思い出のマーニーのレビュー・感想・評価
全362件中、281~300件目を表示
小さい頃の人形がヒントと思ったのにぃー
この映画は、日本人の母親なのに金髪の子供がいたり、
根室のおばちゃんのとこに療養で来たのは良いけど、
やりたい放題のアンナにありえないほどのおばちゃん夫婦の優しさw 普通ここまでされたら切れるだろw
まぁ色々納得できないとこはありますが、普通の頭脳がある方は序盤でマーニーが何かと何となくわかります
これ、わかるようにしてるのかしてないのかが微妙なところw
ネタバレが何となくわかると中盤はだるかった
最後の意外性よりその前の謎だった部分が一番 映画に引き込まれた、最後の意外性は流れでなんとなくわかるから あーーんまりエンドで感動しなかった。
監督さんビジュアルは完全にオタクなんだからTVに出たりしちゃダメだろと言いたい、広報は間違った選択したと思うね。
しかし大事にしてた人形が関係してたと思ったのにぃー、でも
俺が読めてないだけで本当は関係してたりしてw
これから見る人も見た人も 是非 考えましょうw
マロニーの いやマーニーとアンナの良い映画でした。
眠い、つまらない、でも感動。
とりあえず、予告さえ見ていれば最初一時間はいりません。
なぜならマーニーがそれくらい出てこないから。
脚本、演出、共にどうなの?
伏線ではなく、ネタバレを随所に盛り込むという、ある意味斬新な手法で全編展開。
90分近くつまらないが、ラストは感動で終われる。
うむ!ジブリ、終わったな!
とりあえず、一度、福井晴敏作品でも映像化してみてください。
とりあえず見ておくべし
以下ネタばれ全開なので注意すること。未見でも知らないよ~。
マーニー=Marnie=マミー、母親であり、この映画は自分を残して死んだ母親に対して、また母の代わりをしてくれる人に対して、「母親未満」な彼女たちを許せない主人公がどう許していくか、どう自分を愛するかという成長物語なのです。この超大前提に気づいていない人が案外多いようです。
ここからは深読みです。アンナはアニメスタッフの分身に感じます。「絵が好き、褒めて貰いたいけどシャイ」「輪に入れない」「美しいものばかり見る(マーニーとデブの女の子だったら、マーニーを選ぶ。その美しいものを描く)」
冒頭で滑り台などの風景は書き終えているのに、滑り台を滑る子供は書き直してますよね?アニメーター的発想だと思いませんか。あそこで「これはアニメスタッフである自分達の話でもあるんだぞ!」と暗喩してるんでしょう。
よく分からない釣り人?のお爺さん…断言します、アルムのおんじです(笑)。またはおんじ的なジブリの良心、又はスタッフにとって理想の「ジブリ」、または宮崎駿です。ジブリの分身であるお爺さんは、空想の世界であるマーニーとの世界に主人公を誘い、そして物語の幕引きにも船を出して現実に返すのです。その時となりに、同じ空想(映画)の話で盛り上がれる、オタクな友達がいたらそれだけでちょっと救われるじゃないですか!(眼鏡の子)孤独な子供達の橋渡し的な役目を、空想を共有させる作品でジブリが担うんだ、という決意表明みたいなものです。
と、このようになかなか詰め込まれた映画でしたよ。細かく言えば色々ケチもつきますが、概ね満足です。
まあまあだった
マーニーが出るまでがけっこう退屈でこのまま終わるような映画だったらどうしようかと心配した。
主人公が親戚に育てられている里子で、育て親に全く心を開いていない。かなりいじけた性格で好きになれないなと思っていたのだが、メガネの女の子と仲良くなった辺りから性格が明るくなって最後の方ではけっこう好きになった。
マーニーもかなりマイペースで、美人だから許される感じであった。
デブのおばさんみたいな女の子が、実に寛容な心の持ち主で、彼女が一番立派だったような気がする。メガネの女の子も明るくてかわいらしかった。
舞台となる水辺の地域がいろいろな魚が釣れそうな素晴らしい環境だった。波も穏やかで、楽しそうだった。好きにボートを乗り回して釣りができたら最高だ。
まともに働いている大人が全く出てこなかった。働いている人は滅多に帰宅せず家庭を顧みないとでも言っているような印象があった。
全体的に主人公の幻覚なのか幽霊なのか、特に何が起こるわけでもなく割とどうでもよく、わざわざ映画で見るような話でもないように思った。最初は、里子の話だ!と思って興味をひかれたのだが、最終的には濃厚に血縁の話だった。
ただ、里子支援の給付金に主人公があんなに嫌悪感を示すのはどうかと思った。生活するのにお金が掛かるのだからもらえるものをもらって何が悪いのだろう。施設で育つ気の毒な子供もたくさんいるというのに、あまりに視野が狭いし、もっと最悪を想定して生活するべきだと思う。
抱き締めたくなるほど、優しく、温かく、愛おしい
「借りぐらしのアリエッティ」に続く米林宏昌監督第2作。
「アリエッティ」が結構好きなので、米林監督の新作という事で期待を寄せていたが、今回もなかなかの好編!
