西遊記 はじまりのはじまりのレビュー・感想・評価
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タイトルなし
①アクションとコメディとが程よくミックスされて、取り敢えずは面白く作ってある。娯楽映画としては及第点をあげられる。②ただ、善人だったのに誤解されて殺された為の復讐とはいえ冒頭であれだけ殺戮(小さい女の子を含め)を行った沙悟浄、これまた殺戮を繰り返していた猪八戒、恋人を殺めた孫悟空を旅のお供にするのは、中国らいしおおらかさというか無頓着さというか、ちょっと着いていけない感あり。これも御仏の慈悲たるものでしょうか。③最後4人(1人と3匹?)が旅立つときにGメン75のテーマ音楽が流れたのには驚いたというか脱力した。④孫悟空役の黄渤は「最愛の子」のシリアス演技とはガラッと違うコメディ演技で達者なところを見せてくれる。⑤妖怪ハンターだった玄奘がラストに突然お坊さんに成っちゃうのはやや拙速かつ説明不足だが、まあこうならないと西遊記は始まらないので良しとしよう。
日本文化炸裂。
西遊記といえばマチャアキと夏目雅子とゴダイゴの世代。
あんなに面白かったドラマも(だから覚えてるんだろうな)
元を辿れば妖怪話だったんだけど、ゼンゼン怖くなかった^^;
今作は妖怪ネタもグロもちゃんと描かれて大人向け?ながら
ナンセンスなギャグはもう下らないのなんの。こりゃ~ドリフだ、
なんて思ったら、そういやドリフも「飛べ!孫悟空」なんていう
人形劇をやってたっけ(あー懐かしい)もう西遊記王国の日本。
監督C・シンチーの並々ならぬ日本文化造詣の深さに驚く。
どこで流れるの?と心待ちにしてしまったGメン'75。あー(爆)
ナレーションの入り方もバッチグーだ♪よく観察しているなぁ。
もう西遊記っていったらゴダイゴしか浮かばなかったんだけど、
これからはGメンと並行して思い出しそう。柔道一直線、もか?
思いきりよくオリジナルを取り入れ、三蔵法師が妖怪ハンター
だった頃(創作ですね)のお話をエピソード0に入れてきた監督。
髪の毛フッサフサだし、何か頼りなくて弱っちいハンター玄奘。
常にストーカー?のように自分を守ってくれる段(スー・チー)の
愛を受け容れ…たくても受け容れられず、まだ修行中という
身分が的を得ている。彼が三蔵法師となるまでの修練と行方、
妖怪三種(他にもたくさん)が、なんでまた彼の御供をすることに
なったのか…が楽しく(やや残酷に)描かれていく。今や日本も
妖怪ブームで凄いことになってますが、やはり孫悟空は王級。
それがあのハゲじじい…ってのもご愛嬌(でも狡猾だからねぇ)
まだギャグ入れるの?ってほどにナンセンス感がハンパなく、
空虚王子と三婆たちの会話なんていつまでやるの?と思う位で、
孫悟空と段のエクササイズ的なダンスも、まったく予告の通り^^;
まさか段が?と思うラストの展開は(その後を思えば確かに)巧い
が、それでアレが悟空の頭に…と思うと何気に切なくなってくる。
私情を抑えたGメンに相応しくハードボイルド感も失っていない。
(ハードボイルドGメン'75。熱い心を強い意志で包んだ三蔵たち)
えぐくてよかった
孫悟空や猪八戒などが本当に気持ち悪い妖怪として描かれていて、また殺人や人間を食うなど描写がえげつなくてよかった。特に孫悟空は人間の様子も竹中直人みたいなおじさんで、猿になったらなったで憎たらしい顔をしていた。
三蔵法師とヒロインの恋愛がお互いとても不器用で、悲しい気持ちになった。お互い変な意地を張ったり、くだらない小細工などせず、きちんと話し合って歩み寄って欲しかった。その上で、恋愛の障害となるドラマを構成して欲しいと思った。あれでは人間性が低く見えて応援したい気持ちにならない。
恋愛の描写がかったるくて眠くなった。もっとカンフーが見たかった。
楽しい!懐かしい!
