チョコレートドーナツのレビュー・感想・評価
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愛の映画。しかし、切ない。
主演のアラン・カミングの愛のある微笑みが印象的。ほんとうに人を愛するってこういうことであったなあと思わせてくれる。
だけど、ゲイというだけで差別され社会的に不利な状況に立たされる主人公たち。映画で見るとそんな世の中不条理だとわかるけど、実際自分の身の回りで起きたら…。自分はどれだけ周りに流されることなく、その人たちを見ることができるだろうか。
映画から学ぶことは、自分の視点を広げること。それが大切だと思う。
何もかもハッピーエンドなら良いのに。
はああ久々です。久々に映画館で人目も憚らずに泣いてしまいました。こういう結末ですかあ。いやあ、胸が詰まりまくりです。ああダメだ。思い出したらまた涙がじわじわ出て来る。
ちょっとした情報は事前に掻い摘んではいたんですけども、こういうお話だったんですね。
所謂、同性愛に寛容ではなく、差別が当たり前の顔してまかり通っている時代。無理解がスーツ着て我が物顔で闊歩してる世界が舞台です。世間が凄まじく横暴。風当たりの強さが酷い。ただ普通に生きているだけなのに、この言われなき迫害。理解を示している人ですら理解しているとは言い難い言論封殺の空気。
そんな中で偶然にも知り合ってしまった三人。
不遇な環境で育つダウン症の少年と、彼を何とか我が子に迎えようと奮闘する一組のゲイカップル。一人はゲイバーのダンサーで、もう一人はカミングアウトに消極的な弁護士。三人はとても強い絆で結ばれ、家族の愛で結び付いているのに、それを許さないたったひとつのこと。カップルが同性愛であるということ。同性愛であるが故に何もかも、全ての事態が好転に結び付くことを許してくれない。これだけ周囲に訴えても誰も分かってくれない。嘗ての味方すらが今は敵。好機の目と差別剥き出しでニヤつく検事。
そして終盤に告げられる、その果てに起きる哀し過ぎる出来事。
それでも生きて行かなきゃいけない。この世に正義なんかない!と例え教えられようとも、それでも正義を信じて生きて行く。こんな悲劇はもう御免だ。前を向いて生きて行こう。
全て、何もかも、誰もが泣かずハッピーエンドを迎えられたら良いのに。
ネタバレ注意
ゲイのカップルとダウン症の子供が家族として過ごす幸せな時間、不純な私は、そこでもう、いつまでも続かないと思え、美しく儚げな姿に悲しくなりました。
何故いけないの?難しいから見捨てろと言うの?と当たり前の正しさをストレートに発するルディの言葉が胸にささるようでした。
最初は、男っぽいルディの女装に違和感を覚えましたが、女性らしい仕草、感情の表現に、女性としか見れなくなっていきました。
最後の結末の伝え方が静かで、余計に悲しく、劇場では泣き声が聞こえました。
感動しました。
「普通」と違う
実話の切なさはあるが
観ておもったこと。
無償の愛
救いのない事件からなにを読みとるか?
"気持ちよく泣ける"ほっこりいい話ではなかった。多くの人に見て欲しいです。
見る前は評判の高さを聞きつつも、お涙頂戴の、あざといほっこりいい話じゃなきゃいいな、などと斜に構えていたところがありました。
確かに後半は泣きっぱなしでしたが、愛と、偏見と戦いつづける強さの話で、感動しました。
マルコの最後の結末がやるせなすぎますが、逆に創作された物語だとあの結末はたぶんなかったはず。現実の残酷さを浮き彫りにしています。
ゲイの話だからや、鑑賞前の私のようななんとなくの印象で、作品選びの選択肢から外しているなら、是非劇場で見て欲しいです。
上半期No.1
現実は厳しく切ない。
痛々しいほどの愛情
ランキング上位、レビュー高評価納得!!満員の映画館にて大勢号泣!
映画.comランキング上位、なのに全国で上映してるのは20箇所程度。レビュー高評価が気になり、いつもいかない映画館まで足を運んだ。
10時からの上映で席は満席。
ノンフィクションの作品で、上映開始直後から引き込まれた。
はじめは役者たちの演技力に引き込まれ、はらはらする内容にくぎづけとなった。
見て見ないとこの映画の魅力はわからないだろう。
映画好きならみてほしい。
ゲイが主人公という内容に抵抗も強いひともいるかと思うが、きっとみてよかったと、映画をみれば感じるはず。
間違いなく今年代表の名作品。
アナ雪どころではないです。
映画料金
これでよかったのか?
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