リーガル・マインド 裏切りの法廷のレビュー・感想・評価
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弁護士の仕事の正義
ケイトベッキンセイル扮する弁護士ケイトマッコールは眠れなくなって酒に頼る様になって保護観察処分になった。
弁護士と言えど間違った判断を犯した後は大変だね。でも他人を弁護して生業としているのに自分が管理出来ないなら信用も無くなるよね。ただ担当したのは警察の不正を暴く裁判だったからまた厳しいよね。さらにはそこには罠が。ちょっと分かりにくかったけど、弁護士の仕事の正義は何かを問いかける作品だったね。
この映画を観る限りでは、アメリカの司法も大差無さそう
この作品を見る前に 悪徳警官の映画を観たので、食傷気味。
検事、判事、弁護士とロクな奴がいないこの作品
その中で唯一正しくありたいと願う弁護士の主人公
そこら辺が、ブリッジズが何度も訊く「なぜ偉大なのか」の答えだろう
法廷でのやり取りと最後のあっと驚くエンディングが面白かった。
アル中の女性弁護士、ケイトに冤罪と思われる女性のレイシ―の弁護が舞い込んでくる。話はケイトがレイシ―の証言を裏付ける証拠を見つけ出し、結局、レイシーは釈放される。
ところが、本当はレイシーが殺人を犯したことが分かり、ケイトに裏切られたレイシーが本性をむき出しにして、法廷でケイトに向かって「お前を殺してやる!」と大暴れ。レーシーの口のうまさにケイトは騙されていたのだった。
と言うか、もう一度、映画を最初から観たら普段のレイシーのコスプレ姿が冒頭に出てきて、それを観たら「こいつが犯人じゃん!」と分かった。要するにネタばれと言うことw
また、ケイトは弁護士事務所で共同パートナーにと言う出世話がくる。それをケイトは「週末は娘と会うから」と断る。
キャリアウーマンが仕事と育児に大変なのは理解できたが、ケイトのあやふやな態度を見てて「はっきりせえよ!」とイライラした。法廷で娘からかかってきた電話を見て、出るかどうか躊躇(ちゅうちょ)するし。仕事中だぞ! 電話はサイレントにしておくのが当たり前だと思うが。
最後に、『48時間』でエディ・マーフィーと共演したニック・ノルティが出演するので期待してたが、寄る年波には勝てず「老けたなぁ・・」と思った。ケイトの味方をする役だったのが唯一の救いかも。
あと、主演のケイト・ベッキンセイルが綺麗だった。役のうえではイライラしたが、今後、気になる女優さんになるかも。
よくある内容。プライベートと仕事の狭間で揺れる主人公。 どちらもあ...
よくある内容。プライベートと仕事の狭間で揺れる主人公。
どちらもあっさり描かれていて、むしろ焦点を絞ったほうがもっと濃い作品になったはず。
勿体無い。
2014.9.13
女性の涙に騙される。
女弁護士って辛いですね。
子育てや家事を疎かにすると責められるし、仕事でも男性からナメられてしまうし…。
そんな板挟みの生活の中、1人のか弱い女性を裁判することになるのですが、この裁判が凄まじいです。
死刑判決を受けていた女性ですが、証拠や証言によって判決が覆り無罪を勝ち取ります。
1人の不幸な女性を救うことができ、喜びいっぱいのはずでしたが、話は思わぬ方向へと食い違ってしまいます。
女の涙は最強の武器だということを、この作品で思い知らされました。
我が子に対しても、涙を見せずに笑顔を振りまいてほしいですね。
偽りの無い自分でいられるか
見始めた時は平凡な法廷サスペンスだと思った。
アル中で娘の親権を奪われた女性弁護士ケイト。
立ち直る為に、冤罪の可能性がある女性レイシーの弁護を引き受ける。
このまま平淡に展開するのかと思いきや、意外に引き込まれ、なかなか面白かった。
元々やり手の弁護士のケイト。
あっという間に警察の不正や検察の偽証を暴き、裁判は有利な方向へ。
一度は有罪判決を受けたレイシーを一転、見事無罪を勝ち取る。
アルコールも飲まなくなり、再び娘と過ごす時間も出来、共同経営者の話も舞い込み、最高の形で立ち直ったかに思えた。
が、まさかの真実が…!
正直、レイシーの“本当の顔”は何となく予想出来た。
あれだけ鮮やかに検察の隠蔽を暴けたのに、何故レイシーの素性に気付かなかったのかツッコミ所もある。
アル中もそれほど重石になっておらず、仕事に没頭する余り娘と溝が出来てしまった…だけでも良かったと思う。
しかし、本作は二転三転する法廷サスペンスではなく、ある一人の女性の本当の意味での再起のドラマなのだ。
アル中はそんな彼女の弱さ・脆さ。
やり手で正義感が強いという事は、プライドも高いという事でもある。
自分のミスを認め、それを正せるか。
脆い自分を受け入れ、娘に相応しい母でいられるか。
自分に偽りなく。
ケイトを演じるケイト・ベッキンセールが、女性のカッコよさと弱さを凛とした魅力で好演。
判事ジェームズ・クロムウェルも素晴らしかったのに、あんな下心があったなんて…。
ニック・ノルティーがさすがベテランの引き立て役!
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