久しぶりのチャウ・シンチー作品。多くの香港映画人が英語名を用いるように彼もステファン・チョウって名前でもいいと思うんだけど、どうして漢字にこだわるんだろう。まあそんなことは映画の中身とは関係ない。
正直なところ孫悟空が出てくるまでは、いまひとつ映画の世界のノリに乗り切れなかった。しかし、主人公玄奘が孫悟空の閉じ込められた穴に入った瞬間からラストまでは、息もつかせぬギャグとアクションの連続。久しぶりに、スクリーンを夢中になって見入り、日頃の憂さを晴らすことが出来た。幸せの映画体験である。
やはり孫悟空役のホアン・ボーの演技力、存在感が大きい。顔の表情は千変万化。口から出てくるセリフはリズミカルな音楽のよう。全く素晴らしい俳優である。中国でリメイクされた「101回目のプロポーズ」では武田鉄矢の役を演じたそうだが、これはぜひ観てみたい。 こんな素敵な俳優と出会えたのもチャウ・シンチーのおかげ。
使用されるBGMもとても良かった。Gメン75とか、夏目雅子の三蔵法師とか、チャウ・シンチーはあの時代のTV番組を日本で観ていたのかと思うほど、40代日本人にとって懐かしい気分に浸ることの出来る作品だった。
面白いとは思えなかった。
笑いのポイントがここなんだろうというのは何となく判るが、明らかに自分とはズレているので、面白いとは思えなかった。
序盤で子供が食べられたとき、後で助かると思っていたが、そのままとは…。個人的に悲しかった。
日本に絶対見られない、素晴らしい映画
日本橋TOHO吹き替え版鑑賞。期待とおり、めっちゃ面白かった。
やっぱりチャウシンチーが最高です。
映画館で大爆笑、そして泣く。
大ばか映画なのに、まじめにいっぱい金使って撮りましたね。
キャラの作りも想像以外で、俳優さんもみんな役に合う、そしてみんなすごい演技、
さすがチャウ監督です。
2時間楽しい映像体験で30分の感じ。
久々素晴らしい、純粋なコメディ!
やっぱりこういう映画は友達や家族と一緒にみるうと一層楽しくなりますね!
お勧めです!!
予想と違ったが 面白かった☆
最後はGメンよりモンキーマジックだったら
サイコーだったのに☆ (MONKEY MAJIKのAround the worldもイイけど、やはりゴダイゴでw)
迫力があって見せ方が上手♪前半はアクション多くて面白かった♪(^^)
道士が出てくるならキョンシーも使えば良かったのにw 最弱道士でも妖怪がホンモノかどうかが分かるから敢えてニセ道士ってコトなのかな??
中盤の賊シーンは う〜ん?と思ったけど、最終的にはまとまっていたので、有りかなと。ただ、チョット長かったから途中飽きてきてしまった。
以外と恋愛映画だったのが予想外だった。そぃえば、少林サッカーもカンフーハッスルも恋愛あったな〜
孫悟空をチャウシンチーがやってないのがザンネン (^^;; せっかくの お猿系Faceなのに、ナゼここでやらないかなぁ??
お笑い要素的には もぅ少しテンポ良いほうが良かったかな〜☆なんて。
個人的には 花撒きおばちゃんを 大阪のオバチャンを100倍濃くした感じだったら もっと面白くなりそうだったなと☆
チラシ等の宣伝資料は見るべからず
ベタなギャグ&ボケ天丼満載の、that'sチャウ・シンチー作品。内容も旅の一行を追って見たくなる作りで、恐らく作られるであろう続編に期待。
ただ、日本ドラマの影響を受けたポイントを、宣伝チラシやネットで先にバラすのは頂けない…ああいうのは伏せておいた方がスマートでいいのに。
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