ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
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復讐心の完璧さと人間の狂気
誰にでもある不安、嫉妬、妬みが
結婚後 頭のきれる女性が演出!
想像してたより
かなり狂気だが わかりやすく
誰にでも感じる復讐心と
男性、女性どちらの気持ちもわかって
とにかくおもしろい!!
カップルで一緒に見に行くのは
おすすめしにくいかな…
最後まで恐ろしい!!
最後までおもしろい!!
かなり
人間不信になったが
これぞ人間の闇まで完璧に描いた映画でした!
R・パイク無双
鑑賞した人なら必ず
「やっぱりこういう終わり方かー」
となるんではないでしょうか。
中盤で思いっきり種明かしがあって、その後の展開が面白い作品でした。
個人的にはロザムンドパイクが大活躍で嬉しかったです。ロザムンドパイクはやっぱりどこかでポーンとポカをするのが魅力的です。完璧なルックスと見せかけて無理してる感じが垣間見えるのがかわいい。本作も存分でした。
元彼の金持ちがあんな豪邸に住める理由が欲しかったです。じゃないとあるシーンが受け入れがたいですね。もっと憎らしいやつで最低な男に描いて欲しい。
女警官がだけ妙にかわいく見えたのは謎でした。
ブルーバレンタインとは別の絶望感でした。
悪の法則とも別の絶望感でした。
執着が狂気に
ほんとに恐ろしい…けどあるいみ普遍的な真理をあつかってる作品だと思う。人と人とが親密な関係になり、それが深まっていくとき、お互いが相手を大切にして、二人の関係を大事に育てていくような、愛情深いつながりが育てばいいのだろうけど、多くの場合、相手ではなく自分が中心になってしまい、相手を大切にするどころかコントロールして、愛情ではなく執着でつながっているような場合に、たとえば、浮気とか裏切りが発生したりするんじゃないか。そして、それが発覚したとき、裏切られたほうは、その執着が狂気につながる…とこの映画をみて感じた。
いちばん恐ろしいのは、その夫婦の狂気は外には見えず、幸せな家族を演じきるカップルは、社会的にはむしろ褒められ、憧れられたりすることだ。その恐ろしさががっつり描かれていて映画としては見ごたえじゅうぶんだった。しかし後味はわるい。
エイミーはやってのけたけど、私はできないな★
ゴーンガールは2時間半の作品だが、終盤のベッドシーンでそれまでのストーリーが吹き飛んでしまう!
凄まじいベッドシーン。
一緒に行った友達は何事にも動じない性格なんだけど、あのシーンにはかなり動揺していた。
男性は縮こまり、女性は「あのタイミングでヤるんだろうな」と想像を巡らす。
何はともあれ、エイミーの手際の巧みさはプロ並み。
どこかで訓練したのではないかと思う程、手練の早業!
だから、カップルの前で大金を落としてしまうヘマは、
「そうは問屋が卸さない」といった天の戒めか。
でもエイミーはめげない。
人の心を誘導し支配していく過程は究極のモラルハラスメント。
ラスト、蛇に睨まれた蛙のようになってしまったニックに憐憫の情。
もはやニックはエイミーから逃れられない。
そう…… 結婚式で誓った通り、
「死が二人を分かつまで……」
ゴーンガールから学んだこと。
離婚という選択肢を有することができるのは、幸せなんですね☆
男って怖い
お正月、家族や同僚の幸せな家庭像を実物やら年賀状やらでまざまざと見せつけられ微妙にへこみ、夫婦って怖いわよねプークスクスしたいと正月早々ひど過ぎる動機により鑑賞。
どうやらそんな私に天罰がくだったようです。
私は元々人間不信気味なので。
人間はもともと自分勝手で、お互いを利用し合い依存し合うものだと思っているので(基本的にそれは良いことだと思ってます。苦手だけど)、別に夫婦に限った話ではなく、友人とか社会とかにもまんま当てはまることだよねーみんなお互い様だよねーと思って見ていたのですが殺人が起きた時はドン引きました。
怖いってば。
こういう映画を見ると女は怖いと思う人もいそうですが、なんだかんだ言ってそんな「怖い」女に転がされるのが好きですよね、男って。。。
私に言わせりゃそんな男のほうが怖いです。STAP細胞の件とか思い出してしまいました。
映画自体は面白かったのでその帰りに原作を買って帰り、今もネットで色々な方々の感想など読み漁っているのですが、原作にはモデルとなった事件があると今知りました。。。
うーーーん、実際の事件をモデルにした映画ってどうして悪役が女になっちゃうんでしょうね?
