トップスターのレビュー・感想・評価
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トップスターにしか分からない世界
韓国芸能界っていろいろ闇があると聞きますが、
本作は、韓国に限らず世界中の芸能人に限らず、
その世界のトップに君臨する人達が味わう苦しみや
葛藤などを描いています。
(まぁ、とは言えトップに立った人全てがそう感じるというわけではないだろうけどね)
主人公のテシクは俳優を夢見ながらトップスターのウンジュンのマネージャーをする。
ある事故をきっかけに、テシクは役を得る。
少しずつ役者としての地位を確立して、トップスターへの階段を登るも、隠しておきたい過去や、事故を知る人間からの脅し、マスゴミからの圧などなど。
トップスターになりたかったはずのテシクは栄光を手にしたはずなのに、満足を得られない。
なんだかんだありながらも、最後の終わり方は私はわりと好きでしたね。スッキリしたわ!
あと、ウンジュン役のキム・ミンジュンさん久々に見れたのと、オム・テウンの実姉のオム・ジョンファが映画の割と初めにカメオ出演してたのも韓国映画っぽくて楽しめました。
ストーリーはいたって捻りも無いかな。
こんな結末?
トップスターが追突事故を犯し、その身代わりになり刑を受けるマネージャーが、その代償に役を与えられみるみるスターにのし上がっていく。
一発スター成り上がりストーリーだけど裏事情がエグいエグい。
裏切り、仲間売り、天狗状態はあたりまえ。あげくは命まで…。
あちらでは人気女優が自殺するくらい芸能界裏側はドロドロしてるみたいだから、ほんとにこんな感じなのかしらん。
ただ、この作品、軽い。
表面のドロドロさだけ描いててそれ以上何もなし。
主人公のテシクがこれだけ人生酸いも甘いも味わって、こんな終わり方?って…気が抜けました。それとも、のし上がるにはとにかく神経図太くなきゃ、って事伝えたかったのかな〜。
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