ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
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いまひとつ納得できなかった
観客を飽きさせず、最後まで見せ切ってしまう手腕は評価したい。
でも、いかにも大掛かりなトリックが素直に受け入れられなかったので、物語に入り込めなかった。
正直、これほど評価が高い理由が、いまいちよくわかりませんでした。
欺瞞から恐怖へ
一番の理解者であった夫婦が、一番遠い存在になってしまった。
欺瞞に満ちた夫婦の家庭を描いた映画は何度も見たことがある。
この作品は、欺瞞を通り越して、人殺しの妻と一緒にすごさなければならないという恐怖を描いた。こんな映画は観たことがない。
エイミーというレクター教授を超える新たなサイコ人間の誕生に恐怖と共に興奮を覚えました。
女って強い
やばい映画ですね。
主人公が世間からの好感度をあげるため、インタビューで頑張るシーン。顔が違ってて、印象的でした。
途中、これは感動系か?愛の話なのか?と思ったのですが、ラストがモヤっとしてて…
やっぱり怖い映画だなと感じました
この監督独特の雰囲気がありますね
私はこの監督の映画はあまり好きではないかも
ゴーン・ボーイ。
巷では「恐ろしい夫婦」のことをゴーン・ガールって言うそうで、
あぁ怖い。全く笑うに笑えないシチュエーションながら、こうも
真っ黒なジョークに満ち溢れた作品を観ちゃうと溜息すら出ない。
ネタバレ厳禁!っていわれてますが、
予想よりうんと早くネタはバラされます(爆)ので、そっから先が
今作の真骨頂!といえるサスペンス劇場の幕開けでドロドロリ。
ところで、今作で一番の被害者は誰なんでしょう。。
夫のニック?妻のエイミー?それとも…あまりに可哀想な??
昔から夫婦喧嘩は犬も食わない。とか、仮面夫婦。とか、特に
ゲーノーカイではこんな決闘が頻繁に繰り返されているのでは。
それ見たことか!な感想を持つのは女性の方なんじゃないかと。
(馬鹿な男ほど、女を怖い~怖い~って言ってるようですが)
そもそも男女の出逢いなんてまだお互い何にも見えてないんだし、
付き合っている頃はラブラブだけど…時が経てば…だんだんと…
って相手の本性に気付くのはお互い様なだけに、どっちが正しい
なんてことはないので、忍耐!我慢!許容!調和!のち憤慨。
というのも至って普通。絶対に許せない過ちを犯したけど夫婦、
というカップルもいれば、たった一度で即離婚!もあるわけで。
様々なパターンや迷惑夫婦を見たり聞いたりしている身には、
そう珍しい展開(スリラー部分を除いて)ではなかった感じが。。
じゃあ何がいちばん怖いかというと、失踪妻の完璧な人間像を
創作してしまったあの両親の偏執ぶりと、アホ兄に振り回される
金運も男運もない妹と、あれだけ尋問捜査してその結果かよ?と
ニックでなくても呆れ果てる警察と、そして最後の…あの御方。
あぁゴーン・ガール。R・パイクが巧すぎるんで怖いっちゃー怖いん
ですけど、今作自体が中盤から思いっきり風刺喜劇に入るんで、
映画らしさとか余韻とかそんなものを感じるような作風じゃない。
私はもう、あーあーって呆れ返って観ていました。バカップル~。
(他人を巻き込むのだけはやめましょう。家族内で解決しなさい)
スリリングな展開はさすが
冒頭に最後のシーンをもってくるパターン。鉄板ながら興味をそそりますよねー。
人間模様で2時間40分をもたせるのもすごい。
思ったこと箇条書きしてみます。
猫は一体何の役割だったのか?
・カメラを流す事で退屈を防ぐ役割があった
・昼ドラ的なおもしろ要素
・金を盗まれたのは凡ミス?
・銃のくだりで刑事が頭にひっかかったのは女としての立場から?
・回想か妄想か微妙な回想シーンで惑わす
これぐらいの作品、日本でも作れたらなぁ。
監督の作品だなぁって伝わる。
人間不信になりそうな感じ。グロは少なめ。
2014年ラストの映画はゴーンガールにしました。普段なら選ばない系統ですが、予告を何度も見るうちに本当に今更で不思議なのですが。ベンアフレックがかっこよく見えてきて…観てきました。
デヴィットフィンチャー初体験です。セブンさえ怖いとの評判にびびって観てません。
が、グロさベクトルではゴーンガール大丈夫だったので、セブンも見てみるかもしれません。
やー、ベンアフレックをかっこいいと思った私はダメですねー。ダメダメ男でしたね。教え子に手を出しててって、ねぇ。バカでしょ。
でエイミーは、、、、怖いよー。怖いよー。
途中までエイミーの気持ちわかるなーあたしも周到な夫への復讐するかもとか思ったですが、ニールパトリックハリスをアレした辺りから、エイミーが恐ろしくて恐ろしくて。
嘘というか虚構を完璧に演じることにとりつかれ、結局ニックはバカだから取り憑かれたままというね。
マーゴよ、おかしな女と結婚した愚かな男をどうかみまもってあげて。マーゴの普通のまともさが救いです。
ニックのようなどこにでもいるバカ男と結婚したくないけど、あんなんばっかやろうし、エイミーようにもなりたくないし、つか人って信じられへんのやなぁ、みたいな…もっと人と関わるのが億劫になっちゃうかも。
後味わるーい感じでした。
映画としての出来はとてもよかったのではないでしょうか。
小波、小波で最後にドカン
失踪した妻の殺人容疑をかけられる結婚生活5年目の夫。
最初は死体のない殺人事件で、死体のないままそこが話題の中心に展開していくのかと思いきや、全く違う展開が待っていて最後はがつんときました。ワイドショーの過熱報道を利用したり、巧みに用意された妻の作戦は見ごたえ十分。ロザムンド・パイクさん熱演でした。
そこまでしないと夫への復讐が完了しなかったのか、元来の姿がみえてきただけなのか、最後までわかりませんでした。今も。
ブラック・サスペンス・コメディっていえばいいんでしょうか、私が鑑賞できうるギリギリの作品でした。
男性鑑賞注意!?