やるじゃん、麻呂!(笑)
まるで60年代70年代のイギリス映画を見たような味わい。
孤独を抱えた少女、海辺の村で過ごしたひと夏、洋屋敷と謎めいた美少女…。
何処かで見たような気がする。
懐かしい雰囲気がする。
ヒロイン杏奈の序盤の描かれ方は好き嫌い分かれる。
両親を亡くし、喘息を抱え、養母にも心を閉ざす孤独な少女。
それだけなら薄幸のヒロインだが、孤独なのは勝手に殻に閉じこもり、毒を吐く。
この時点で、杏奈を嫌いになってしまう方も多いだろう。
しかし、序盤と終盤の杏奈は別人のよう。
根はいい娘なのだ。終盤では誰もが杏奈を好きになっている筈。
そんな杏奈の心を開いたのが、マーニー。
蒼眼、金髪。杏奈と初めて会った時は白いネグリジェ姿。
萌えてしまうーーー!(笑)
ジブリヒロインの中でも際立つ美しさ。
この二人に芽生える感情は、ただの友情ではない。
ズバリ、愛だ。
「blue」という秀作青春邦画があったが、同作で描かれたような思春期の女の子同士の恋慕ではなく、愛なのだ。
数奇な因果、繋がり…。○○愛とでも言うべきか。この○○に入る言葉は、映画を見終われば自然と当てはまる。
マーニーは一体何者なのか。
“普通”の女の子じゃないのは明白。
終盤明かされるマーニーの秘密は、悲しい物語でもある。
が、杏奈との関係は、包み込んでくれるような傍に居てくれるような、温かい優しさに満ちている。
舞台となる海辺の村が美しい。ああ、行ってみたい。
種田陽平による美術が美しい。ああ、住んでみたい。
「アリエッティ」もそうだが、米林作品は音楽と主題歌が心地良い。
特にプリシラ・アーンによる主題歌は、レリゴーが耳にタコで飽きた分、静かに染み入った。
本作は、全てが分かった上でもう一度見ると、また違った感じ方がある。
ファンタジックで、切なくて、温かくて、愛おしくて…。
なかなか後継者が育たないジブリに一時期危惧したが、本作を見る限り、ジブリの今後は明るそうだ。
尚、今回レビューを書くに当たって、宮崎や過去のジブリ作品と比べるような事は避けようと細心の注意を払った。
宮崎と高畑が一切ノータッチの初のジブリ作品。
いつまでも比べるような事はあんまりだし、作品に対しても失礼。
大好きな映画になりました
宮崎駿監督が引退なさってジブリの映画の質が落ちてしまうのではないかと心配していましたが、どうやらその心配はなさそうです。
思い出のマーニーは、とてもいい映画でした。
ストーリーも良かったし、人物設定も、背景の絵も素晴らしかったので星5つにしたかったのですが、有村かすみさんの声が少し合っていなかったのでこの評価にしました。
金欠だったので今回は見に行くつもりなかったけど、笑コラを見てどうしても見たくなって映画館へ行きました、無理にでも行って本当によかったです笑
最近見た映画で一番良かったんじゃないかな…?
