ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
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先の読めない展開と意外な結末!
妻の失踪事件の謎解きがメインかと思いきや、意外な方向へ。
先の読めない展開は、とてもスリリングで面白く、2時間超えの映画だが、飽きずに観れた。
はたして事件の目的は達成されたのか?
結末の後味の悪さが、じわじわと来る。
輝き続ける女って…
最後の「精子の放棄」や「親権をとられた」がどうのっていうところが、分からなかった…。
つくずく、一流?の女って、輝き続ける女って、こういうものかと思いました。
ベンアフレック上手いよなぁ~
とっても印象深い一本です☺
あら、や
最高のエンターテイメント
夢遊ぶ
この映画の全ては、冒頭部分と最後のエイミーの表情に表れている。この映画は全編、エイミーが「ごっこ遊び」に惚けるストーリーなのだ。
言っておくが、これは、よく映画評に出ているような「ミステリー」でも「サイコロジカル・スリラー」でもない。全く違う。
考えてもみてほしい。ストーリー全体にわたってリアリティがないことを。自分の描写だけではなく、周囲の者の描写も全てはエイミーの頭の中にある。
「ゴーン・ガール」。よく言えば、子供の頃の無邪気さを懐かしむ空想。しかし、時にそれは退行的な妄想さえも生み出す。
すぎ去った毎日は、今ここにはない。
「何か楽しい<ごっこ>は、ないかしら」、これが、本題だ。
嘘をつくのは子供の特権だし、子供はそれがバレるなんて思ってはいない。周囲の者は、いつも自分のことを中心に考えてくれていて、自分の思い通りにいかないものは何一つとしてない。もし、それがうまくいかないのなら、子供じみたお返しをするだけだ。
そもそも、登場人物は、すべてデフォルメされたキャラでなければならない。それが、私をひきたたせることに一役かう。その人物たちが、時に理解しがたい行動や矛盾に満ちた言動をとったとしても、子供の空想に首尾一貫たるものはない。責任などとる必要がない。
恋ごころごっこも、おてんば喧嘩ごっこも、<秘密の書>ごっこも、ガレージに<おもちゃ>を集めた男の子との秘密基地ごっこも、もういちど自分のことを見てくれる元カレとの恋愛ごっこも、そして遊びに飽きてのポイ捨てごっこも・・・きりがない。
一つ一つの出来事は溢れんばかりだが、その顛末が、意味を持って描かれる必要はない。
「宝探し」の旅というものは、そもそも、イベントのみが重要なのだ。
こうして、2時間半をかけて「アメイジング・エイミー」の物語に付き合わされてきたことに気づく。「アメイジング・エイミーごっこ」をした彼女の姿に、自分たちは振り回されていたのだと。
腹黒過ぎる!
最後でどんでん返しなストリートかと思っていたのですが、物語半ばから真相が明かされて少し期待しすぎたかなという感じがありました。
とにかく妻のキャラクターが強烈過ぎて、私には後味が悪い作品でしたね。
私は未婚です。
映画館で見て良かった
観入った
監督のファンで作品はほぼみたが、また新しいことをやってくれた。
作品途中でエイミーの失踪のネタばらしがきた時は、今回の方向性がはっきりして鳥肌が立った。
だがその分、過去の作品からこの監督に期待してしまう、どんでん返しは今回はない。
作品後の夫婦生活を想って、恐怖した。
パーソナリティ障害のお話
フィンチャー監督は精神病理的なものを扱う傾向にあるという認識でいますが、本作はまさに「演技性パーソナリティ障害」を猟奇性とともに描いていると言えます。
虚構を演じきることに全神経を集中し、その技術もまた卓越している。
厳格な父と華やかな母の影響を強く受け、幼少期から演じることで人格を形成している。
性的な魅力は高く、また自分の虚構を堅守するためにそれを有効に活用する。
しかし基本的な人間関係は浅薄であり、トラブルが絶えず、まともな結婚生活を維持することなどもっての外であるが、虚構を形作ることだけが人生の目的なので、不幸のサイクルを回し続ける。
エミリーは加えて知能がかなり高かったため、緻密なトリックを組み込んだ狂言を演出しましたが、私たちの周りにもこのような狂気性をはらんだ人間関係が、レベルの高低はあれど存在していると思います。
現代的な精神病理のひとつであるパーソナリティ障害のお話であるという理解をしました。
それにしても、ロバート・ゼメキスの『フライト』もそうですが、最近の「社会派ドラマ」と位置づけられる映画は、主題と違うところに宣伝広告のポイントを意図的に置いているような気がします。そりゃ、事前の予測自体を逸らしてるんだから、「意外な結末」になるよなーって、思ったりして笑
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