先生を流産させる会とか思い出して嫌な気分になりました。
そういう点考えても、やっぱり男は怖い。。。
※と思ってたら原作者は女でした。大変失礼いたしました。
映画自体はとても良く出来ていますが、ノンフィクション(というわけでは無いけど)の悲劇は大の苦手なのでこの点数です。
新年早々、見なければ良かった。。。
ノンフィクション(というわけでは無いけど)の悲劇が苦手な方はご注意ください。
目が離せない二時間
展開が読めないので目が離せませんでした。
コロコロ場面が変わるので、これがまた気持ちを煽られた気がします。
暴力シーンには目を覆ってしまいたくなるくらいでしたが、でも我慢できる範囲だったので助かりました。
ただしかし!
結末が「ここで終わらせるの!?」ってなるほど突然来ました。
モヤモヤが晴れない!
これはバッドエンドです~!
チェイシングエイミー
結婚というものを軽視してしまいましたとかなんとかベンアフがインタビューで言わされてたけども、軽視だろうが重視しようが結局ハズレ引く人は引くわけよ。
男と女どっちがハズレかって、どっちもハズレじゃね?
金持ちの贅沢娘ってだいたい貧乏三流男に引っ掛かっちゃうのよね~。世間知らないんで。ストーカー(された気でいる?)金持ち男におとなしく嫁に行けば何の不平不満もないの。でもエイミーちゃんが選んだのは、貧乏アフレック。選んだ決め手は、セックスでしょうね。体の相性って大事です。金持ちだろうが貧乏だろうが、動物だもの。ベンアフもさ、なんで仕事クビになったのかそのへん汲み取れなかったんだども、最低、木の棒みたいな娘の胸部をチュッとしちゃって。 愛人だとよ、コノヤロウ。結婚って何ですか。結婚てセックスですよね。愛人とセックスしたらそれは結婚ですか?もうね、笑かそうとなんて全然してないのにね、館のみなさまクスクス笑ってらっしゃるのよ、不条理に声だして苦笑いしてしまう映画って初めて。頭おかしいのが、夫婦ふたりで良かった。レイディーガガ様も、パパ、パパラッツィ♪て歌い切れないくらいのパパラッツィでございました。 貧乏アフレックったら嫁のお金を自分のものだと思ってるの。自分で稼いでもいないのに、バカなの?エイミーちゃん自信も稼いでもないから結局盗まれちゃうしさあ、悲しい。世の中の縮図のような。ベンアフ様の結婚生活うまく言ってないんだろうかと危惧してしまう。できこんした奥様への不平不満を映画にしたのかな?結婚に憧れてるお花畑脳もいっきに枯れてしまう映画です。
結婚とは
序盤から中盤にかけてのお話はよくある話といえばよくある話。 彼にすべての疑惑が向き、みている方はそれに振り回されつつ、もうひとつの可能性を疑い始める。
そのとおりの彼女の告白、ことの経緯、まさかこれで終わらないよね?と思ったとおり、そこからがこのお話の面白いところでした。
すべてがうまくいくはずだったのに、お金を奪われてから異常さに拍車のかかった彼女はとても不気味で、なのになぜか凛として美しかった。
一番最初と最後のシーンも、同じなのに、まるで別人のようなオーラを彼女は放っていました。
ただ疑問点も少々。
失踪してからなぜ彼女はそんなに逃げられた?行く先々のカメラや、店員が見ていてもおかしくないし、ましてや有名人ならアメリカの捜査でなぜまったくわからなかったのだろう。
これだけヒーローヒロインになった夫婦の裏にある真実を追求したがるジャーナリストのひとりふたりいてもおかしくないはず。皆が大団円を受け入れているのも何かリアリティに欠ける。
まあでもその疑問点も目を瞑ってみられるくらい、緊張感のある2時間ちょっとで、
ラストもとことん 叩き落としてくれるので、面白かったです。
愛し合った そして憎しみ合い支配し合う それが結婚よ
というエイミーの言葉にはなんだかとても説得力がありました。
これはコメディ?か???