なのに映画館はガラガラで評価もわりと低いようで、もっとたくさんの人にこの映画を見ていただきたくてコメントさせていただきました。
米林監督が宮崎駿監督の後を引き継ぎこれからもいいジブリ作品を作っていってくれることに期待したいですね。
杏奈よかったね
思い出のマーニー
観てきました・・・
16歳の頃、僕も
心を閉ざして、祖母のいる田舎に、厄介になった事があります。
朝から畑仕事に出る祖母
一日自由きままに生活する、放し飼いの犬
夕方には、犬も、祖母の家に帰ってきて、自分で玄関の戸を開け
玄関先の新聞紙の上に座ります
その音で、『おっかえってきた』と気づき
祖母と僕、そして、残りを犬が食べる・・・
何気ない日々でしたが、大切な思い出です。
ちょっと話がそれましたが
僕は、そんな経験があるので、とても感情移入が出来ましたし
ストーリや展開や描き方 など、そういった点より
やはり、この作品の メッセージ を汲み取ってほしいなあと
ご覧になれれる方に感じてほしい
ちなみに、大岩さん夫婦のサバサバした感じは
田舎の方に多い印象で
結構リアルだなって思いました。
声優さんも、別に僕は違和感なかったなぁ
僕のブログでも日記書いたので、プロフィールから、是非
ではでは♪
境界のゆらぎ
自分の10代を思い返せばだれにでも心当たりがあるであろう、夢想の世界。子供というには少し成長しているが、まだまだ世界と自我との境界がどこか未分化な時代。そんな頃の自分を見せつけられるような映画だった。
冒頭で主人公の言う輪の外と中、それは当然存在する自己と他己の境界に過ぎないわけだが、その処理を巡っておのれに絶望し尽きない悩みを抱えるのである。そんな主人公に訪れる転機が根釧地方への療養であるが、そこでも主人公は他人との距離の取り方で苦悩することとなる。話はそれるが、ジブリにありがちな、村人をおおらかで自然に生きる人と安易に美化せず、無神経である意味愚鈍な人たちとして描いているのは幻想に傾きがちな本作においてはバランスがとれていると思う。
さて、その果てに出現するマーニーはイマジナリーフレンドというほかにない存在で、その交流・友情は観ている者にとって不安を覚える程の美しさを感じる。なぜなら、それは主人公にとって幻想の中でのみ実現される理想の関係なのだから。
もちろんここで終わってしまえば単に「厨二病乙」なのだが、そこで済まさないのがこの映画の醍醐味である。徐々に浸食する現実と幻想との齟齬が主人公を好転させるに至る。嵐のサイロのシーンで
マーニーがかずひこの名を繰り返すあたりで感じる違和感がそこをよく表わしている。
そして、全ての種明かしがなされる直前の、マーニーとの別離のシーン。自分の幻想の中とはいえ、主人公は他者を赦すことを覚えるのである。それは人が大人になる過程で獲得する優しさとも言えるし、妥協ともいえる。前後は失念したが、その辺りで出てくる、半熟目玉焼きを箸で裂いて主人公が元気よく食べるシーンが、主人公の成長を表わしているようでとても好きだ。
あたたかく優しくて、本当に美しい映画
映画館でこんなに自分と向き合えたのは、初めてかもしれないです。
万人受けするような作品ではないかもしれないけど、自分自身について悩んだことのある人や今悩んでいる人には深く響くのではないでしょうか。
見終わった後、杏奈やマーニーと共にたくさんのものを見つけることができたような気がします。
それにしても草や水、食べ物、煙などがまるで自分も実際に触れているかのように美しく表現されていました。
種田さんの展覧会に行ってから、もう一度じっくり見直してみたいと思っています。
ふわふわした余韻
途中までは謎な部分が多いし、夢と現実がごちゃごちゃしていて難しく感じたしついていくのが大変だった。しかし最後の10分くらいで「はっ!!」ってなる感じがあった。終わった後も見応えは感じなかったけど、ずっとふわふわした余韻が残っていて、しばらく考えていた。最初のシーンから思い出していたら、自分の亡くなった祖母を思い出して、「あなたのことが好きよ」というマーニーのセリフが自分へのメッセージに思えて泣けてきた。劇場でもラストは感動だが、終わった後もしばらく余韻が続いて不意に泣ける。ジブリっぽくはないけど一つの物語として自分の中で大切な映画になった。
