「すばらしい」チョコレートドーナツ ぞのさんの映画レビュー(感想・評価)
すばらしい
アラン・カミングの色気と母性あふれる微笑みが素晴らしい。
1970年代のゲイ差別にはもはや驚きを感じる世の中になったことが感慨深い。
ラストはアランの歌声に号泣してしまい、
締めくくりの「私達はいつか解き放たれる」という歌詞に納得。
きっとまだまだ現代でも差別は残っているのでしょうが、
時代は着実に変わり、人々の「普通」は昔とは明らかに違う。
こうやって世の中と戦ってきた人々の歴史と歩みの上に私たちが生きていること、
そしてこの先のより良い普通をわたしたち自身が作っていかなければいけないとしみじみ感じる作品でした。
コメントする