最後のシーンを見て、笑ってしまったのは私だけですかね?
怖い怖いと思っているのは、実は嫁さんの執着だった、ってのは現実の生活でもよくある話ですよねぇ??
夫の浮気現場を押さえるために、通勤の車にGPS機能付きの携帯電話を放り込んでおいたり、車のメーター調べて距離を測り、場所を推測したり。好きな人を取り戻すために、自分に気のある人と付き合った観ちゃったり。大抵はその相手を殺しませんけどね。。。
女のエゴは当たりまえ、それに気づずにいる男も当たり前。
なんかお金払って隣家の痴話ゲンカを見た気がしちゃいますぅ(;^ω^)
ストーリーがちょっと雑かな?
デビットフィンチャー監督と言えば,ビジュアル系の作家で
出だしはエイリアン3.正直あまり評判は良くなかった.
しかし,その後成熟したのか,「ドラゴンタトゥーの女」の時の
レッドツェッペリンの曲を使った冒頭のクレジットからのスタイリッシュな展開には驚いた.傑作だと思います.
本作は,自意識過剰な「私を見て!」的な妻の行動が引き起こす
サスペンス.結末で,原作者の結婚に対する価値観も表明されているが,既婚者として言わせてもらえれば,この価値観は古い.
結婚が様々な意味で欺瞞に満ちたものであることは周知の事実でしょう.でなければ,こんなに離婚するカップルがいるはずがない.
最後に「子はかすがい」的に占めるところもアメリカっぽい終わり方ではある.
夫婦の欺瞞を描いたものとしては,
日本でもドラマになっていた「義務と演技」こちらの方がもっと深いと思う.
正直,ストーリーがクソすぎて感情移入ができなかった.
主役の妻を演じたロザムンドパイクは,無名と言われているが,
2005年の「プライドと偏見」で清楚で高潔な長女ジェーンを演じたことが記憶に残る.今回の役は真逆.
この人は目が何をしでかすかわからないものを映していて
なかなか良かった.
劇中で,図書館でパートナーのニックと行為に及ぶときに書庫の戸棚から取り出すジェーンオースティンとエリザベスベネットのくだりはこの作品を暗喩したものでしょうね.
ベンアフレック,生来のバカっぽくて人のよさそうな風貌が
ニック・ダンにはまっていた.ぴったりの配役だと思う.
主役の二人や,役者は良かった.
やはり問題は,作品のもつ社会観のストーリ的な見せ方が
魅力がなさすぎるところだと思う.
当たり前すぎる展開に感じます,
まとめます.
セックスと裏切りは結婚にはつきものであり,
それほど驚かなかったな.
ちょっとストーリーが陳腐過ぎませんか?
終わった時に呆然とする終わり方
最初から最後まで、テンポよく展開し、惹きつけられたまま飽きることなく観られました。ただ、やはりR15なだけあり思わず目を背けるようなグロいシーンも。。
面白さで言うと星3.5、でも終わった後の気分はもやもやといや〜な気持ちですね。。
結局、夫が一矢報いることもできないままこれからも支配されるような終わり方、すごーく暗い気持ち。。
不安を掻き立てるような音楽が、見事でした。
不気味なジェリービーンズ
まず、長丁場かつ濃密なストーリーを堪能しきるにあたって音響効果は欠かせない。
映画開始から、ノイズによる不気味さとおぞましさは音楽によって何倍にも増幅してゆく……!
ストーリーとしては、大きく盛り上がることはなく淡々と追ってゆく(追いついてゆく)ような。フィンチャー監督の映画だった。
女子が見た後の感想はどうだろう?
恐怖、サイコパス、などというよりは
……心当たりがないだろうか?
