「何考えてるの?」ゴーン・ガール 独りよがりさんの映画レビュー(感想・評価)
何考えてるの?
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デビッドフィンチャー監督ということで、相変わらずの独り観。
映画冒頭から緊張感のある場面が続き、結構寝不足で観たのに、眠気を催さなかった。
予習をしてなかったことが幸いし、ストーリー展開の予想は全く裏切られる。最初はあんな嫌な奴だった主人公に最後は思いっきり感情移入してしまった。結婚って、こういうことなのね、と我が身振り返りながら、奥さんと子供に人生絡み取られつつ、何考えてるのと奥さんの頭を撫でる主人公の心情に思いを馳せた。
gone girlには、単に男性から憧れの対象だったり、親の期待どうりに振る舞ったりする、単なる少女から、自分で独り歩きできる女性に成長(?)したという意味もあるのでしょうか。
サイコパスへの成長という点では、昨年のイノセントガーデンも同系統で、最初と最後のシーンを一緒にするも、その意味合いは全く変えるという手法も同様か。
大した数みてないが、今年一番の収穫かなあ。面白かった、です。
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