ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
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終わった時に呆然とする終わり方
最初から最後まで、テンポよく展開し、惹きつけられたまま飽きることなく観られました。ただ、やはりR15なだけあり思わず目を背けるようなグロいシーンも。。
面白さで言うと星3.5、でも終わった後の気分はもやもやといや〜な気持ちですね。。
結局、夫が一矢報いることもできないままこれからも支配されるような終わり方、すごーく暗い気持ち。。
不安を掻き立てるような音楽が、見事でした。
不気味なジェリービーンズ
まず、長丁場かつ濃密なストーリーを堪能しきるにあたって音響効果は欠かせない。
映画開始から、ノイズによる不気味さとおぞましさは音楽によって何倍にも増幅してゆく……!
ストーリーとしては、大きく盛り上がることはなく淡々と追ってゆく(追いついてゆく)ような。フィンチャー監督の映画だった。
女子が見た後の感想はどうだろう?
恐怖、サイコパス、などというよりは
……心当たりがないだろうか?
「男性を、都合よくコントロールしたい」
女性諸君、思い当たるはずだ。
(エイミーは強すぎたが)日常のちょっとしたした場面で共感してしまったり。
そしてこの映画のキモは、ちょっとしたブラックダークユーモアにある。
一息つく意味もあるが、このクスッとした笑いがまた不気味さを奏でる……。
後味
予告を見て気になり見に行きました。
本編を見終わったあとエンドの胸糞悪さに吐き気がしました。でも話の内容はとても面白かったです。最後まで話が読めずハラハラして楽しめました。
後半は体が固まってしまった
ネタバレしてしまうと面白さが半減すると思うので、あまり内容には触れない様に心がけます。
ジャンルはサスペンスです。それも直球の。
主人公の不気味なナレーションから始まり、早い段階で妻が失踪します。
そこから過去の話などを盛り込んで、ラストへと繋がって行きます。本編148分ですので、時間潰しには少々長いと思われます。
ですが、長い本編が短く感じるほど無駄なシーンが無く、冒頭からラストまで釘付けになります。
映画を観ていて口がポカーンと開いたままだったのは久しぶりでした。後10回位観に行っても悪くないです
。
デイヴィッド・フィンチャーはSFでは花が咲きませんでしたが、(個人的には好きなエイリアン3)このようなサスペンス・ヒューマンドラマではなかなかの腕前だと思います。
R-15+指定のため、流血シーンや性描写、セリフなどが出てきますが、下品に撮っていないので不快ではありません。
ただ、恋人や結婚間もない夫婦で観に来るのは自殺行為かと思われます。
3回楽しめる映画
3回観れるというわけではない。
強いていえば楽しんで観れるのは、1回、多くて2回だと思う。けど、その1回目となった今回、それはもう楽しませてもらった。
トレーラーは観ずに行った。
予備知識はほぼなく、友人からは「奥さんが殺されて主人公が犯人に仕立て上げられそうになる映画」とだけ聞いていた。
映画を観終えてから改めてトレーラーを観ると、確かにその通りだった。
一方で、観終えた後だからこそわかる「なるほどな」と思えた点が2点。一つは、トレーラー最後の方に出てくる「あなたは愛する人のことをどれだけ知っていますか?」の文字、そしてもう一つ、最後に出てくる奥さんの何か含みのある表情。
最初に書いた「3回楽しめる」は、2時間の枠の中で3種類の映画を楽しめるという意味で書いた。
1回目は、主人公が犯人だと疑われ続け、観ている側としても主人公が犯人なのか、いややはり別に犯人がいるのかといったよくあるミステリー映画の展開。
2回目は、犯人が誰かわかってから、その犯人が主人公と顔を合わせるまで。
そして3回目は、残りのシーン。
それから、映画の魅力としては、もう一つある。
それは「メディアに簡単に左右されてしまう人々の姿」
会社でも学校でも、友人にしろ芸能人にしろ、
周りの力で自分の存在がいつの間にか勝手なイメージに書き換えられることはごくありふれたことなのではないかと思う。
この映画ではそれを極端に描いただけに過ぎないのではないか。
そう思うと、ちょっと笑えた。同時に怖くなった。
おいおい、ベンまでもろくでなしかよ。
みんな、ろくでなしばっかじゃん。
双子の妹くらいだよ、まともなのは。
上っ面ばかりで体裁を意識する、キリスト教徒にありがちな、いやみなアメリカ人ばかりが出てくる。
感涙を期待する前半(それは無理)、事件の主役の本性に驚愕する中盤、勝手にやってろよと匙を投げてしまったラスト、て感じか。
そんななか、主題歌、コステロの『she』が効果的。人間の虚栄や欲やだらしなさを、あのメロディがなぜか浄化してくれてるかのように感じてしまった。
クソストーリーにあの音楽を持ってきたあたりが確信的で、その狙いは見事に思えた。
・・・と、書いたが、本編に『she』は流れていなかった??予告編だけ??だとしたら、すごいインパクトだったのか。
イイねぇ!
彼女はなぜ失踪したのか?
ずどーん
ゴンゲー!
ずーん。
最後にずーーーん。。とは、なります。
けど、考えるのが好きな人にはお勧めしたいところです。
人間の感情・心理を描写しながら展開する作品。人間ここまでできるのか?をギリギリまで、現実的に描いている感じがして、終わった後に話せる仲で観に行く、もしくは1人でじっくり観に行くことをお勧めします。
恐っ!!長っ!!
現代の世相を切り取った傑作
いまひとつ納得できなかった
観客を飽きさせず、最後まで見せ切ってしまう手腕は評価したい。
でも、いかにも大掛かりなトリックが素直に受け入れられなかったので、物語に入り込めなかった。
正直、これほど評価が高い理由が、いまいちよくわかりませんでした。
欺瞞から恐怖へ
一番の理解者であった夫婦が、一番遠い存在になってしまった。
欺瞞に満ちた夫婦の家庭を描いた映画は何度も見たことがある。
この作品は、欺瞞を通り越して、人殺しの妻と一緒にすごさなければならないという恐怖を描いた。こんな映画は観たことがない。
エイミーというレクター教授を超える新たなサイコ人間の誕生に恐怖と共に興奮を覚えました。
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