸くそ悪いとありましたが
ホント 胸糞悪くなるお話しです
仲の良いカップルやご夫婦 あるいは険悪な夫婦でのご鑑賞は相当の覚悟を持って観に行ってください ※あえて一緒はオススメしない
グレース・ケリーを彷彿とさせるロザムンド・バイクがお綺麗なだけに 更に底なしの怖さを感じてしまう 個人的には グレース・オブ・モナコ はキッドマンよりこの人の方が合うと思う それ位に品があり目を見張る美しさと演技だった
それはさて置き 優柔不断のダンナも結局は稼ぐ妻に言われるがままになってしまう体たらく とても奇妙で後味の悪いエンディングだった
そこがフィンチャーの狙いであり観客を思う壺にしてしまう出来の良い作品と言う事なんでしょう
太めの体型にしティーンの教え子と不倫するダンナ役 のベン・アフレックが嵌り過ぎ 笑
手に汗握る
予告がサラッとしすぎ。
実際はもっとヘビーで緻密だった…。
女の知性にみんなまんまと転がされていくわけだけど、エイミーはサイコパスそのもの。
エイミーの本性に気付きながらも、何も出来ない無力なニックたち。
この映画でもう一つ大事なのはメディアリテラシー。ニュース番組のキャスターは「世論」と言い張ったが、あれは明らかな世論操作。もちろんエイミーのシナリオもあるわけだが、犯人に仕立て上げられる夫・ニックの運命やいかに!?といったところか。
ハッピーエンドが好きな日本人にはラストが納得いかないかも。
何を書いてもネタバレなので…
平日の昼間に鑑賞しました 何故か熟年夫婦が多くいらっしゃいました お隣に座っていたご主人は鑑賞後「もう結婚はしない」と…(もしかして熟年夫婦ではなく熟年カップル?) また別のご主人は「帰ったらカッターを隠さないと…」 ようするに世の男性を驚愕させる映画です 私を含め、結婚適齢期をとうに過ぎたのに諦め切れないでいる方にはピッタリです( 笑 ) あまりストーリーに影響無さそうな内容をひとつだけ書かせて下さい 完璧なエイミーが何故潜伏先で他人と交流を持ったのでしょうか? 無視する事も出来た筈です 他人をバカにしている彼女の油断でしょうか? 彼らによりエイミーはちょっとだけ痛い目に合いますが致命傷ではありません 頭脳だけでなく強運も持ち合わせているようです 一体誰が彼女と互角に渡り合えるでしょうか?
サスペンスだなあ
全編サスペンスで 面白怖かった。 彼女の知性は狂気か凶器か? 後半からドンどん 引き込まれていきます。 やっぱり映画は脚本、監督、 俳優、揃わないとお金取れませんね。 個人的意見ですが、 DVD目当でヘンな邦画作らないで ほしい! TSUTAYAに何十本も並んでるような。
わくわく結婚ランド
昔、TBSで放送していた『わくわく動物ランド』。前半はコミカルな動物映像、後半は過酷な大自然での動物の生き様の映像で構成された番組だ。 『ゴーンガール』はそんな映画。はたから見れば幸せな結婚生活だが、その実は…というもの。観ていながら色んな映画を連想させたが、それらタイトルを挙げるだけでネタバレにつながってしまう難しさ。 なんといってもヒロインのR・パイクの動きは、捕食する爬虫類のそれ。まさに動物、まさしく『わくわく結婚ランド』。
スッキリしない余韻
映画を観ながら、このストーリーはどこまで続いて終わりになるのだろう…と考えていた。
想像では…
夫が妻と表面的な仲直りや束縛に
耐えられなくなり、きっと夫が彼女の
嘘だらけの真相を明かそうとして
彼女に殺されるのでは!と思った。
もちろん正当防衛という作り話で。
そして、今までの彼女の悪巧みも
世間に明るみに出て晴れて終わり、
…になると思った。
悪者が必ず罰せられるハッピーエンド。
しかし、そうなるとフツーな感じに
なる。人々の心に残らない。
あの時点で終わったことにより、
観客は想像を膨らまし、余韻に
浸ることができる。
追記(1/12)
観てからしばらく経ったが
この続きがあったらまた観たい。
長丁場にもかかわらず、あっという間に
終わった感じだったな…。
『鑑定士と顔のない依頼人』とか
本作の『ゴーン ガール』みたいな
サスペンス映画がまた観たい…。
まさかの展開
結婚したくなくなったな。 でも、男女の関係、結婚って、こんなのもあるだろうね。 怖いけど。。。 こんな夫婦は嫌だな。 騙し合い。 でも、見てよかった。 長いけど、最後まで目は離せない! 面白いと思う!
ふつう
監督、キャスト、制作陣から期待をしていたので、ハードルを上げ過ぎてしまっていた。 制作や役者のクオリティこそ高かったが、脚本や構成に疑問が残る。 過去のフィンチャー作品と比較すると物足りないと言わざるを得ない。
ゾディアックが懐かしい
面白い。ロザムンドパイクは昔のニコールキッドマンみたいだったけど、増村保造「妻は告白する」などの若尾文子のほうが数段上だと思った。10分ごとに流れをひっくり返して、半分頃に、観客に真実を明かしてまさに対決ものになっていく様は新しい。完全なサイコもの、ファムファタールもの。デビットフィンチャーはかなりサービスした、というか受けることを考えて演出してるように見えた。ゾディアックが懐かしい。
こわい。。。
予告編で想像していた感じのものとのギャップに少し躊躇してしまいました。 時々思いますが、予告編の見せ方にももう少しこだわりを持ってもいいんじゃないでしょうか? 取り敢えず見に来て貰いさえすればいいって考えなら正解なのかもしれませんが、なんか勿体ない気がします。 内容的には、見る価値あると思います。特に後半の伸びがいい意味で予想外! 女って、半端なくものすごく怖いと感じさせる映画ながら、妙にリアリティがあって、それがまた怖いんですよね。。。 それでも、そんなに相手に欲しられているなんて羨ましいと思ってしまう程に妻には必要とされてないので私自身はこんな怖い思いをする心配はないんですが。。。
それが結婚!
相手を支配するのが結婚!?
どなたかも申してましたが、少なからず女性が持っている考えと?
どうなんだろうか?それは少なからず正しいがそれだけでは無いというのが正しんではないかと思います。なんせサイコパスさんが言ってるのだから正しいわけありません。答えは極端の中にあるのではなく中道にあると確信してます。なんて気分が悪くなる映画なんでしょうか。
彼女がプリン食べながらめを丸くしてニュースに食い入るシーンはゾッとします。
一切その内容については記載は不可能
この今日観た映画。一切その内容については記載は不可能『ゴーン・ガール』。ぜひぜひ女性の方々の意見を聞いてみたいもの凄くお勧めの映画。その評価によってその女性との付き合い方の距離感を考えないと(笑)とまでも思ってしまう全く新感覚の斬新かつ巧妙な映画、男性の方々、観るには覚悟の程を(笑)。
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