声優が……
評価が高かったので、もう一本(ALL YOU NEED IS KILL)の上映時間を潰すのにはちょうどいいかなと思って選びました。……が、主人公が義母への言葉でいきなりどん引き。感情がないと言われればその通りかもしれませんが、自分的には棒読みにしか聞こえませんでした。特に前半の棒読み加減は酷かった。マーニーの方もそれに引きずられてか棒読みに聞こえてしまって、そればっかりが気になって……。ジブリは何で毎回毎回、棒読み声優を一人以上使うのかと思ってしまいます。
ストーリーは可もなく不可もなく。ジブリらしいといえばジブリらしいかな。んー、でも主人公があまり好きにはなれませんでした(たぶん棒読みのセリフのせいかも) ボッチ自己嫌悪系の少女の成長物語にしては、他の登場人物(例えば主人公にデブと言われた子や、眼鏡の子)に比べても幼すぎて……。小中学生ならもっと違った目で見られるのかしら? 正直、成長ものとしても心の葛藤が薄すぎるんじゃないかと思いました。全体的に今ひとつでした。
最後にもう一つ気になったのは、「北海道ってそんな住宅でも大丈夫なの?」というぐらいの防寒のレベルが質素な建物ばかりでした。
新しいジブリを感じる意欲作
期待以上に面白かった。
『借りぐらしのアリエッティ』で監督デビューした、米林監督の第2作。これからのジブリを背負って立つ米林監督が、宮崎監督の力を借りずに仕上げた作品がどんなものであるか、興味深く鑑賞した。
結果、良い意味でジブリっぽさを裏切りながらも、しっかりとジブリ色も残した、新しい可能性を感じる作品だったように思う。
異色な点として、以下の通り。
・主要な登場人物は女の子のみ(男子は登場しない)
・主人公が異様な程暗い(ほぼ病的)
・ファンタジー要素は皆無
これだけでもジブリ作品としてはかなり挑戦的だと思うが、最後はしっかりとジブリ作品を観た爽快感が残っている。音楽のチョイスや敢えて男の子を登場させなかった設定など、今までたまに感じることのあった変な押し付けがましさは感じるところなく、自然と感情移入させる上手い演出だった。
今回作画監督についた安藤氏、美術監督についた種田氏の助けもあってか画像の美しさも際立ち、すべてにおいてアリエッティよりレベルが上がっていると感じられた。
宮崎監督が天才肌の独裁的なリーダーであるならば、米林監督は全員の個性を生かし、まとめることが上手いタイプのリーダーだろうか。これからの活躍が楽しみだ。
最後に感動がやってくる。
なかなかなファンタジーぶりに、途中ついていけなさそうになりましたが、ラストに向けてたたみ込まれ、最後は涙ボロボロでした。子供向けではなく大人向けだと思います。
小さなお子さんには向かないだろうな
他の方も書いていますが、「自分探し」という感じの話なので、小さなお子さん(と小さなお子さんのいる親子づれ)にはおすすめしません。一番気になったのは、見る前からからわかっていたことですが、なぜ原作通り(イギリス)にせずに北海道に舞台を移したかという点です。マーニーの館はイギリス邸宅風(たぶん)ですし、アンが一夏を過ごす家も日本風というよりはイギリス風(たぶん)です。北海道でも旅行気分を味わえるので悪くはないのですが、どうせなら原作通りの場所でロケハンしてもらえると、海外旅行の気分を味わえてもっとよかったなと思います。
とても懐かしい感じの映画
観ていて懐かしい感じをうける映画。
マーニーと杏奈の友情がうらやましい。
贅沢をいえば、マーニーと杏奈のストーリーがもう少し謎があり面白かったらもっと良かった。
杏奈が夏休みの間、静養するお家の親戚の大岩夫妻の雰囲気がとても好きだった。
安心して観られる映画。
全362件中、281~300件目を表示