セブンが頭によぎりました。
すっきりする映画ではありませんでしたが
なぜかあとからじわじわ興味が出てくる作品でした。
怖い。
結婚って...いやぁ怖い(>_<)
これ以上はネタバレになりそうなのであとは劇場でお楽しみください。
きっと、男性、女性で違った色んな意見が出てくるのではないかと思います‼
一見の価値あり
予告編を観た限りでは、好きなデビッド・フィンチャー監督作であるものの食指の動かない作品でした。女優ロザムンド・バイクが映画賞を総ナメしているのと、映画.comでのレビューで今年イチバンと書かれていたことから観ました。いやー観て良かった!!結末の知れないどんでん返しの連続に圧倒。女優賞を独占するのも判るわ。
異常にシニカルなホラーコメディ
どこまでが当初の計画通りだったのか。考え始めるとどんどんエイミーが怖くなってくる。弟が兄の誕生日祝いに壮大すぎるドッキリを仕掛ける『ゲーム』を、よりシニカルな茶番劇にしたような印象。辛辣な人間描写の連続にほとんど笑い出したくなるほど。個人的には『パニックルーム』以降のフィンチャー作品では一番面白かった。
ハラハラ、ドキドキ
あらすじも何も知らずに評価が高い映画だったので観てみたらこれがめっちゃ面白かった。
こういうサスペンスね~と思っていたら思ってもない方向になってその後の展開がスピーディで食い入るように観てしまい最後も何とも言えない感覚になりました。
ただこれは付き合いたてのカップルや新婚夫婦などは一緒に観に行ってはいけない作品ですね…。
『あなたは愛する人のことをどれだけ知っていますか?』ていううたい文句だかにつられて行った初デートカップルさんとかいそう…。
個人的な2014年観た映画ランキングで一気にトップにきた作品でした。
デートでいきましたが(笑)
鑑賞後、2人ともしばらく立ち上がれませんでした。そして一言、「後味わるっ」。どんどん展開がひっくり返って、え?まだ終わりじゃないの?が何度もあって、色んな人が怪しく見えたりするんだけど、最終的には、「わー、結婚ていったいなんなんだろう、、」と顎に手を当てて唸ってしまう映画でした。夫婦で、カップルでいくべき。?(笑)
難しい…
途中飽きることなく、最後まで時間が経つのを忘れて見た。
他のレビューにもある通り、ストーリー展開が面白く最後までハラハラしながら見たものの、若干ストーリーの伏線が複雑だったりして、「ん?今のはどういうこと?」と途中で迷子になってしまう箇所があった。(そこまでがこの映画の狙いかもしれないが。)見終わった後も、すべてが繋がった感じがせず、もやもや感が残ってしまった。
男には無理
色々と凄かったけど特に印象的だったのは『顔』 だった
ベン・アフレックは終始ショボくれた顔をしているのに対して、ロザムンド・パイクが時折見せるバッキバキな顔はとにかく恐ろしい
ただ事前に聞いていたような 結婚怖い! とか 女の人って怖い! みたいな感想は特には持たなかった
怖かったのは、もし現実にこの計画を思いついて実行し、最後までやりきる人がいるとしたらそれは間違いなく女の人だけだろうということ
多分ここまでやりきるのは男には無理!
だからこの映画の一つのテーマは
女って怖い!
じゃなくて
女はここまでやる!
だと思う。
終盤少し警察が安易な判断を下しすぎてるような気がしたけど、もしかしたら案外本当にあんなもんなのかもしれないと思わせるほど終盤のエイミーの無双っぷりが凄かったので
あまり気にならない
年末に凄い映画を観れてよかった
サスペンスコメディ
ヒロインのロザムンド・パイクに脱帽。
同じ人とは思えないほど映画の中で見せる表情、印象がコロコロと変わります。
本当にオスカーを持って行ってしまうのかも。
メディアスクラムが映画のテーマのひとつなのですが、日本ではおなじみのもの。
理解しつつ異様な、その情景に違和感を感じずに楽しめるのが市調査として恐ろしくも感じました。
映画は前半と後半でまったくといっていいほど変化します。
失踪した妻を探す・・・というサスペンスかと思いきや・・・恐ろしくも楽しいコメディへと。
出てくる人がすべて一般的には「よい人」ではないのがとても面白いところです。
夫婦はまったくの他人であることは間違いのないところ。
そして愛し合い憎み合い、信頼して恐れる・・・。
そしてまさにそれが・・・ということ。
後半はちょっとどうかしているほど長かったりしますが、それでも飽きずに楽しめました。
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