ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
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力みっぱなしです!
惹き付けられました。
名匠デビッド・フィンチャー監督の最新作。
さらにベンアフレック主演とくれば、嫌がおうにも期待は膨らみます。
ただし、ネタバレ厳禁の作品です。
心底楽しみたい方は、事前情報を一切シャットアウトした方が良いと思います。
全体的に小さくまとめつつ、謎が謎を呼ぶサスペンス展開は見事でした。
情報を小出しにして、観賞者を作品の世界観に引き込み、物語の進行に同調させる演出は素晴らしいです。
『真実と本質』が、じわじわと見え出てくる…そんな体験が出来ました。
観賞中はずっとモヤモヤして、先が気になって仕方がなかったです。
この吸引力だけでも、至高のエンターテイメントと評価します。
細かい事を言えば、警察の存在が弱すぎます。
警察を『強者』としての描写があればこそ、一介の○○が、警察と観賞者を手玉にとり、欺いていくクライマックスのカタルシスも倍増するのでは?
多少無理な展開もありますが、あくまでもラストの為の布石です。
そして、自分の中に後味の悪い何かを生み出し、肯定・否定の答えを出すのが難しい作品です。
良い意味で、二回目の観賞は面白さが半減してしまいますね。
人間不信になりたい方にオススメです。
先の読めない展開と意外な結末!
輝き続ける女って…
最後の「精子の放棄」や「親権をとられた」がどうのっていうところが、分からなかった…。
つくずく、一流?の女って、輝き続ける女って、こういうものかと思いました。
ベンアフレック上手いよなぁ~
とっても印象深い一本です☺
あら、や
最高のエンターテイメント
夢遊ぶ
この映画の全ては、冒頭部分と最後のエイミーの表情に表れている。この映画は全編、エイミーが「ごっこ遊び」に惚けるストーリーなのだ。
言っておくが、これは、よく映画評に出ているような「ミステリー」でも「サイコロジカル・スリラー」でもない。全く違う。
考えてもみてほしい。ストーリー全体にわたってリアリティがないことを。自分の描写だけではなく、周囲の者の描写も全てはエイミーの頭の中にある。
「ゴーン・ガール」。よく言えば、子供の頃の無邪気さを懐かしむ空想。しかし、時にそれは退行的な妄想さえも生み出す。
すぎ去った毎日は、今ここにはない。
「何か楽しい<ごっこ>は、ないかしら」、これが、本題だ。
嘘をつくのは子供の特権だし、子供はそれがバレるなんて思ってはいない。周囲の者は、いつも自分のことを中心に考えてくれていて、自分の思い通りにいかないものは何一つとしてない。もし、それがうまくいかないのなら、子供じみたお返しをするだけだ。
そもそも、登場人物は、すべてデフォルメされたキャラでなければならない。それが、私をひきたたせることに一役かう。その人物たちが、時に理解しがたい行動や矛盾に満ちた言動をとったとしても、子供の空想に首尾一貫たるものはない。責任などとる必要がない。
恋ごころごっこも、おてんば喧嘩ごっこも、<秘密の書>ごっこも、ガレージに<おもちゃ>を集めた男の子との秘密基地ごっこも、もういちど自分のことを見てくれる元カレとの恋愛ごっこも、そして遊びに飽きてのポイ捨てごっこも・・・きりがない。
一つ一つの出来事は溢れんばかりだが、その顛末が、意味を持って描かれる必要はない。
「宝探し」の旅というものは、そもそも、イベントのみが重要なのだ。
こうして、2時間半をかけて「アメイジング・エイミー」の物語に付き合わされてきたことに気づく。「アメイジング・エイミーごっこ」をした彼女の姿に、自分たちは振り回されていたのだと。
腹黒過ぎる!
最後でどんでん返しなストリートかと思っていたのですが、物語半ばから真相が明かされて少し期待しすぎたかなという感じがありました。
とにかく妻のキャラクターが強烈過ぎて、私には後味が悪い作品でしたね。
私は未婚です。
映画館で見て良かった
観入った
監督のファンで作品はほぼみたが、また新しいことをやってくれた。
作品途中でエイミーの失踪のネタばらしがきた時は、今回の方向性がはっきりして鳥肌が立った。
だがその分、過去の作品からこの監督に期待してしまう、どんでん返しは今回はない。
作品後の夫婦生活を想って、恐怖した。
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