「男性を、都合よくコントロールしたい」
女性諸君、思い当たるはずだ。
(エイミーは強すぎたが)日常のちょっとしたした場面で共感してしまったり。
そしてこの映画のキモは、ちょっとしたブラックダークユーモアにある。
一息つく意味もあるが、このクスッとした笑いがまた不気味さを奏でる……。
後味
予告を見て気になり見に行きました。
本編を見終わったあとエンドの胸糞悪さに吐き気がしました。でも話の内容はとても面白かったです。最後まで話が読めずハラハラして楽しめました。
後半は体が固まってしまった
ネタバレしてしまうと面白さが半減すると思うので、あまり内容には触れない様に心がけます。
ジャンルはサスペンスです。それも直球の。
主人公の不気味なナレーションから始まり、早い段階で妻が失踪します。
そこから過去の話などを盛り込んで、ラストへと繋がって行きます。本編148分ですので、時間潰しには少々長いと思われます。
ですが、長い本編が短く感じるほど無駄なシーンが無く、冒頭からラストまで釘付けになります。
映画を観ていて口がポカーンと開いたままだったのは久しぶりでした。後10回位観に行っても悪くないです
。
デイヴィッド・フィンチャーはSFでは花が咲きませんでしたが、(個人的には好きなエイリアン3)このようなサスペンス・ヒューマンドラマではなかなかの腕前だと思います。
R-15+指定のため、流血シーンや性描写、セリフなどが出てきますが、下品に撮っていないので不快ではありません。
ただ、恋人や結婚間もない夫婦で観に来るのは自殺行為かと思われます。
3回楽しめる映画
3回観れるというわけではない。
強いていえば楽しんで観れるのは、1回、多くて2回だと思う。けど、その1回目となった今回、それはもう楽しませてもらった。
トレーラーは観ずに行った。
予備知識はほぼなく、友人からは「奥さんが殺されて主人公が犯人に仕立て上げられそうになる映画」とだけ聞いていた。
映画を観終えてから改めてトレーラーを観ると、確かにその通りだった。
一方で、観終えた後だからこそわかる「なるほどな」と思えた点が2点。一つは、トレーラー最後の方に出てくる「あなたは愛する人のことをどれだけ知っていますか?」の文字、そしてもう一つ、最後に出てくる奥さんの何か含みのある表情。
最初に書いた「3回楽しめる」は、2時間の枠の中で3種類の映画を楽しめるという意味で書いた。
1回目は、主人公が犯人だと疑われ続け、観ている側としても主人公が犯人なのか、いややはり別に犯人がいるのかといったよくあるミステリー映画の展開。
2回目は、犯人が誰かわかってから、その犯人が主人公と顔を合わせるまで。
そして3回目は、残りのシーン。
それから、映画の魅力としては、もう一つある。
それは「メディアに簡単に左右されてしまう人々の姿」
会社でも学校でも、友人にしろ芸能人にしろ、
周りの力で自分の存在がいつの間にか勝手なイメージに書き換えられることはごくありふれたことなのではないかと思う。
この映画ではそれを極端に描いただけに過ぎないのではないか。
そう思うと、ちょっと笑えた。同時に怖くなった。
おいおい、ベンまでもろくでなしかよ。
みんな、ろくでなしばっかじゃん。
双子の妹くらいだよ、まともなのは。
上っ面ばかりで体裁を意識する、キリスト教徒にありがちな、いやみなアメリカ人ばかりが出てくる。
感涙を期待する前半(それは無理)、事件の主役の本性に驚愕する中盤、勝手にやってろよと匙を投げてしまったラスト、て感じか。
そんななか、主題歌、コステロの『she』が効果的。人間の虚栄や欲やだらしなさを、あのメロディがなぜか浄化してくれてるかのように感じてしまった。
クソストーリーにあの音楽を持ってきたあたりが確信的で、その狙いは見事に思えた。
・・・と、書いたが、本編に『she』は流れていなかった??予告編だけ??だとしたら、すごいインパクトだったのか。
イイねぇ!
ストーリーが次から次へと展開し、各々の立場で並行して話が進むので、とても分かりやすい。
そして、サスペンスの醍醐味である「次はどうなる? 次はどうなる?」と、旨く興味がそそられる仕上がりで、イイ感じでした。
あと、「人間」って怖い!、と考えさせられました。
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