「人類の尊さを深く、深く感じる2時間半 お薦めです。」マンデラ 自由への長い道 myaa1969さんの映画レビュー(感想・評価)
人類の尊さを深く、深く感じる2時間半 お薦めです。
人種差別、白人に弾圧される黒人の物語を観るたびに鎮痛に心を痛め、”日本が戦争に負けたのは世界の悲劇だった”といつも思う。こう書けば戦後GHQによるWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)に洗脳教育された日本では『右翼』の単純レッテルを必ず貼られる。
しかし我々日本人はアメリカに否決されたものの1900年初頭時代に『人種的差別撤廃提案』を国際連盟に訴えた崇高な民族である事は誇りに思うべき。
『大航海時代』などという威勢のいい言葉で有色人種が平和に住まう土地にズカズカ侵入し、現地人を奴隷として鎖でつなぎ、豊かな国土を貪った白人がもたらしたほんの最近までの世界の悲劇は日本が先の戦争を外交力で回避し、有色人種のリーダーとして世界秩序の均衡を保てれば多くの黒人の惨劇は縮小化できたかもしれない。
さて、この映画 世界に惜しまれながら去年末に生涯を遂げた偉人マンデラの偉大さを改めて感じる事ができる非常によくできた映画。理不尽への憤り、熱い情熱、そして溢れる涙とスクリーンに終始惹き込まれる。
人類の尊さを深く、深く感じる2時間半 お薦めです。
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